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日本人の平均寿命はどうなるのか

2023年08月05日
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最近平均寿命の記事を書いたばかりでしたが、先日発表された2022
年度の日本人の平均寿命は、2年連続で前年を下回ったようです。

 

厚労省の発表によると、昨年の日本人の平均寿命は、

 

女性が87.09歳、

男性が81.05歳

 

となり、男女とも2年連続で前の年を下回ったことが分かりました。

 

厚労省の発表では、その要因は新型コロナで死亡した人が増加した影響
が大きかったとしていました。

 

経済最優先で高齢者の命を粗末にした結果というわけです。

 

世界ランキングでは、女性はまだ世界1位をキープしているようですが、
男性はスイスとスウェーデン、オーストラリアに次いで4位まで落ちて
しまいました。

 

コロナもなかなか収束しそうにもない中で、このままでは3年連続低下
という可能性も大きいのかもしれません。

 

 

経済なのか人の命なのか、広くて澄んだ心で考えれば答えはハッキリし
ています

 

 

気になる現象

 

 

そんな中で筆者が気にしている「ある現象」があります。

 

筆者は最近(高齢者)施設以外で暮す(一人暮らしの)高齢者の生活を
調査しています。

 

そんな中、最近住んでいる賃貸住宅を退去される人が増えているのです。

 

理由は以前の記事でも少しご紹介したことのある「将来への不安」です。

 

何十年も住み慣れた家を退去して、家賃の安い住居へと転居していくの
です。

 

マンションからアパートへ…

 

公営住宅から県営(市営)住宅へ…

 

殆どの方々が年金だけでは生活が成り立ちません。

 

貯金を切り崩して生活をしている方々が殆どです。

 

そこに医療や介護の自己負担が重くのしかかっています。

 

将来への不安は募るばかりです。

 

その結果、より安い家賃の住居を選択することになるのです。

 

家賃が安い=今より生活水準は落ちていきます。

 

駅や買物ができる場所からは遠ざかっていくのです。

 

これで本当に不安が軽減されるのでしょうか?

 

とても心配です…

 

加えて医療費の自己負担が更に増えたり、年金が目減りしていけば、不
安は減るどころか増えていくことになるのです。

 

結局は将来の不安からは解放されることはないのかもしれません。

 

 

住み慣れた家、周りの景色、散歩道、想い出と共に多くとサヨナラを
高齢期でしなければならないのは辛いことなのかもしれませんね

 

 

気になる国

 

 

とはいってもこの国は、平均寿命ではまだまだ世界のトップレベルです。

 

長生きできる国なのです。

 

でも、筆者はチョット気になる国があります。

 

殆どの国で平均寿命が延びているのに、日本と同じように平均寿命が縮
んでいる国があるのです…

 

…その国は米国です…

 

なぜ米国の平均寿命は縮んでいるのでしょうか?

 

コロナの影響ももちろんあるのでしょうが、それ以外に問題なのは、
「薬物」「カロリー摂取」等の要因があげられます。

 

そして、日本や他の国にあって、米国にはない「国民皆健康保険」が影
響していることも大きな要因だと感じています。

 

ようするにお金があれば健康を維持できるのだけれど、お金が無ければ
健康を維持することが難しくなり、最悪薬物等に手を染めることになる
のです。

 

この国も米国の真似をして格差が拡大していますが、米国の格差は深刻
です。

 

米国の都会の裏通りを歩けばすぐにその問題点を理解することができま
す。

 

裏通りには乞食がたくさん存在しているからです。

 

富めるものは健康を享受し、そうでないものは健康を害し、早く人生を
終える。

 

日本はこうなって欲しくないものですね。

 

 

画像素材:フォトサリュ 
華やかな部分だけでなくダークサイドもよく見ないと酷い目に会うかも
しれませんね

 

 

忍び寄る暗い影

 

 

前述のようにこの国でもその格差と貧困が忍び寄りつつあります。

 

夏休みが近づいて、学校の給食がなくなる為に、食べれない子供たちが
増えているそうです。

 

まだたくさんの子供食堂がこの国にはありますが、その内に「老人食堂」
をつくる必要性に迫られる可能性もあります。

 

高齢者にとって食事はとても大事です。(他の世代にとってもですが)

 

お金のあるものは、体に配慮した食事ができるのに対して、そうでない
ものはそれができない。

 

それが健康維持に直結すると思うと少し怖くもなります。

 

多くのカロリーは必要がなくなった高齢者といえども、毎日モヤシばか
りの生活では身体がもちません。

 

高齢者の貧困が、日本人の平均寿命を縮めていくことがないようにして
いきたいものです。

 

 

高齢になればなるほど栄養バランスには気を付けたいものですね

 

 

働ける内は働くことができる国へ

 

 

65歳以上で仕事を持つ人の割合が増えているようです。

 

以前の記事でもご紹介した有業率が上がっているのです。

 

特に、沖縄・九州・東北等の地方で有業率が上がっています。

 

地方でも高齢化率が上がっていますが…

 

そんな中で、人手不足もあってか有業率が上がっているようなのです。

 

総務省が発表した「就業構造基本調査」の結果を見ると、60歳以上の
就業者数は、10年前と比べて約260万人も増えているようです。

 

まだまだ高齢期雇用は、非正規で不安定、低賃金と厳しい条件ではあり
ますが、働くことによって将来の不安を少しでも軽減できるのであれば、
少しだけでも前向きにもなれます。

 

高齢になって将来に絶望することがないように、今から自分が老いた時
のことを考えておく必要があるのです。

 

社会の変化、

 

将来のリスクを知った上で、

 

自分の可能性を、

 

「知る」ことの重要性…

 

そして、知った上で、セカンドライフの人生設計力(自走できる力)を
養う…

 

その為には、自分の将来の為に投資も必要です。

 

後は、(目を反らさず)…「一歩前へ」…実行あるのみです。

 

「今を生きていくのが精一杯」という気持ちはよくわかりますが、超高
齢社会を迎えているこの国に住む人間としては必須の能力なのです。

 

それが人生を完結できる力なのかもしれません…

 

多くの高齢者の生き様を見てきた筆者にとっては、その力がとても大事
に感じるのです。

 

こんな力は今迄必要ではなかったのですが…(笑)

 

これからも読者の皆様と一緒に、この国の将来について語り合っていけ
れば幸いです。

 

 

今回の記事も最期までお付き合い頂き、感謝申し上げます。