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高齢社会にも二刀流

2025年07月05日
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最近、MLBで大活躍する大谷翔平選手の話題で持ちきりですね。

 

今迄もニュースのスポーツコーナーでは頻繁に取り上げられていました
が、二刀流が復活した6月の中旬あたりから凄い勢いです。

 

まだピッチングは1~2イニングだけですが、

 

“時速102マイル(164Km)” が出た…

 

とか…

 

凄い変化球で相手打者が青ざめた…

 

とか…

 

とにかく大騒ぎになっています。

 

ホームランも、もう30本の大台に乗っています。

 

投球を始めた関係で、昨年のように盗塁こそ無くなりましたが、とにか
く半端ない活躍です。

 

というよりも、話題独占と言ってもいいほどです。

 

筆者も少年時代は草野球選手でしたが、最近はテレビで野球は見なくな
っていました。

 

それが今は、早起きしてBS放送でMLBを観戦しています。

 

試合場が米国の東海岸だと午前3時試合開始なんてこともあるのですが、
頑張って早起きして、大谷選手を応援しています。

 

大谷選手はどうしてこんなに人をワクワクさせることができるのでしょ
うか…

 

普通の人ができないことをしている人に対する憧れみたいなものでしょ
うか…

 

大谷ファンは、少なからずこの憧れみたいなものを感じているような気
がするのです。

 

 

BS放送で大谷選手を見ることがある意味楽しみになってしまいました
お酒を飲む時の楽しみに似ているような気がします
試合時間が早朝やAM時間帯が多いので晩酌しながら観戦できないのが
とても残念です(笑)

 

 

大谷選手が所属するロスアンゼルス・ドジャースが敵地で対戦する時で
も、敵チームのファンまでもが彼のプレーを見るのを楽しみにしている
ことがわかります。

 

敵地でもファンを魅了することができる異次元の選手だと言えるのです。

 

投手として投げ終わってすぐに防具を付けて打席に向かうなんて姿は、
他では見ることができません。

 

レベルが違うということなのでしょうね…

 

とにかく凄くて、その影響や経済効果も絶大です。

 

 

高齢者の二刀流もカッコいいかも

 

 

投手はピッチングに専念するもの…

 

野手は、守備をしながら打撃を頑張る…

 

日本の野球のように投手が打席に立つという仕組みがないMLBでは当た
り前で、先発投手は1試合で100球くらいまでしか投げないという暗
黙のルールまで存在しているようです。

 

そんなルールを超越して活躍できるから、みんなドキドキするのかもし
れませんね。

 

ある意味、癒しと言ってもいいのかも…

 

 

大谷選手の活躍が、現代人の癒しにもなっている気がします
まさに温泉効果、体も心も温まるという感じでしょうか

 

 

MLBですら暗黙のルールに縛られています。

 

そう、日本人が大好きな暗黙のルールです。

 

一時期「忖度」という言葉が流行りましたね。

 

とかく「型」に嵌めたがる日本の社会…

 

65歳になったら高齢者ですよ…

 

65歳超えたら、働いても非正規で超低賃金は当たり前ですよ…

 

少子高齢化等、課題と問題が山積のこの日本社会だからこそ、暗黙のル
ールを打ち破る必要性があるのかもしれませんね。

 

65歳以上が、高齢者だとする暗黙のルールも変えていく必要があるの
かもしれません…

 

年金支給年齢を70歳まで引き上げたいのであれば、国が主導してルー
ルを変えていくことも必要なのかもしれないのです。

 

高齢者という「型」を無くせば、60歳や65歳を超えても元気に働き
続けることができそうだと考えるのは筆者だけでしょうか。

 

付け加えるのであれば、年齢という「型」を無くして、能力第一主義に
すれば大きな課題を解決することも可能だと思うのです。

 

それができれば、65歳以上の方々も二刀流が可能となります。

 

 

「型」にハマってしまうとドッと疲れが溜まってしまいそうです
たまにはそんなものに関係なくノンビリとしたいものです

 

 

年金生活 + 低賃金非正規雇用

 

こんな低レベルの二刀流ではなく、

 

年金貰いながら好きなことをして地域にも貢献し、

 

なおかつ自分の能力を活かす形で働いて社会にも貢献する。

 

こんな二刀流も可能となるのです。

 

以前の記事でもご紹介したとおり、働く対価が能力に見合うものであれ
ばあるほど、消費という形で地域経済にも貢献できることになるのです。

 

これって、「いいことづくめ」だと言えませんか?

 

 

この歳になると、やっぱり楽しみは美味しいお酒と肴ですね

 

 

実現は難しいことかもしれませんが、方法は一つだけ。

 

この国の社会が持つ年齢に対する風土と文化を変えるだけです。

 

しかしながら、これができればこの国が持つ多くの課題と問題が解決で
きるのです。

 

そして、多くの「65歳以上二刀流」が誕生していきます。

 

この「65歳以上二刀流」が、社会に及ぼす影響と(経済)効果は計り
知れません。

 

もし、「大谷級」の「65歳以上二刀流」が数多く生まれた時には、本
当に「地方創成」が実現できる可能性すらあると筆者は考えています。

 

政治家が10年以上も「地方創成」と言いながら実現できなかった地域
を再生する施策を市民が中心になって実現できればどんなに素晴らしい
ことでしょう。

 

地域に多くの「大谷級」の「二刀流」が現れればどんなことになるのか…

 

こんなことを考えるだけでも心の中が明るくなりそうです。

 

そうです。

 

大谷選手は米国のMLBで「投打の二刀流」で活躍していますが、国内の
「大谷級」の「65歳以上二刀流」が活躍できれば、この国に明るさが
戻ってくるかもしれないのです。

 

そう、この国にももっとたくさんの二刀流が必要なのです。

 

この国に生まれた二刀流が能力を活かして活躍する社会になれば、今ま
で全く対策の効果が出ていない少子化にもピリオドを打てるかもしれま
せん。

 

投打の二刀流である大谷選手はたった一人だけですが、凄い経済効果を
生み出しています。

 

3千6百万人を軽く超える高齢者がいるこの国で、その中の1%の方が
二刀流になったと考えた時、経済効果はどれくらいになるのでしょうか

 

高齢社会が創造した二刀流が活躍する時のインパクトにはどれほどの力
があるのか…

 

その結果で、どれほどの経済効果があるのか…

 

株価は高く、識者は好景気という言葉を使いますが、国民はその実感を
感じることが全くありません。

 

 

あまりの暑さで下を向く向日葵
物価高と低賃金に苦しむこの国の国民の姿に酷似していませんか…

 

 

そんな中で二刀流が活躍できる社会になれば、国民も好景気を実感でき
ることができるようになるかもしれないのです。

 

その時、出生率がどう変わるのか…

 

労働者の賃金がどうなるのか…

 

国民が笑顔になる社会が、どうすれば実現できるのかを考えることは悪
いことではなさそうです。

 

 

今回の記事は、投打の二刀流で活躍する大谷翔平選手に肖って、高齢社
会の二刀流について考えてみました。

 

もうすぐ大きな選挙がありますね。

 

でも、残念ながら国民がワクワクするような施策は見当たりません。

 

政治家は、どうすれば国民に笑顔が戻るのか真剣に考えてみる必要が
あるのではないでしょうか。

 

 

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。