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サインが出たら

2024年12月14日
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木まで老朽化

 

 

このブログの記事ではたくさんの老朽化を取り上げてきました。

 

人はもちろんのこと、

 

水道管や橋等の社会インフラ、

 

そして、ペットでもあり家族でもある犬、

 

今度はとうとう、我々の生活環境をサポートしてくれる木々までもが老
朽化しているというのです。

 

東京で活動している時には、八王子を拠点にしていたのですが、その隣
街である日野市でも倒木(枝)によって被害が出ています。

 

筆者も歩いたことがある道でした。

 

 

八王子市と日野市の中心には、浅川という大きな川が流れていて河川敷
には
住民が憩えるスペースが整備されています
そんなところで倒木があれば、大変なことになりそうです

 

 

そして、今度は地元神戸でも…

 

人の被害こそなかったものの、車が凹んでしまったそうです。

 

安心して道も歩けなくなりました。

 

樹齢数千年と言われて、観光客もたくさん訪れる屋久島の屋久杉は、2千
年から3千年生きているといわれているそうです。

 

でも、人間の寿命を考えると本当に正確なのかどうかはわかりませんね。

 

仕事の都合でよく立ち寄る兵庫県西宮市役所の近くにある大きな楠の木
は、樹齢が百年を軽く超えていると案内板に書いてありました。

 

こう書くと、木はとても長生きだと思うのですが、実はそうではなさそ
うです。

 

専門家の話では、普段我々が見ている木の寿命は10年から数10年ら
しいのです。

 

前述の被害が出た木は、高度経済成長期に植えられたものらしく、想定
ですが、樹齢が60年くらいの木だと思われます。

 

木も生き物と考えると、寿命があるのです。

 

 

神戸や近隣の町には六甲山系から流れ落ちてくる水を流す川があります
その川沿いにはたくさんの木が整備されています  写真は芦屋川

 

 

あらゆるものに寿命がある

 

 

筆者の自宅にある植栽の木にも変化があります。

 

我が家には3人の子供たちが生まれました。

 

誕生の記念に、生まれた季節に綺麗に花が咲く木を植樹しています。

 

長女:8月生まれ  ムクゲ

 

長男:4月生まれ  ハナミズキ

 

次男:2月生まれ  ロウ梅

 

いずれも子供の成長と共にとても大きくなったのですが、20年を超え
た時ぐらいからキチンと手入れをしないと元気がなくなってきました。

 

やっぱり、木にも寿命があるようです。

 

 

同じ季節でもいろいろな花が咲く木がありますね
もっといろいろ調べて植樹しておけば良かったのかも…
写真は今年見つけた(木の)花の中で一番だった花です

 

 

でも、寿命があるのは当たり前かもしれませんね。

 

家の中を見渡しても、家電製品は壊れたら取り換えるし、照明も水回り
も全て寿命がきたらパーツを入れ替えます。

 

先日、車を法定の車検に出したのですが、足回りに欠陥(老朽化)が見
つかりました。

 

これでは車検に通りません…

 

部品を交換しますね…

 

こんな生活用品であれば、部品を取り換えるだけで済むのですが、人間
の体はそうはいきません。

 

腎臓のように2つあるパーツもありますが、人間のパーツは残念ながら
1つしかないものが殆どです。

 

簡単に交換はできないのです。(臓器移植は存在しますが)

 

ただ、人間の体はよくできていて、必ずHELPサインを出してくれます。

 

そのサインを見逃さず、キチンとケアをすることが大事です。

 

そして、何度も記事でご紹介してきたように「食事」と「環境整備」、
ストレスを貯めないことが重要です。

 

クヨクヨ考え過ぎない…

 

倒木した木はサインを出すことはできませんでした。

 

神戸のケースでは、最近(木の)診断を受けたばかりだったそうです。

 

自分のことは自分が一番わかるのが…人間です。

 

高齢期になったら、頭を切り替えて、

 

無理しない

 

過信しない

 

「何とかなるよ」で済まさない

 

サインが出たらすぐに手を打ちたいものです。

 

 

画像素材:いらすとや  内臓だけでも五臓六腑と言いますね…
人間の体には様々なパーツがあります 
1つくらい悪くなるパーツがあっても不思議じゃないですよね…

 

 

 

誰もが寿命が尽きる時がくる

 

 

子供の頃からとてもお世話になった恩師が亡くなりました。

 

男性で90歳超えは大往生といえます。

 

大企業でとても偉くなられましたが、定年後も中小企業診断士として中
小企業の支援を80代まで続けてこられました。

 

親を亡くして野良犬同然の筆者と実弟を助けて頂いた大恩人でもありま
す。

 

死に目に会うことができず、奈良にあるご自宅で手を合わせることにな
りました。

 

高齢者施設にも入らず、最後までご夫婦仲良くご自宅で過ごされました。

 

近居している医者の息子さんに最後を看取ってもらったそうです。

 

高齢でも社会に貢献し続け、最後まで住み慣れた自宅で過ごす…

 

理想の高齢期を過ごされた恩師のようになりたいと思います。

 

 

写真は奈良公園

 

 

衰えていく自分のパーツとうまく付き合いながら、最後まで自分を社会
に活かしていく。

 

自分の身体から発するサインをよく見ながら生きていきたいものです。

 

 

今回は、奈良から兵庫へと戻る電車の中で思ったこと、感じたことを記
事にしてみました。

 

 

今回の記事も最後まで読んでくださり、感謝申し上げます。