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生き方改革

2020年04月03日
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新型コロナウイルスの感染が広がる中、東京都知事が外出自粛を訴え
ました。

その際使った言葉が印象的です。

オーバーシュート(爆発的患者急増)

ロックダウン(都市閉鎖)

あえて日本語を使わず、カタカナにしたことで恐怖感は感じないものの、
今までとは明らかに雰囲気は変わりました。

外出自粛は週末だけでなく、これからも続きそうです。

東京では渋谷や新宿でも人通りがまばらで、企業や店舗の業績にも大きな
影響が出る事は間違いありません。

欧州の都市では、実際にロックダウンが行われていることを考えると、
まだそこまで危機感はありませんが、あきらかに今までとは変わって
しまったようです。

 

企業では、テレワークの導入等働き方改革が加速していますが、働き方
だけでなく、生き方そのものも変えていく必要性があるのではないかと
感じました。

 

今回の記事は、生き方改革と題して筆者の考え方をまとめてみたいと思います。

 

 

画像素材:Jim Mayes

 

東京一極集中でいいのか?

 

 

今回の新型コロナウイルスは、人が集まるところで集中的に発生しました。

人口密集地帯の高いリスクを顕在化させたのです。

既に東京周辺の自治体の首長さんが、東京への移動自粛要請をかけて
いますが、渋谷、新宿といった人が集まるところが東京にはたくさん
あります。

高度経済成長の時期には、東京周辺にたくさんのベットタウンができました。

そのベットタウンからサラリーマンが一斉に東京都心に向けて通勤をして
いたのです。

今、都心回帰ということで都心に住む人が増えています。

郊外の一戸建てよりは、都心のタワーマンションを選択している人が増えています。

 

そう、日本の総人口が少子化の影響で減少していく中で、東京を中心に
首都圏だけが人口が増加しています。

これには、理由があります。

・国の行政機関が東京に集中していること

・大手企業を中心に企業の本社が集中していること

・人気の高い(就職に有利な)大学が首都圏に集中していること

上記のような理由はあるものの、今回のような大きなリスクが発生した
場合、人口が集中しているためにいろいろな面でデメリットが発生します。

 

先日(3/30)、日本医師会が会見して、「緊急事態宣言を出してほしい」と要望しました。

医療崩壊を懸念してのことです。

人口が集中する首都圏で、爆発的な感染が広がった場合、どうなるのかと
いうことを真剣に考えた結果であることは明らかです。

そして首都圏には、もう一つ大きな課題があります。

人口が増加しているにも拘わらず、15歳以上65歳未満の生産年齢人口は
減少しているのです。

なぜ、こんなに人口が増えているのに、生産年齢人口が減少しているのか?

大学入学や就職によって、ブラックホールのように若い世代を吸い込んで
いる首都圏でなぜ生産年齢人口が減少するのか?

その答えは、急速な高齢化です。

首都圏の人口が増え続け、そして高齢化することによって、65歳以上の
高齢者が急速に増えているのです。

高齢になると、高血圧をはじめ持病をもっている人が増えます。

今回の新型コロナウイルスは、持病のある高齢者を狙い撃ちにしています。

医療崩壊だけでなく、一家(一族)の大黒柱ともいえる存在が危機に直面
する事態になっています。

就職氷河期の問題や引きこもりの問題等の社会問題の影響もあり、まだ
まだ高齢期に入ったお父さん方が一家を支えている実態があります。

そんな方々が、リスクに晒される危険性が増しています。

 

この人口集中と機能の一極集中という課題、そろそろ解決した方がいいの
かもしれません。

新たなリスクにこの国が押しつぶされないうちに。

 

一人一人が住まい方をもう一度考え直すチャンスなのかもしれません。

 

 

 

画像素材:Jim Mayes

 

 

 

顔を合わせないとうまくいかない日本社会の風土・文化

 

 

今回のコロナウイルスの騒ぎで、企業は一斉にテレワークを導入しました。

パソコンはあっても、ネット環境が整わない会社もあって、社内システムの輪番活用をしているところもあります。

大企業になるほど対応は難しくなってきているのです。

でも、これにはシステムだけの問題ではなく、この国の社会そのものが
持っている風土・文化の問題も大きく影響していると筆者は考えています。

 

そうこの国には、「顔を合わせて話をしなければならない」というとても
強い風土・文化が根付いていると思うのです。

それも、まず直接会うことに価値があると信じ込んでいるのです。

相手の顔の表情やちっとしたしぐさ等を見て様々な判断をする。

そこからあの有名な「忖度」という言葉が生まれているのかもしれません。

 

だからテレビ会議の普及率が上がっても、使用率は大きく上がることは
ないのです。

今回は、仕方がなく、それしか方法が無いためにテレワーク(パソコン)で、皆さん仕事をしています。

 

この風土・文化を変えなければ、真の働き方改革はありえません。

今回の新型コロナウイルス禍が過ぎ去った後、働き方がどう変わるのか
楽しみです。

 

一人一人が働き方を真剣に考え直すよいチャンスかもしれません。

 

 

画像素材:Jim Mayes

 

少子高齢化×自然災害×新型ウイルス

 

 

筆者がまだ若い頃は、少子高齢化の課題も顕在化していませんでした。

そして、自然災害は多くても、数年に1度というレベル。
こんなに多くの人たちが一度に苦しむことはありませんでした。

インフルエンザはありましたが、こんなパンデミックは経験したことが
ありません。

 

時代は大きく変ってしまいました。

予想できないこと事が次々と起こる「不確実性の時代」が本当にやって
きました。

 

これからは、働き方も住まい方も大きく変えていかなければならないのかもしれません。

そう、生き方そのものを変えていく必要があるのかもしれません。

 

どのように変えていくのか?

 

それには、まず今何が起こっているのかを理解する必要があります。

現実から逃避せず、課題を直視することから始めないといけないのかも
しれません。

自分だけは大丈夫!

そんな正常性バイアスという人間の脳が持っている危険なメカニズムは
早く捨てて、自分を変えていく人が増えていくことが、この国を救う
手段なのかもしれません。

 

東京は、これからロックダウンしてしまうかもしれません。

オーバーシュートは現実のものになるかもしれません。

 

それでも希望を捨てずに、一人一人が努力していけば、必ずこの厳しい
状況も克服できるはずです。

 

希望を捨てずに頑張りましょう!

 

 

今回の記事も最後まで読んでくださり、感謝申し上げます。