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タイムマシーンにお願い

2023年03月18日
14

凶悪事件が多発しています。

 

日本社会を恐怖のどん底に陥れたルフィ一味の強盗殺人事件のような組
織犯罪だけではありません。

 

コンビニや郵便局では、生活に行き詰まった単独犯の犯罪も多発して
います。

 

政権は、最初の約束であった成長と分配を諦め、国民の資産を倍増して
欲しいと願い出ましたが、そこにも“ありとあらゆる”詐欺が蔓延ってい
て、被害を受ける人が後を絶ちません。

 

筆者のパソコンメールには連日詐欺メールが数えきれないくらい入って
きます。

 

“ありとあらゆる”手段を講じて、人のお金をかすめ取ろうとする輩が山
のようにいることがよく理解できます。

 

そしてその犯罪の絶好のターゲットになっているのが、社会弱者でもあ
る高齢者の方々です。

 

老後の資金に用意していたお金を騙し取られて困り果てる高齢者が増え
ています。

 

政府が指を咥えて見ている間に、その数はドンドン増えていくのです。

 

この国は、こんな社会だったっけ?

 

何時からこんな国になってしまったのか…

 

そんな素朴な疑問が湧き上がってきます。

 

なぜこんな社会になってしまったのでしょうか?

 

最近、筆者はなんでこんな社会になってしまったのか考え込むようにな
ってしまいました。

 

 

画像素材:Jim Mayes どんよりした暗いモノの中に引きずり込まれる
ような嫌な気分になる事件が多過ぎます

 

 

何を間違えたのか

 

 

いくつかの犯罪についての報道を見ていると、いろいろな要因はあるも
のの、筆者は一つの結論に行きついてしまいます。

 

「真面目に働いても、まっとうな生活ができない」ことが一番の問題で
あると…

 

これができていれば、こんな犯罪が渦巻く社会にはならないと感じてい
ます。

 

筆者の子供は、筆者のことを「昭和の古い人間」だと言います。

 

でも、筆者は思うのです。

 

「昭和の古い人間」で良かったと…

 

真面目に一生懸命働いて、まっとうな生活ができたからです。

 

筆者から見ると、今の若者は本当に可哀想です。
(若い方でもまっとうな生活をされている方も多いのはわかっています。
あくまでも筆者の感想です)

 

低賃金でこき使われ、人間扱いされない(ことが多いのでは…:筆者の
感想)

 

将来への希望がない(人が多いのでは…:筆者の感想)

 

まっとうな生活ができそうにもないので、結婚して子供をつくることを
諦める人が多いのではないかと感じています。

 

そう、多くを望んではいないのです。

 

(自分達も生まれてくる子供も)苦労することがわかっているから産ま
ない。

 

ある意味、とても賢い選択ともいえます。

 

筆者は政治家に聞いてみたい。

 

「最低賃金でまっとうな生活ができますか?」

 

「非正規で将来の不安なく生活ができると思いますか?」

 

政治家の皆さんが、真面目にまっとうな思考で考えれば、すぐに答えが
出てきます。

 

こんなに非正規が増えたのは、政策を間違えたからです。

 

国民が貧しくなったのも、政策を間違えたからです。

 

間違えたのは、政治なのです。

 

 

 

国会議事堂も古い建物ですが、政治家の頭くらいは新しくなって欲しい
ものですね

 

 

昭和の時代と平成の時代

 

 

筆者の子供達が馬鹿にする古臭い昭和の時代には、少なくとも真面目に
働けば食っていけました。

 

何が変わったのでしょうか?

 

グローバル化、国際競争…等々いろいろありますが…

 

要因を探ると、外部環境にすぐ目が行ってしまいますが、実はその外部
ではなく、この国の中の社会の変化に問題があると筆者は思うのです。

 

その変化は、昭和と平成の違いを見ればよくわかります。

 

筆者はまず圧倒的に人々の笑顔が減ったと思っています。

 

そして、非正規雇用の急増が会社への価値観をも変えてしまったと感じ
ているのです。

 

まず、労働者から見た会社に対する考え方が明らかに違います。

 

昭和の時代には、

 

“会社は社員とその家族の生活を一生保障してくれるところ”

 

終身雇用や年功賃金によって、子供の教育費が増える年代には給料は上
がり続けました。

 

