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年金はいつからもらえればいいのか2

2024年02月10日
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仕事帰りのスーパーマーケット。

 

嫁に頼らず3食を自分でつくっている筆者の日課は「買い物」です。

 

野菜の価格はようやく落ち着いてきましたが、食品全体ではまだまだ高
値が続き、家計を預かるお母さん方は大変だと感じています。

 

物価は上がっても、給料は上がらない…

 

政府も経済界も声高に賃上げを謳いますが、労働者でもある庶民の皆さ
んはあまり期待していないようです。

 

この数年間の状況を見ても、望み薄なのは理解ができますが…

 

 

最強寒波の影響でとにかく寒いです 物価高で庶民は懐も寒いかも…
写真は札幌の大通公園

 

 

名目賃金から物価の影響を考慮して算出される実質賃金も、下がり続け
ています。

 

ただ、実質賃金が下がっているのは最近のことではないようです。

 

この国では実質賃金は指数の上では、バブル崩壊以降ずっと下がり続け
ているのです。

 

特に「アベノミクス」の時代には顕著に下がっていました。

 

これは少し驚きですね。

 

株高なのに豊かになったのは一部の人だけで、恩恵は庶民には回ってい
なかったのです。

 

もっと問題なのは、諸外国の実質賃金指数が軒並み上がっているのに、
日本だけが下がっているという事実です。

 

言い方を変えれば、この日本だけがドンドン貧しくなっているとも言え
るのです。

 

物価は上がっても、収入は増えない…

 

そんな中で、高齢化を迎えているこのニッポン。

 

年金受給にもその影響は出つつあります。

 

 

こんなに寒いと心の芯まで冷え込んでいきそうですね…
写真は、札幌から延びる学園都市線の「とある駅」です

 

 

繰り下げ受給の罠

 

 

以前の記事で、年金はいつから受給するのがいいのか考えてみました。

 

国は年金政策の変更で、65歳の年金受給を繰り下げれば受給額が増え
ますと、繰り下げ受給を勧めています。

 

ただ、その繰り下げを実施した方々から最近になって不満の声が上がり
始めたのです。

 

「70歳迄(受給を)我慢したが、予想していた受給額にはならないこ
とがわかった…」

 

なぜそうなるかというと、収入が増えた分、所得税と社会保障費の負担
が増えたからなのだそうです。

 

計算が狂ったと不満を言っても、後の祭りです。

 

年金も実質賃金と同じような状況になっていると言えるのかもしれませ
ん。

 

「年金だけでは、老後の生活が厳しいものになる…」

 

「繰り下げ受給しておけば、増額された分(生活に)余裕ができる…」

 

そんな想いを少し裏切られたと多くの方が感じているようです。

 

繰り下げを勧めている方(国)も、そこまで説明をしていないことがよ
くわかりました。

 

国は「70歳迄働けるようにしたんだから」と思っているかもしれませ
んが、それは大きな間違いでしかありません。

 

65歳を超えても働く人は確かに増えています。

 

70歳を超えても働ける人も増えているのは確かです。

 

問題は働き方とその処遇です。

 

 

「少年よ 大志を抱け この老人のごとく」と言ったクラーク博士
晩年まで意欲と夢を持ち続けた博士のようになるのは難しいのかも…
写真は、北海道大学キャンパス内にある博士像

 

 

結局、年金だけでは厳しい

 

 

結局、年金だけに頼ること自体に無理があるのかもしれませんね。

 

定年後に現役時代の収入レベルを上げること等できません。

 

下がっても上がること等ないのです。

 

できることは一つだけです。

 

年齢を重ねても働き続けることです。

 

収入の高さは低くなっても、働く期間が増えれば、全体的な面積は増え
ます。

 

できれば、収入の高さを少しでも高く維持できればいいのですが…

 

GDPで世界4位に転落したニッポン。

 

今後もGDPは落ちていきます。

 

(少子)高齢化と共に生産年齢人口は減っていくので当然ですが…

 

既に人手不足が深刻な業界があるように、働く人が減れば生産力は落ち
ていくのは当たり前です。

 

ここでもっと高齢者を使うべきなのですが、この国の悪しき文化が邪魔
をしているのです。

 

 

 

 

 

今も根強く続く、「年齢制限」「年齢差別」がその正体です。

 

高齢者は弱い立場で、能力が低い…

 

だから給料も少なくていい筈…

 

本当にそうでしょうか?

