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イマジネーションを働かせる

2024年02月03日
7

突然の出来事

 

 

先日、仕事帰りのことでした。

 

近所のスーパーで買った夕飯の材料をぶら下げて、自宅への最期の曲が
り角を曲がる手前まで来たところで、目の前に広がる異様な風景に驚き
ました。

 

え、工事…?

 

ご近所の家が大型の夜間照明に浮かび上がって見えたからです。

 

とうとうこの家も取り壊しか…

 

筆者の住む街も高齢化と共に住民が他界し、空き家になっているところ
が散見されるのですが、一部では取り壊されて、新しい家が建ち始めて
います。

 

でも、その工事現場に近づくにつれ、工事の対象が家ではなく道路だと
わかりました。

 

道路が大きく掘り返されていたからです。

 

どうも水道管の緊急(補修)工事のようです。

 

 

画像素材:フォトサリュ
閑静な住宅街の中で、急に大きな夜間照明が焚かれていると驚きます

 

 

家に戻るとすぐに玄関のインターホンが鳴りました。

 

「水漏れの復旧工事の為、これから2時間程断水します」

 

工事業者の方がそう告げた後、必要な水を貯めておいてくださいとのこ
と…

 

そんな急に言われても、バケツは一つくらいしかありません。

 

お陰で家に戻っても、お風呂にも入れず、晩御飯もつくれない状態に…

 

まるで突然の災害にあったような感覚でした。

 

仕方ないよな…

 

能登半島では、こんな状態が長く続いたんだから…

 

これくらい辛抱しないとね…

 

自分に言い聞かせるように、冷静さを保つようにしました。

 

この街も街開きから35年を超えました。

 

筆者が引っ越してきてから30年ですが、丘陵地を切り開いた宅地開発
で、インフラ整備がなされてからもう40年近く経つことになります。

 

水道管の耐用年数が約40年だということを考えると、これは何かの
シグナルなのかもしれませんね。

 

人間に寿命があるのと同じで、インフラにも寿命があるのです。

 

そして、街も人間と同じで歳をとるということになるのでしょうか。

 

 

地元の街は全て丘陵地を切り開いたものばかりで、緩やかな坂になって
います。そんな街も高齢化の影が色濃くなってきました…

 

 

インフラも高齢化

 

 

人間も高齢化

 

人間社会も同じく高齢化

 

当然のごとく、社会インフラも高齢化

 

人間様はどこか具合が悪くなれば、身体に症状が出て医者に行きます。

 

しかし社会インフラは、なかなかその症状は現れにくいのかもしれませ
ん。

 

地震のように突然我々の生活を脅かすかもしれないのです。

 

とても便利なのですが、それが無くなると途端に困り果てることになり
ます。

 

以前の記事で和歌山の水道管事故のご紹介をしたことがありましたね。

 

その記事では、日本中の橋もトンネルも危ないということを書きました。

 

高度経済成長期の60年前にできたインフラが殆どであることを考える
と、この国では地震等の災害だけでなく、インフラの老朽化(高齢化)
による影響も考えておかなければならないのです。

 

これから、そんな事故がそこらじゅうで起きても不思議ではありません。

 

 

道路インフラとしての橋やトンネルだけで全国に77万か所もあるそう
です。そして緊急に補修が必要とされるものの数を聞くと驚きます。

 

 

備えあれば

 

 

今回の水漏れによる断水は2~3時間で解消しましたが、こんな短時間
でも困ったことがおきました。

 

トイレに行っても流せないのです。

 

いつもはボタン一つで流れるのですが…

 

こんな時に役に立ったのが、災害対策の為に備蓄していた水でした。

 

筆者の家では飲料水を2リットルのペットボトルで約30本、トイレや
手洗い用の水を20本程常に備蓄しています。

 

バケツの水が無くなっても、この水を使うことができました。

 

やっぱり、備えがあると違うなと感じたのです。

 

水は保管に場所が必要ですし、定期的に入れ替えが必要ですが、何かあ
った時に役に立ちます。

 

普段は当たり前のように使っている社会インフラが無くなった時のこと
を考えることは決して無駄にはならないと思います。

 

能登半島地震が起き、次は何処で災害が発生するのかわからない中で、

 

「なんとかなる」

 

ではなく、できるところから備えをすることが大事だと感じました。

 

 

我が家で備蓄している「乾パン」です
決して美味しいものではありませんが、お菓子より日持ちします

 

 

 

テレビのニュースでは、能登半島の被災地の映像が常に流れています。

 

ただ、被災地以外のところで意識を高く持てといっても無理があるのか
もしれません。

 

でも、災害はいつ来るのかはわかりません。

 

しかし、首都直下地震も南海トラフ地震も必ず来るのです。

 

人間の力では、災害が来るのを防ぐことはできません。

 

社会インフラの問題が発生することを防ぐこともできないかもしれませ
ん。

 

人間にできることは、イマジネーションを働かせることだと教えて頂い
たことがありました。

 

起きたらどうするのか

 

災害時やトラブルに巻き込まれた時に身を守ることとともに、

 

自分で、自身の復興を考えることも重要なのです。

 

普段の生活で精一杯で終わらせない…

 

無関心で終わらせない…

 

イマジネーションを働かせて備えておくこと…

 

とても大事なことですね。

 

今回は、筆者の身近に起きた出来事について考えてみました。

 

 

今回の記事も最後まで読んでくださり、感謝申し上げます。