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あと何回会える?

2024年08月17日
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南海トラフ地震臨時情報が発表されました。

 

とうとう、その時が来たのかと思いながらも、東京から戻ってすぐの出
来事で少し戸惑ってしまいました。

 

直前まで首都圏で仕事を済ませた後、孫と一緒に新幹線三昧をしてきた
ばかりだったからです。

 

テレビに映る新幹線が止まっている映像を見ながら、少し時間がずれて
いれば大変だったのだと理解することができました。

 

 

有名な海水浴場がある和歌山県白浜行きの電車です
パンダをモチーフにした電車を孫が見ればきっと喜んで乗るのでしょう
でも、今は地震の影響で海水浴場は閉鎖されています(残念ですが)

 

 

8月中旬は孫1号の誕生日です。

 

新幹線(と電車)が大好きな孫1号、毎年7月に入るとリクエストが入
ります。

 

「今年は、東北新幹線(ハヤブサ)に乗りたいな!」

 

昨年は北陸新幹線でした。

 

「今年は東北か…」

 

加えて追加のリクエストは、「温泉」と「牛たん」だったのです(笑)

 

孫の期待に応えるために、お爺ちゃんは頑張りました。

 

しかしながら、

 

「なんで小学生低学年なのに温泉なんだよ」

 

と、息子に確認すると、

 

ユーチューブの影響だとわかりました。

 

時代も変わったものです。

 

孫もそれなりに期待しているようなので、綿密なスケジュールを立てて、
張り切って出発しました。

 

朝早く東京(八王子)を出て、東北新幹線で目的地まで…

 

 

 

なぜ、小学生が温泉なのか理解に苦しみます
ユーチューブやネットの影響は予想を遥かに上回っているようです

 

 

東京には夕方に戻り、東京駅地下の専門店街でプレゼントを選んでもら
いました。

 

欲しくないものを送るより、自分の好きなものを選んでもらう方がよい
と考えて、いつもそうしています。

 

1日中、孫と一緒に過ごし、その成長を実感することができました。

 

この孫1号、生まれた時に羊水を飲み込み、仮死状態になった関係で、
きちんと育つか分からないと医師からは告げられていました。

 

でも、早いものでもう9歳です。

 

孫の笑顔を見て、ほっと安堵するお爺ちゃんでした。

 

 

とても暑い夏です 今まで経験したことのないような酷暑
自然災害だけでなく、地球温暖化による影響も大きくなってきました

 

 

 

年に何回会える

 

 

 

同行する息子と筆者の仕事の都合で、毎年日帰りの強行軍となっていま
す。

 

お盆の混雑を避けるために、お盆休みの前に日程を設定している年中行
事でもあります。

 

孫と会えるのは、1年に2回程度です。

 

東京と関西の離れ離れに暮らすので仕方がないのですが…

 

そんなもんだろうと思うのですが、意外と少ないのです。

 

なぜ、少ないといえるのか…

 

それは筆者の寿命とも関係があります。

 

基礎疾患を持っている関係で、長生きができそうにない筆者。

 

仮に寿命が70歳とした場合、あと6年足らずです。

 

単純に6年×年2回としても、あと12回しか会えないことになるので
す。

 

孫との新幹線旅行もあと6回ということになります。
(ずっと新幹線旅行を希望するのかはわかりませんが…)

 

 

 

縁があり、家族と出会えたと考えれば、家族の概念は変わるのかも…
とある温泉旅館に掲げられていた言葉です
シンプルですが、家族にも当てはまるのかも…

 

 

 

この計算、孫だけでなく子供にも当てはまります。

 

子供たちは全員社会人となって巣立っていきましたが、年間会えるのは
数度だけ。

 

孫の計算がそのまま子供にも当てはまります。

 

子供たちが巣立つ前は、毎日顔を見ていたのに、それが残り10数回し
か会えないということになるのです。

 

こうして冷静に計算すると、とても少ないことが実感できます。

 

生きている間に(家族の為にも、自分の為にも)いろいろやっておきた
いことがある筈なのです。

 

遺産相続や家の取り扱い等は全く別次元のことかもしれません。

 

子供たちや孫たちの為にやり残したことはないかと考えるような機会は、
なかなかあるものではありません。

 

そして、家族以外にもお世話になった方や、大事にしている方がいれば、

 

「あと何回会える?」

 

と計算をしてみてください。

 

残りの回数が少なければ少ないほど、自分の役割りや、やっておきたいこ
とが見えてくるような気もします。

 

決して、長生きできないことを前提にするのではなく、

 

会えることの大事さがわかれば、

 

その関係性も今までよりずっとよくなるのではないか、

 

と筆者は考えています。

 

この計算、家族を今よりももっと大事にする良い機会にして頂ければ幸
いです。

 

以前の記事でもご紹介したように、この国は自然災害が多く、国民の幸
福度が低い要因の一つにもなっています。

 

いつ、どこで、自然災害に見舞われるかわからないのです。

 

だからこそ家族とのつながりを少しでも増やしておくことは、長い人生
の中でとても重要なことだと筆者は思うのです。

 

今回の記事は、孫との新幹線旅行で感じたことを記事にしてみました。

 

いつ来るかわからない地震に怯えるのではなく、

 

今年も水害を伴って襲ってくる台風の準備もしっかりしながら、

 

自分(と家族)の人生を少しでも「幸せ」に近づけていく努力は怠らな
いようにしたいものです。

 

 

今回の記事も最期までお付き合い頂き、感謝申し上げます。