 

若い方と同じ仕事をしていて、同じ成果を上げていても、給料は低い。

 

これではやり甲斐等生まれません。

 

まずこの悪しき文化というか、慣習から変えていかなければ、生産人口
は増えないと筆者は考えています。

 

同一労働同一賃金、ここまでは無理でも高齢者の所得の見直しをすべき
です。

 

そうすれば、年金が少なくても将来の不安は軽減できます。

 

加えて国からすれば所得税も増えるし、社会保障費の負担もしてもらえ
るのです。

 

高齢者を「支えられる側」に置くのか、

 

それとも「支える側」に置くのか、

 

この違いは、国や自治体にとっても大きいものだと考えられます。

 

高齢者をもっと活かして、「生き甲斐」や「遣り甲斐」を持って働いて
もらえるような施策や政策がもっと必要なのです。

 

その結果で、GDPと納税額が増え、国力が高まり、社会保障費の高騰に
歯止めをかけることができるかもしれないのです。

 

この「支えられる側」と「支えられる側」のバランス、この国にとって
とてつもなく大事なことだと感じているのは筆者だけではない筈です。

 

高齢者を(この国の戦力として)有効に使うことができれば、繰り下げ
受給等のその場凌ぎの施策を打つ必要もなくなります。

 

そして、高齢者の方ももっと前向きに残りの人生に向き合うことができ
るのではないでしょうか。

 

年金と貯蓄だけに頼る(残りの)人生設計ではなく、

 

元気なうちはシッカリと働いて生計が立てられる人生設計をさせてあげ
るのが、自治体や国の使命であると筆者は考えています。

 

 

泥だらけになって餌を探す白鳥の群れ
本当はとても気高く美しい姿なのですが…
今のこの国をあらわしているような光景に見えてなりません(悲)
写真は、北海道石狩川付近の畑に姿を現した白鳥の群れです

 

 

年金の受給時期

 

 

国が年金の繰り下げ受給を勧めて以来、実際に繰り下げた方々の意見が
広まり始めました。

 

人参ぶら下げるだけでは駄目なことがわかりつつあるようです。

 

ネット上からは、

 

「人間、いつ死ぬかわからないのに…」

 

という声も聞こえてきます。

 

確かにその通りですね。

 

年金受給を少しでも減らしたい国
(でもこの考え方、自転車操業と同じですよね…)

 

問題の本質的な解決にはなっていないようにも感じます。

 

もっと国民が前向きに国難に立ち向かえるような施策・政策がないので
しょうか?

 

筆者も来年65歳です。

 

年金は予定通り受給を開始する予定ですが、できる限り働き続けて、
支える側」に自分を置き続けてみたいと思っています。

 

できる限り長く、多くの方が「支える側」に身を置く為にも国にはお願
いしたい…

 

高齢者でも、馬鹿にされずに、「やり甲斐」と「生き甲斐」を持って
社会に貢献できるような社会基盤を創って欲しいと…

 

もっと(高齢者も含めた)国民を活かす方法を考えて欲しいものです…

 

年金受給を開始する時期は人それぞれ違うかもしれませんが、年金だけ
に頼らず生きる期間を長くした人が増えれば増えるほど、この国と社会
に貢献できることだけは確かな筈です。

 

 

今回の記事は、ネットに拡散し始めた「年金繰り下げ受給者」の不満の
声を元に年金の時給時期とその課題について考えてみました。

 

まだまだ不完全燃焼の時代は続きそうですが…

 

諦めてはいけないですね…

 

 

今回の記事も最期まで読んでくださり、感謝申し上げます。