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当たり前のことを当たり前にように

2021年06月05日
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今日は、朝から1階にある書斎でのんびり仕事をしています。

まだ5月だというのに梅雨に入り、天候も良くなく、昨日も久しぶりの
墓参りを済ませた後は、庭の手入れ中に土砂降りの大雨になって大変で
した。

 

でも、今朝は朝から晴れて、梅雨も一休みです。

 

日曜日の朝には、家の前にある大きな公園でお父さん方がソフトボール
の試合をしているはずなのですが、コロナの影響で今朝は元気な声が聞
こえてきません。

 

とても静かな朝です。

 

庭に突き出した形の書斎は東南西の3面に窓があり、とても明るい部屋
で筆者はとても気にいっています。

 

ここにいると落ち着いて、仕事がはかどります。

 

東側はデッキ沿いに庭との出入りができ、西側には大きな出窓がありま
す。

 

今、出窓の外にはお隣さんの庭から越境してきた「箱根ウツギ」の花が
美しく咲いています。

 

伸びすぎた枝は先端で大きく曲がり、こちらの方に向けて垂れ下がって
きているのです。

 

淡いピンクと濃いピンクの花が美しく、良い香りに誘われて蜂たちが
大勢やってきているようです。

 

 

 

お隣りの庭から越境してきた箱根ウツギの花たち

 

 

 

この出窓に沿って机を構えている関係で、この季節はこの美しい花を眺
めながら仕事ができます。

 

お隣さんは大阪に家があるようで、週末になるとご夫婦で過ごされる、
いわば別荘的に活用されているお宅でした。

 

とても明るいお母さんでしたが、数年前に亡くなられて以降は週末にも
誰も来ることがなくなり、庭の整備もなかなか追いついていないようで
す。

 

ただ筆者としては、美しい花が越境してくるくらいなら全然問題がありま
せん。

 

この箱根ウツギの花を見ていると、亡き隣人からいつもの朝のように

 

“おはようございます”

 

とご挨拶を頂いているような気がするのです。

 

そして、今年もこの花を見れたことを嬉しく思います。

 

「また今年もこの花が見れたよね・・・」

 

「来年も見れるだろうか・・と」

 

 

でも毎年変わらず、そして同じ時期に花を咲かせるなんてよくよく考える
と凄いことですね。

 

人間様のように勉強しているわけでもないのに、毎年美しい花を咲かせ
る。

種の繁栄の為に組み込まれたプログラムとはいえ、命が尽きるまで続け
るなんて大したものです。

 

筆者も長い社会人生活の中で、当たり前のことを当たり前のようにする
ことの難しさを嫌というほど思い知らされました。

 

自然というものは、当たり前のことを当たり前のように簡単にやってし
まうものなのだと改めて感心させられたのです。

以前の記事では、桜と人(日本人)の関係について書いてみました。

 

今回の記事では、自然との関わり合いの中で何を学ぶべきかを少しまと
めてみたいと思います。

 

あまり面白くない内容になるかもしれませんが、最後までお付き合い頂
けたら幸いです。

 

 

自然との関わり合い

 

 

地元兵庫にも、今年もツバメたちが帰ってきました。

 

大空を高速で飛ぶ姿をみると、”今年も忘れずにここに帰ってきたんだ”
と少し感心させられます。

 

近隣の農家の玄関にはこんな張り紙がわざわざしてありました。

 

「ツバメが巣を作っています 扉を閉めないようにしてください!」

 

手書きされたこの張り紙を見ているとホンノリした気分になります。

 

少しすると、ツバメがやってきて家の中に入り、すぐに出ていきます。

と思ったら、またすぐに戻ってきます。

 

よくよく観察していると、ツバメは夫婦で協力して巣作りをしているこ
とがわかります。

 

夫婦で協力して巣作りをし、そして卵を産み、ヒナを育てる。

ツバメは毎年このルーティーンを繰り返しています。

 

 

 

画像素材:Jim Mayse ツバメが颯爽と飛ぶ姿はカッコイイですね

 

 

 

ツバメも人間様も住むところをつくって、そこで子供を育てるという行
為は全く同じです。

 

家を建て、家族とそこに住み、そこで幸せを築く。

 

今までは、全てが「家」中心に動いていたのかもしれません。

 

でも、昭和の時代には当たり前だったその姿は、徐々に変化していきま
した。

「郊外庭付き一戸建て」という理想は大きく変わり、都会タワマン(タ
ワーマンション)だけでなく、家を買うという概念すら大きく変わろう
としています。

 

都会に自然はないということは言わないまでも、つくられた自然とその
ままの自然とは大きく違うような気もするのです。
(自然が一杯のところに住んでいるから感じるのかもしれませんが)

 

そして今、家族との関わり方も、大きく変わろうとしているのかもしれ
ません。

 

 

コロナの影響

 

 

昭和から平成へと変わり、そして令和になってすぐにコロナが現れまし
た。

 

コロナも自然の一部と考えれば、特別なものではないのですが、その影
響度は計り知れないほど大きなものになっています。

 

人々の生活は大きく変わってしまいました。

 

家族の在り方も大きく変わろうとしています。

 

夫婦間の関係が悪化するケースも増えており、その悪影響は子供たちに
も現れています。

 

そんな状況の中で、筆者はこのツバメたちの姿を見ていると、ふと思う
のです。

 

「今こそ、自然に見習うべきなのかもしれないと」

 

 

 

北海道や兵庫の大自然の近くにいるので、いろいろと勉強できています

 

 

 

生活が苦しく、追い詰められても、子供達の為にも精一杯頑張ってみる
ことも大事なことではないでしょうか。

 

大事なものの為に、頑張る行為はとても尊いものだと思います。

 

人間様は人生100年時代に突入しましたが、ツバメの平均寿命は2年
足らずだそうです。

 

人間様は今コロナに悩まされていますが、ツバメは天敵が多く生存率は
極めて低いのだそうです。

 

いつも生命の危機に晒されて、生まれても1年以内に半分は死んでしま
うのだそうです。

 

あんなに颯爽と飛んでいるツバメも厳しい環境で必死に頑張っているの
です。

毎年同じ巣に帰ってくるツバメはとても幸運なツバメということになり
ます。

調査ではこの幸運なツバメたちの寿命は3~16年だそうです。

 

自分の命の軽さを知っているからこそ、今を精一杯生きているのかもし
れませんね。

 

我々人間様も、今できることを諦めずに精一杯やるしかないのです。

 

・マスクも付けずに公共交通機関に乗ることが良い事か?

・不要不急以外の理由で外出することが良い事か?

 

当たり前に考えれば、すぐに答えは出てきます。

 

この非常時にも、当たり前のことを当たり前のようにできることが、こ
の閉塞感を乗り越える一番の早道であることをもう一度認識する必要性
があるのかもしれません。

 

自然と同じように。

 

今回の記事も最後まで読んでくださり、感謝申し上げます。