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諦めの世紀

2023年12月30日
8

年の瀬に最強寒波襲来!

 

とにかく寒いですね。

 

先日も仕事で出掛けていて、命の危険すら感じてしまうような寒さでし
た。

 

読者の皆様もどうかお体を大切にしてください。

 

 

写真は、北海道庁の旧建屋
初めて北海道で生活をした時には、雪の多さに驚きました

 

 

そんな寒さの中でも、街を歩くと年末の賑わいを感じます。

 

子供の数はめっぽう少なくなってしまいましたが、その代わりに増えて
いるのが高齢者の皆さんです。

 

特に女性、そう「お祖母ちゃん」の数がとにかく増えたと感じています。

 

夕方の駅前商店街なんかを歩いていると、半分近くはお祖母ちゃんでは
ないのかと思うくらいです。

 

高齢化率と女性の平均寿命を考えれば当たり前ともいえるのですが、と
にかく半端な数ではありません。

 

先日ネット記事を読んでいると、こんな状態を反映してか、(21世紀
を)「おばあさんの世紀」と呼んでいる方もいるようです。

 

筆者も思わず共感してしまいました。

 

それもわざわざ鉛筆のように分類迄していました。

 

HB=ハッピーばあさんの略だそうです。

 

BB=貧乏ばあさんらしいのですが、鉛筆はBだけでしたよね。(笑)

 

確かに21世紀は、「おばあさんの世紀」なのかもしれません。

 

 

街はクリスマス一色ですね…

 

 

諦めの世紀

 

 

「おばあさんの世紀」を生きるお祖母ちゃんたちは、今のこの時代をど
う思っているのでしょうか?

 

裏金をつくっては、自分の懐を肥してばかりいるような政治家が、

 

医療費の自己負担を増やしたり、

 

今頃になって全世代型の社会保障制度を目指す!

 

なんてことを言っていることに怒りを感じているのでしょうか。

 

筆者は、きっとこの社会を諦めているのかもしれないな…と思うのです。

 

筆者が都市圏にあるデイサービスで勉強をしていた時に、利用者である
お祖母ちゃんたちがいつも口癖のように語る言葉がありました。

 

仕方ない…

 

この「仕方ない…」と呟くお祖母ちゃんたちの表情には哀しみすら感じ
ませんでした。

 

本当にどうしようもないんだよ…と感じるのです。

 

自分達が家族の(介護の)負担を減らすために、(行きたくもない)
デイサービスに行かなければならないのは、仕方がないこと…

 

現役時代に、地方で教師をしていた女性は、

 

こうしてご飯が食べられて、

 

お茶が飲めて、

 

ゆっくりと座っていられるだけでも有難いこと…

 

ありがたや…ありがたや…(合掌…)

 

と、よく独り言のように自分を諭していました。

 

なんとか(家に帰れる)送迎の時間まで我慢するしかない…

 

デイサービスに行って喜んでいる人等殆どいません。

 

大抵の人は、「仕方なく」行くのです。

 

そんなサービスに国は多額のお金を使っています。

 

利用者は半ば「諦めの境地」で利用しているのですが…

 

21世紀が「おばあさんの世紀」なら、21世紀は「諦めの世紀」とも
いえるのかもしれませんね。

 

 

北海道では雪や暴風の影響で、よく電車が途中駅で止まりました
その時は、ハッキリ言って「諦めるしかなかった」ですね…(笑)

 

諦めることは悪いことなのか?

 

 

「諦める」ことを仏教の教えでは、「明らむ」と書いて示すようです。

 

「明らむ」→「明らかにする」→「つまびらか(詳らか)」にする。

 

「つまびらか」を辞書で引くと、「細かいところまで省くことなく、
くわしく扱う様子」とありました。

 

「ごまかさない」ということでしょうか。

 

ようするに、諦められないのは、状態を明らかにしていないことであり、
仏教でいう「真理」や「道理」に到達していないことを指すようです。

 

こう考えると、諦めることは一概に間違っていることではないのかもし
れませんね。

 

そう一旦諦めて、よくよく考えてみる…

 

一旦、この国の社会保障制度を諦めてみる…(真剣に考え直してみる)

 

この国の社会の仕組みそのものを諦めてみる…(格差はよくないです)

 

そこから本当に必要なものに、本質を突いたものに直していく。

 

最近、老後も含めた将来の不安を払しょくする為に、投資を促す施策が
多過ぎるような気もします。

 

カネ」より「ヒト」を活かす社会にならないと、この国が良くならな
いと感じているのは筆者だけでしょうか。

 

増えていく高齢者も含めた「ヒト」を活かす社会の実現…

 

そんな社会が実現すれば…

 

そうすれば、お祖母ちゃんたちが「仕方ない…」という言葉を使わなく
なる時代がくるのかも…

 

「おばあさんの世紀」が明るい時代になることを、切に願うばかりです。

 

HBばかりの社会になればいいのですが…

 

 

2024年が読者の皆様にとって明るい年になりますように

 

 

そして、2024年が、読者の皆様にとって良い年になりますよう祈念
しております。

 

 

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

 

 

2023年も一年間このブログにお付き合いを賜り、感謝申し上げます。

 

 

2024年もよろしくお願いいたします。