どこまでも行こう
久しぶりにノンビリできた週末でした。
最近、土日(曜日)も仕事で出かけていて、全く休みがない状態が続い
ていました。
無理をすると、体調維持が難しい年齢になったのかもしれません(笑)
そんな解放感に浸っている時に、あるメロディーが頭に浮かびました。
それも急に…
不思議です。
その歌は、かなり前にタイヤメーカのCMの挿入歌として結構流行ってい
たものでした。
「どこまでも行こう~」
(確か行こうが、「いこう」ではなく、「ゆこう」だった筈です)
「道は厳しくても~」
「口笛を吹きながら~」
「走って行こう」
短い曲ですが、1番から5番まであり、少しずつ歌詞が変っていきます。
作詞・作曲は、TVドラマでも活躍された巨漢の故小林 亜星さんです。
歌詞の中で、歩いていく道が、「厳しかったり」「険しかったり」「苦し
かったり」するだけでなく、道がなくなったりするのですが…
この曲は、
そんな厳しい境遇にも負けずに、
「強く生きていこうぜ!」
という人生へのエール(応援歌)でもあるかのようです。
筆者は、こんな曲が最近凄く減ってしまったような気もするのです。
人生は厳しい…
でも、(いくつになっても)挑戦する気持ちを忘れてはいけない。
こんな勇気がもらえる曲がもっともっと増えればいいなと思いました。
まだまだ酷暑が続きますが、よく見ると秋の気配を感じることができます
写真は、神戸ワイン発祥の地「神戸ワイン城」の敷地内です
実は日本の漫画にも
先日TVの番組で、日本の漫画が取り上げられていました。
海外の方々にも絶大な人気を誇る日本の漫画ですが、その原点にも
「挑戦」という文字が隠されていたことを発見したそうです。
なぜなら、外国の方々へのアンケートの中で、この「挑戦」という言葉
がたくさん踊っていたからです。
単純に面白いから読んでいるのではなさそうです。
多くの(日本の漫画の)読者が、「挑戦することの大事さ」と「諦めな
い心の尊さ」を日本の漫画から感じていたというのです。
外国の方にとって、「ONE PIECE」や「ドラゴンボール」は面白いから
見ているだけでなく、勇気をもらえる大事な宝モノのような存在だった
わけです。
筆者は、残念ながら漫画やアニメは全く見ません。
電車の中で、スマホを使って漫画やアニメ、ゲームを楽しんでいる人を
見て、
「何が楽しんだろう?」
「そんなに熱中するほど面白いんだろうか?…」
不思議なものを見ているかのように見ていた筆者がよくわかっていなか
ったということになるのかもしれませんね。
それほど現代人は、エールをもらえる対象を欲しがっているのかもしれ
ません。
この国の社会も元気がないのですが、向日葵まで元気がなさそうです
暑いからでしょうか(笑)…それとも…
これで勇気はもらえるのか?
筆者の住んでいる街で、今度選挙(市議会議員選挙)があります。
選挙前になると、皆さん急に駅前に立って挨拶を始めます。
真面目で誠意のある議員さんは、選挙が無くても定期的に駅前に立ち、
議会の状況を説明するビラを配布しています。
それに対して特定政党の方々は、いつも選挙前になると駅前に立ちます。
(強力な組織票を持っているために余裕があるのかもしれませんが…)
地元選出の国会議員も応援に駆けつけていました。
ただ、挨拶だけで、市民に勇気を与える言葉はありませんでした。
挙句の果てに「オリンピックに(日本代表として)出ました」とばかり
に見たことも聞いたこともない新人候補を擁立していました。
筆者は、その光景を見てガッカリしてしまったのです。
筆者が住む街のマスコットキャラクターにもなっている雉(野生)です
よく駅のホーム近くに現れ、美声(奇声?)を聞かせてくれます
知名度ならこの雉の方が上かもしれませんね(笑)
説明責任を果たさず、国民を無視する政治家より雉に任せた方がちゃん
と働いてくれるかもしれません…
政治とカネに対する説明責任も全く果たさないままに、この期に及んで
まさか知名度勝負なのでしょうか。
さすがに開いた口が塞がりませんでした。
せめて「どこまでも行こう」くらい歌ってほしいものです。
国レベルでは、政党のトップを選ぶ選挙も始まっています。
ただ、国民に説明責任も果たさないまま、様々なコメントを聞いている
と、とても違和感を感じてしまいます。
こんな状況の中で、市民や国民にエールを送ることができる政治家はい
ないのでしょうか。
そんな政治家が早く出てきてほしいものだとと感じてしまいました。
株も急落していきそうで、これから経済も今以上に混沌とするのかもし
れません。
こんな元気の出ない社会の中で、国民にエールを送り、挑戦することを
促せる真のリーダーが出てくることを願うばかりです。
筆者の頭に浮かんだ「どこまでも行こう」の歌詞に、作者である小林亜
星さんが込めた想いを理解できるリーダーが必要なのです。
今回の記事は、筆者の頭に突然現れたある歌についてご紹介してみました。
今回の記事も最後まで読んでくださり、感謝申し上げます。