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今こそ偉人たちの金言に学ぶ

2022年06月04日
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世の中の偉人は数多くの名言を残しています。

 

筆者も多くの偉人の名言に影響されながら生きてきたとも言えます。

 

(大した人間ではありませんが)座右の銘も持って言います。

 

「人間至る処青山有り」

 

言葉の意味は、「世の中は広く、死んでも骨を埋める場所(墓)は何処
にでもあるので、志を成し遂げる為なら何処にでも行って、大いに活躍
すべきである」ということです。

 

 

筆者が、長年お世話になった方から送られた言葉でもあります。

 

この言葉を胸にして、筆者は自分の能力を活かせる場所があれば何処に
でも行ってしまうようになったのかもしれません。

 

 

 

北海道も素晴らしい所でした 撮影場所:美瑛

 

 

日本にも偉人がたくさん

 

 

日本人の中にも、偉人だけでなく、身近な人に素晴らしい人がいます。

 

筆者の子供や孫はアンパンマンが大好きでしたが、その作者であるやな
せたかしさんもその一人です。

 

やなせさんもたくさんの名言を残していますが、その中でも、

 

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絶望の淵にはそっと希望が座っている

(一寸先は闇、でもその先には希望の光が見える)

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には、言葉の中にご自身の苦労と経験がギッシリと詰まっているような
気がします。

 

著名な漫画家でもありますが、その戦争体験から様々な名言を残してい
るのです。

 

やなせさんは自分が凡人だと言いながら努力を続け、69歳で「アンパ
ンマン」を大ヒットさせました。

 

同世代の手塚治虫さんや水木しげるさんといった漫画界の天才と言われ
た方々の活躍を横目にしながらも、ひたすら努力を続けたやなせさんを
尊敬しています。

 

筆者のこのブログも、まだまだヒットというところまでは程遠いのです
が、やなせさんを見習って少なくとも69歳迄は続けていきたいと思っ
ています。

 

 

筆者がこのブログを始めた頃住んでいたところの近くにあった桜回廊
撮影場所:東京都八王子

 

 

身近ではないのだけれどよく知る偉人

 

 

一方、海外に目を向けると意外な方の名言にも心を動かされます。

 

その中にチベット仏教の最高指導者であるダライラマ14世がいます。

 

読者の皆さんもTVで一度は見たことがあるのではないでしょうか。

 

眼鏡をかけた優しそうなオジサン風の偉人です。

 

数々の名言を残されていますが、その中で筆者が勇気づけられた言葉は、

 

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どんな大きな流れも、

きっかけは一人の小さな行動から

生まれます。

 

もしあなたが

「自分には大したことなど出来ない」

と思ってしまったら、

 

それは世界にとって

大きな損失となるのです。

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この国に存在する社会規範では、「歳をとったらいらねぇ~よ」とか
「女は扱いにくい」とかダイバシティとは無縁な思想が蔓延って人を活
かすことが難しい。

 

このダライラマ14世の言葉には、全ての人を社会で活かしたいという
想いを感じます。

 

 

 

チベットには行ったことはありませんが、家の近くにもノンビリした所
はたくさんあります  撮影場所:兵庫県三田市

 

 

異彩を放つ言葉

 

 

そんなダライラマ14世の名言の中に、人生100年を生きる上で金言
ともいえる言葉があります。

 

その言葉は、「人間に関して最も驚いたこと」を問われた際の返事とし
て発せられたものなのです。

 

その言葉とは、

 

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人間は、お金を稼ぐために健康を犠牲にする。

そして、そのお金を犠牲にして健康を取り戻そうとする。

人間は、将来を心配しすぎて、今を楽しまない。

結局、今を生きていないし、将来にも生きていない。

あたかも死が訪れないかのように生き、

そして本当に生きることをしないまま死んでいく。

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今を生きなければ、生きたことにはならない…

 

とても考えさせられる言葉です。

 

ダライラマ14世はあのノーベル平和賞を受賞しています。

 

常に一介の仏教僧侶の立場を崩さず、自由と平等を重んじ、対話を通じ
て平和を追求するダライラマ14世が、人間を見て素直に語ったこの言
葉には深い意味が込められています。

 

少しだけ筆者の感覚で解説を入れてみました。

(正しくないかもしれませんが・・)

 

人間は、お金を稼ぐために健康を犠牲にする

→誤った社会規範(金儲けが上手い人が偉い)と人を大事にしない社会
文化(非正規が蔓延る)が働く人を不幸にする

そして健康(特に精神的)を害する人が増え続けている

 

そして、そのお金を犠牲にして健康を取り戻そうとする

→身体的な疾病だけでなく、メンタル面での疾病も多い

誤った社会規範と文化の犠牲になった心と体を治す為の金銭的な負担は
大きい

まさに本末転倒

お金が全てではないことを理解して働く必要があるのに、働く人にはそ
んな余裕すらない

 

人間は、将来を心配しすぎて、今を楽しまない

→(将来が心配だ、心配だ・・煽る人や組織も多い)

家計やローン、子どもの教育費とお金がかかることばかり・・

結局何のために生きているのかという人生の目的や目標見失っている人
が多い

この国に根付いてしまった生き方(勝利の方程式)が今になって悪影響
となっている

今を楽しむ=幸せに生きる=人生の目的に向かって前進することなのに

 

結局、今を生きていないし、将来にも生きていない

→結局、金の為に生き、健康を害する

将来が心配だと言いながら、将来の準備もできず愚痴を言いながら時間
だけが過ぎ去っている

要するに正しく生きていない

夢や希望が消えてしまっている

 

あたかも死が訪れないかのように生き、

→人生は長くなったが終わりが無くなったわけではない

死は全ての終わり

死ぬまでに人生の目的や目標を達成しなければならない筈だが、時間が
無尽蔵にあるようにやる事を先延ばしにしてしまう

 

そして本当に生きることをしないまま死んでいく

→このままで、死ぬ時に本当に良い人生だったと言えるだろうか?

 

 

 

透き通った心を持つことは難しいことかもしれませんね…
撮影場所:北海道支笏湖

 

 

少し中途半端な解説にはなってしまいましたが、

 

でも、

 

お金は生きていく上で大事だけれど、お金が全てではない。

 

お金で真の幸せは買えない。

 

ダライラマ14世は、お金が全てのような生き方は人間らしくないと語
っているような気がしました。

 

以前の記事でもご紹介したように、

 

「良い人生は良い人間関係でできている」=良好な人間関係

 

「愛をないがしろにせずに済む生き方」=愛がなければ(お金があって
も)幸福にはなれない

 

人間らしく幸せを追求する時、お金が一番ではないのです。

 

 

今、ウクライナでは人々がロシアの理不尽な侵攻で全てを失いました。

 

ウクライナの復興の為には何が必要なのかという点では、上記の偉人た
ちの言葉はとても役に立つかもしれません。

 

そして、コロナに自然災害や貧困の広がりが加わり、心配事が増え続け
るこの国で、長く生きていくためには何が必要なのかをこの偉人たちの
言葉を借りて考える時になったと言えます。

 

 

今回の記事も最期まで読んでくださり、ありがとうございました。