誰の為に
列島に大きな爪痕を残したダブル台風は温帯低気圧に変わり、ようやく雨が止みました。
暴風域こそ無かったものの、観測史上最高の雨量を記録するところが後を絶たない状況が続き、そこに大きな地震も続いたことで不安を感じた方も多かったのではないでしょうか。
とにかく、雨の降り方が尋常ではありませんね。
筆者が活動するエリアも、週末の帰宅ラッシュに電車が止まり大混乱をきたしていました。
駅の電光掲示板に表示される「遅れ」の時間数字も時間が経つにつれて大きくなっていきます。
(遅れ)30分
45分
60分
そして、とうとう「いつ(電車が)来るのかわからない…」という状態に…
改札前で落胆して肩を落とし、呆然とする方がドンドンと増えていくのを目にしながら、鉄道会社によって対応が変わる状況に疑問を感じました。
画像素材:いらすとや こんな可愛らしいダブル台風ならいいのですが… 2つの台風が梅雨前線を刺激して各地に大雨をもたらしました
沿線の運行状況を案内する設備が整った大(鉄道)会社はすぐに電車が止まるのです。
それも頻繁に…
しかも、遅延も常態化しています。
キチンと動いているのが珍しいくらいです。
筆者も乗り換えの為にこの鉄道会社の駅に着いたら、必ず遅れが無いことを確認してから電車待ちの時間を有効に使うようにしています。
どうやら筆者と同じ想いの方は他にもたくさんおられようです。
そう、この会社に対する(お客様からの)信用は高くありません。
大きな地震の時も…
脱線事故の時も…
酷い(顧客に対する)対応でした。
打って変わって、直ぐ近くで運行する小さな鉄道会社は、まったく問題なく動いていました。
この大雨でも、少しの遅延もありません。
と言うより、年間を通して遅延が殆ど無いのです。
この小さな鉄道会社は山岳鉄道で、大きな鉄道会社より遥かに難しい状況に置かれている筈なのですが…
職員も少なく、体制も十分ではありません。
運行状態を表示する大型ディスプレイもありません。
でも、何かあった時の対応は、(大きな鉄道会社とは)大きく変わるのです。
そこから、この2社がお客様や地域社会のことをどう考えているのかという違いがわかるような気がするのです。
難しいことではないのですが…
相手(お客様)の立場に立てば、すぐにわかることだと思うのですが…
赤や青文字の遅れを表示する電光掲示板を見ているより綺麗な花を見ている方が心が落ち着きますね…
相手の立場に立てば
電光掲示板からの、それまであった(大幅に遅れている電車の)表示が消えて無くなっても、駅の案内放送はありません。
「どうなっているのか…」
誰かが駅員に問い合わせて、初めてアナウンスがあるような状態です。
いくら待っても電車が来ないことがわかった方々の顔からは、言いようのない怒りのようなものを感じました。
随分と待った上に、
電光掲示板の表示より遅れて、
お客様から聞かれて初めて電車が来ないことがわかるなんて酷い話しです。
大きな会社で、体制も、教育もしっかりしている筈なのですが…
でも、こんな状態がもうずっと長く続いているのです。
何かあると、いつも大混乱しています。
良化することもなく…
改善されることもない…
お客様や地域社会のことを考えていれば、何かが変わる筈ですが…
何も考えていないかもしれないという心配だけが残ります。
この会社、大きな脱線事故で多くの犠牲者を出しました。
毎年、この事故が起きた時期が来ると、駅に社長名で大きな告示が掲示されます。
謝罪と共に、二度と起こさないという決意が書かれているのですが……
この文章の中身を理解して目を通す人は少ないのではないかと筆者は思うのです。(あくまでも筆者の感想です)
常態化する遅延
何かあれば大混乱
お客様に誠意あるアナウンスすらない
こんな会社のトップの決意表明を信用する方がどれほどいるのか疑問ですね。
通り雨の後の虹、でもその雨の降り方が尋常ではありません… 命の危機を感じるような降り方です
誰の為の戦争?
アメリカとイランの戦争も休戦状態になってからも小競り合いが続いているようです。
一体いつになったら終わるのでしょうか…
石油不足に起因する混乱はまだまだ続きそうです。
と言うより、今考えると何のための戦争だったのかとても疑問に感じます。
本当にイランの核開発が問題だったのでしょうか?
誰が得をしたのでしょうか?
いや、誰が得をする為に始めたのでしょうか?
ロシアとウクライナの戦争も、もう4年以上続いていて膠着状態が続いています。
いろいろと(戦争を始めた)理由はあるのでしょうが、誰が得をしたのでしょうか?
誰の為の戦争なのでしょうか…
良くわからなくなってきました。
誰の為なのか…
誰の為の経済活動でしょうか…
企業もよく考えてみる必要があるのではないでしょうか…
「企業は社会の公器」 この言葉が正しければ、社員もお客様も大事にする筈なのですが… 今は株主のような金持ちばかりが大事にされる変な社会になりました… どんな器が正しいのでしょうか…
社会に貢献する
企業であれば、事業活動を通して利益を上げて、納税して社会に貢献することできます。
ただ、その事業活動の中身でも社会に大きく貢献することも大事だと思うのです。
前述の鉄道会社もお客様を移動させるという事業を通して、大きく社会に貢献しています。
まさに社会になくてはならない存在です。
だからこそ、誰の為に事業をしているのかということを忘れてはいけないと思うのです。
それがわかっているのであれば、何かイレギュラーなことが起きた時に、その誰かにどんな対応をしなければならないのかがわかる筈です。
会社側の指示が無くても、
マニュアルが無くても、
できるはずです。
それが信用に繋がることは間違いのない事実だと思うのです。
誠意があればできる筈ですが…
野に咲く白スミレ 花言葉は「誠実」
人として誠実で誠意ある人間でありたいと思います…
筆者が長く勉強している高齢者施設や関連事業所も同じです。
そう考えると、サービス内容やその質も大きく変わるような気がします。
現実はとても厳しいのですが、諦めてしまうと何も変わりません。
少しずつでもいいので、改善していく…
そんな努力が時間をかけて信用に繋がっていくのではないでしょうか。
そして、その努力の中に高齢社会の難問を解くカギが隠されていると筆者は思うのです。
社会に役立つ仕事をしながら、
(厳しい環境に置かれながらも)問題点から逃げずに改善していく努力があれば、
少しずつでもこの国は良くなっていきます。
誰の為に…
仕事をするのか…
それを忘れなければ…
筆者も66歳の高齢者ですが、これからも社会に役立つ仕事をしながら努力を重ねていきたいと思っています。
どんな厳しい仕事も、必ず自分の人生の糧になると信じて…
長い社会人生活を振り返ると、
厳しかったことや辛かったことの方が、
自分にとって糧になっているような気がします。
前述の鉄道会社で働く皆さんにもそんな気持ちを持ってほしいと願うばかりです。
今回の記事は、ダブル台風の影響を受けて大混乱する鉄道会社を見て思うところを記事にしてみました。
決して、愚痴りたいわけではありません。
読者の皆様にお詫び申し上げます。
でも、この社会、
何かがおかしくなっているような気がしませんか…
今回の記事も最後までお付き合い頂き、感謝申し上げます。