終身雇用は、定年までの生活を保障し、退職金と年金があれば老後の
心配もありませんでした。

 

ですから、社員は、

 

“社員は会社の(発展の)為に働いて、転勤や配置転換にも逆らわない”

 

筆者もそうでしたが、私生活より会社生活が優先され、転勤に応じる事
は会社への忠誠心の表れでもありました。

 

ただ、その反面で転勤は、昇進と昇給のセットになっていたのです。

 

悪い言い方をすると「社畜」、良い言い方をすると「運命共同体」だ
ったといえます。

 

でも、会社とともに進めば、生活に困ることはありませんでした。

 

 

筆者の住む街にある蕎麦屋さんです
昭和のレトロな雰囲気で癒されます

 

 

それに比べて、平成の時代になると、会社との関係はガラリと変わって
いきます。

 

“会社に勤めるのはお金(生活)の為”

 

“終身雇用や年功賃金は古臭く差別的な制度で自分たちには相応しくな
い”

 

“会社よりプライベートが優先”

 

家庭を疎かにする昭和の古いオジサンたちを子供の頃から見てきた若い
方々にとっては、当然の事かもしれませんね。

 

でも、筆者はお金のことを考えずに仕事に打ち込めたことは今でも良か
ったと感じているのです。

 

お金よりも「やり甲斐」や「働き甲斐」の方がずっと大事だと思うので
す。

 

これも昭和の古い考え方でしょうか(笑)

 

でも、お金の為だけに何十年も働くのは辛くないですか?…と逆にお聞
きしてみたい。

 

我々は約40年働きました。(もう少し働くかもしれませんが…)

 

これから若い方は、年金問題等もあり、50年以上も働くことになりま
す。

 

50年もお金の為だけに働くなんて、筆者にはとても耐えられません。

 

 

このように、昭和と平成の時代は根本的に会社と社員の関係に違いがあ
りそうです。

 

バブル崩壊で完全に自信を失くしてしまった日本の企業は、企業の持っ
ている良い面をも悪いモノとして捨て去ってしまったことによって、日
本企業の本当の良さまで失くしてしまったのかもしれません。

 

しかし、その結果で会社は社員を守らなくなった。

 

その結果で賃金は上がらず、非正規等の不安定な生活を強いられる人々
で社会の中は溢れかえる結果になってしまいました。

 

そして、凄いスピードで貧しくなっていこうとしています。

 

 

画像素材:いらすとや 金が全てではないと思うのですが…

 

 

どうすればいいのか

 

 

筆者はまず、会社と社員の関係をもう一度見直すべきだと考えています。

 

賃金だけではなく…

 

非正規のような不安定なものではなく、お互いが納得できる働き方をも
う一度考えるのです。

 

以前の記事でもご紹介したように、全ての人が経営者であり、かつ、労
働者でもあるといった協同労働(ワーカーズ)もその選択肢の一つかも
しれません。

 

加えて、少しばかりのスパイスも必要です。

 

なぜ、昭和の時代に日本企業が強かったのかをもう一度キチンと検証し
て、良かったところを改良しながら導入していくのです。

 

バブル崩壊の時、全てが間違っていたわけではありません。

 

良いモノまで捨ててはいないか…

 

強さの源泉まで廃棄してしまってはいないか…

 

検証をしてもう一度日本の会社を強くしていきながら、会社と社員の良
い関係を再構築していく。

 

その為には、タイムマシーンに乗って、過去に遡ることも有効ではない
かと考えています。

 

もしかすると、タイムマシーンにお願いすれば、凄い発見ができるかも
しれません。

 

 

 

画像素材:いらすとや  タイムマシーンをうまく活用すればこの国を
変えていくことができるかもしれませんね

 

 

 

ここまで書けば非正規は悪であることは誰しもがわかる筈です。

 

まず非正規という言葉はよくない。

 

もっと違う働き方を見つけていきたいものです。

 

何かが変わっていく予感がするような働き方が見つかれば、この国も
少しずつでも良くなっていくはずです。

 

きっと…

 

そうすれば、今日本中を暗くしている凶悪事件は少なくなっていくはず
なのです。

 

これ以上、この国の社会が悪くならないで欲しいと願いばかりです。

 

 

今回の記事は、最近多発する暗い事件に想うところがあり、筆者の考え
を述べてみました。

 

 

今回の記事も最期まで読んでくださり、感謝申し上げます。