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近居の勧め

2023年07月08日
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梅雨に入ってもう1か月も経ちました…

 

ジメジメとした雨が続き、湿気のせいか体調も良くないような気がしま
す。

 

「線状降雨帯」という言葉をテレビでもよく聞くようになりました。

 

今年も大雨災害が多発する要注意の梅雨の後期を迎えようとしています
が、読者の皆様もどうか気を付けて頂きたいと思います。

 

そんな季節を反映してか、先日筆者も大変なことに遭遇してしまいまし
た。

 

場所は高齢者ばかりが住む公営住宅です。

 

高齢者にとって季節の変わり目は気を付けなければならない時期なので
すが、様々な問題が起きています。

 

今回の記事では、最近増え続けている高齢者住宅について取り上げてみ
たいと思います。

 

 

紫陽花が綺麗な季節になりました

 

 

さて、その事件の詳細についてです。

 

筆者がよく訪問する高齢者ばかりが住む団地(マンション)がA市にあ
ります。

 

関西地区の中でも高級住宅街として知られているA市、この団地も高級
マンションやお屋敷のような豪邸が立ち並ぶ地域の中にあります。

 

国道に面して高級感が漂うこの建物は、実は公営住宅でありながら、高
齢者にとっては比較的リーズナブルな家賃で住むことができる住宅なの
です。

 

さすが高齢者住宅だけあって、室内はバリアフりーで、トイレ・お風呂
や居室には緊急通報システムが完備されていて、見守りシステムが常設
されています。

 

ある意味凄いマンション(公営住宅)です。

 

そんなこともあってか、単身の高齢者の皆さんがたくさん住んでいます。

 

やはり圧倒的に女性が多いのですが…

 

でも、やはり人間様々ですので、健康状態は皆さん微妙に違いがあるよ
うです。

 

 

この季節、梅雨のない北海道では美しい花の宝庫です

 

 

そんな中で、今回の事件は起きました。

 

筆者が訪問した際は元気だったYさん(後期高齢者女性)。

 

少しすると頭が痛いと言った途端に、気分が悪いと横になってしまいま
した。

 

状態が良くないと判断した筆者は、

 

「念のために救急を呼びますね」

 

と話しかけると、Yさんは寝たまま頷いてくれました。

 

10分程度で救急車が到着。

 

救急隊に状況を説明した後、ほどなくして病院へ。

 

筆者は住宅を管理している部門に連絡をとり、ご親族を探して連絡をと
りました。

 

直ぐに隣のK市に住んでいる娘さんと連絡がとれ、娘さんは病院へと直
行してくれました。

 

後程、娘さんから連絡があり、検査の結果「くも膜下出血」であること
がわかったということと、これから手術になるということでした。

 

無事一命は取り止め、なんとか最悪の事態は回避することができました。

 

その後、Yさんの部屋の玄関扉の裏に筒のような入れ物が貼り付けてあ
るのを見つけたのです。

 

その筒のようなものには「緊急医療情報キット」と明記されていました。

 

その筒の蓋を開けてみると、通っている医療機関の診察券と、親族の緊
急連絡先が書かれている紙が入っていました。

 

なるほど、こんなものがあったのか…

 

筆者は少し感心しながらも、早く気付いておけばと反省してしまいまし
た。

 

でも、市消防の緊急隊もこの筒に気付くこともなく…チョット残念です

 

この筒の発見で、筆者はやはりYさんは体に心配なところがあったんだ
と理解することができました。

 

 

 

北海道の道で咲いていた野草です あまりに綺麗だったので…写真を

 

 

 

近居はこんなに安心なものなのか

 

 

今回の一件で、筆者は以前の記事でもご紹介した、親と子供が近くに住
む「近居」の重要性を再認識してしまったのです。

 

実はこの一件の少し前にご近所の別の高齢者の対応をしたことがあるの
ですが、その時には子供さんがお二人とも関東にお住まいで、苦労した
ことがありました。

 

「遠くの親戚より近くの他人」という諺がありますが、そう簡単にはい
きません。

 

やはり親族が近くにいる方が、安心感というものがダンゼン違います。

 

先日、別の団地で高齢のご夫婦の内、ご主人が先に他界され、お母さん
がお一人になった際、子供さんがご自身の住むマンションに空き室が出
たということで、そこをすぐ契約してお母さんを同じマンションに引っ
越しをさせました。

 

親と子供が近くに住むことがどれほどの(親と子にとって)安心になる
のか…と…

 

親と子供(世帯)が同じ屋根の下に住むと「もめる」という話もよく聞
きますが、親が高齢になれば同じ屋根の下は無理でも、同じ建物という
方法や近所に住むという方法はあります。

 

また、Yさんのお隣のTさん(高齢女性の独居)も、市内に住む子供がい
るので安心と話されていました。

 

これからもますます高齢化が深く進展していくこのニッポン。

 

空き家率も進展している中で、そんな空き家や空き室をもっと地域で有
効に使える方法はないものかと筆者はしばし思案してしまいました。

 

近居はとてもいいことですが、なかなか進展しない様々な理由もありま
す。

 

ただ一年経てば、親も子供も一つ歳をとります。

 

加えて子供もいつかは高齢になるのです。

 

自分の老後を考えれば、子供との関係性も考えておかなければなりませ
ん。

 

 

 

喧騒の都会よりも家族と共に田舎で暮らす方法もありますね…

 

 

 

「いつまでも元気で」…は、幻想なのかもしれません。

 

健康寿命を延ばす努力は必要ですが、もしものことを考えれば家族との
関係をキチンと整理しておくことはとても大事なことかもしれませんね。

 

 

今回の記事は、筆者の身近に起きたある事件を元に親と子供の関係性に
ついて考えてみました。

 

仲の良い親子

 

そうではない親子

 

様々ですが、自分が弱った時に誰が一番頼りになるのか…

 

誰を頼りにするのか…

 

考えておく必要があります。

 

今回の記事も最後までお付き合い頂き、感謝申し上げます。