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星に願いを

2025年11月01日
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今朝は4時に目が覚めてしまいました。

 

2階にある寝室のカーテンを開けると、とても綺麗な星空でした。

 

全戸一戸建ての街の空は、遮るものがなくて、とても広くて大きく見えます。

 

窓からちょうど冬の星座の代表格ともいえるオリオン座が、お隣りの家の屋根の上にドッカと乗っかるように見えました。

 

狩人オリオンの体の部分を示す4つの星(四角形)の中に、3つの星が並ぶ有名な星座の一つです。

 

都会で見ると、見えるのはこの7つの星くらいです。

 

でも今朝は信じられないくらいの数の星を見ることができました。

 

寒いので窓越しから見たにも拘わらず、4つの星に囲まれたエリア内だけでも、3つ星以外に20を超える星や星雲が確認できました。

 

四角形を形成する星の一つで赤い一等星ベテルギウスのすぐ傍には、別の星が見えてビックリです。

 

普段は見えないその星は、狩人オリオンのイヤリングのように輝いていました。

 

画像素材:いらすとや  「冬の大三角形」も綺麗に見えました…
オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン

 

 

「肉眼でもこれだけ見えるんだ…」

 

と暫く見入ってしまいました。

 

今ちょうど、オリオン座流星群が見える時期で、ピークは4日ほど前だということは知っていました。

 

4日前、早起きした時は、天気が悪くて星は全く見えませんでした。

 

今日は偶然起きて綺麗な星空…

 

ラッキーでした。

 

10分くらいの間に、2つ流れ星も確認することができました。

 

流れ星が流れる間に3回願い事を唱えると、その願いが叶うと聞いたことがあるのですが…

 

でも、こんな短い時間でそれは不可能です(笑)

 

「早起きは三文の徳」といいますが、今朝はちょっと得をしたなと思いました。

 

星に願い事はできませんでしたが、筆者には大事な願い事があります。

 

それは、「生涯現役

 

高齢者の仲間入りをした筆者にとって、「生涯現役」は夢でもあり、志でもあるのです。

 

 

人も落葉前の紅葉のように、高齢でも輝くことができるのですが…

 

 

成長は本当に可能か?

 

 

第104代内閣総理大臣に就任した高市総理が、所信表明で面白いことを言っていました。

 

「賃上げの為に、まずは(経済)成長」

 

岸田政権発足時も、「成長と分配」と言っていましたが、その言葉は数カ月で消えて無くなりました。

 

国内産業の殆どが成熟産業で、成長は見込めない…
(確かに経常利益だけは伸びているようには見えますが…)

 

前回の記事で取り上げたAIも、世界に先行されてしまっていますし…

 

半導体も、一度旗を降ろしてからの再挑戦で厳しいモノがあります…

 

政府の言う戦略分野は、既にレッドオーシャンかもしれません。

 

そんなことはよくよく考えればわかるような気もしますが…

 

成長しているのは、詐欺産業(詐欺商法)くらいです。

 

(笑い事ではありませんね…)

 

そんな実現が難しいことを考えるより、元気であればいつまでも働ける生涯現役社会の実現の方が、ズッと現実的だと思うのです。

 

超高齢化に悩むこの国にもピッタリです。

 

足元をシッカリと見ることも大事なことではないかと思うのですが…

 

 

画像素材:いらすとや  
残念ながら、活き活きと働く高齢者を見かけることは殆どありません

 

 

70歳を超えても働ける人は増えました。

 

でも、生き甲斐や遣り甲斐を感じながら働ける人はほんの一握りかもしれません。

 

働く条件がその理由かも…

 

だから働きたくないと思う高齢期の方々も多いのではないでしょうか…

 

ワークライフバランスという言葉があります。

 

働き方改革が推進されて、

 

働き過ぎるな(残業するな)…

 

休日に働くな!

 

もっと休め!

 

以前の記事でもご紹介したように、

 

労働時間が問題なのではなく、

 

労働の質が問題だということをもういい加減気付いてもいいのかもしれませんね。

 

新任の総理大臣も、”ワークライフバランスなんて止める”と発言して物議を醸していますが、高齢期になるとワークライフバランスという言葉は必要が無くなるのではないかと感じています。

 

無理をする必要もなく、

 

時間を制限することもなく、

 

自分に見合った働き方で能力を発揮する。

 

でも、高齢になってもまだまだ十分働ける人が殆どです。

 

高齢者の皆さんが ”身の丈に合った” 働き方ができるようになれば、GDPも自然に大きくなるし、消費を含めた経済も成長すると思うのは筆者だけでしょうか?

 

 

以前の記事でも度々ご紹介してきた簡単な数式です
GDPもこの10年ずっと横ばいか下降線を描いています
(生産年齢人口の中身を見直し)労働力を確保できれば変わります

 

 

これからもすごい勢いで高齢者が増えていきます。

 

前期高齢者(65~74歳)の皆さんの多くが働けることになるだけで、それこそ経済効果が絶大です。

 

人口減少

 

少子高齢化

 

生産年齢人口減少

 

生産年齢人口が激減するなら、外国人を使う?…

 

もっと活かせるものがこの国にはある筈なのですが…

 

成長が見込めないことがわかっている経済を成長させると言うより、この国が持っている資源をもっと有効に活用する…

 

この国にある唯一の資源…

 

そう「人」です。

 

その人(国民)をフルに活用すれば、高齢期の方々の将来の不安が軽減されて、消費が増える筈なのですが…

 

物価高を超えるだけの賃上げができていない現実…

 

賃上げができているのは大企業だけで、中小企業の賃上げは低いままになっている現実…

 

生活が苦しいと感じている国民の割合は増えていく一方…

 

そして、年金だけでは食べていけない現実…

 

このまま経済を成長させると言っても、現実味が全くありませんね。

 

筆者の願い事が、実現できればこの国の社会はどう変わっていくのでしょうか…

 

今朝は綺麗な星空を眺めながら、本当に願い事をしてみたくなりました(笑)

 

願い事は、なかなか叶わないことを知っていながら…

 

 

今回の記事は、筆者の独り言のようになってしまいました。

 

お詫び申し上げます。

 

さあ~、今晩も綺麗な星空が見れるでしょうか?

 

今回の記事も最期までお付き合い頂き、感謝申し上げます。