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老朽化について考える

2025年02月01日
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筆者の趣味の一つに料理があります。

 

男なのに…

 

という声も聞こえてきそうですが、親を子供の頃に亡くした筆者は子供
の頃から自炊が得意でした。

 

というか、やらなければならないならない状況だったのです。

 

4つ年下の実弟のお弁当なんかも作ったりしていましたので、結構いろ
いろ考えて料理をします。

 

 

3番目の息子が大学時代に家政婦として食事の世話もしていました
部活(バスケ)で腹ペコで帰ってくる息子の晩御飯です
これ以外にもご飯を3合一人で平らげてしまいます(笑)
今は東京で学校の先生をしています(もう5年間も…)

 

 

以前の記事でもご紹介しましたが、閉店間際のスーパーに立ち寄って、
値引きシールの貼ってある商品を見ながら夕飯や翌朝の献立を考えると
いう特技も持っています。

 

嫁よりも台所に立つ時間が多い筆者にとっては、キッチンはとても大事
なところです。

 

そのキッチンの主役と言えば流し(シンクとも呼ばれています)です。

 

その流しの中心にあるのが水栓です。

 

その水栓の調子が悪くなって1年くらいになるのですが、とうとう交換
となってしまいました。

 

なんとか、辛抱して使っていたのですが、いよいよ限界です。

 

この週末に水道業者さんに来てもらい、真っ新な水栓に交換してもらい
ました。

 

作業員の方が流しの下に潜って悪戦苦闘すること30分…

 

結構、大変な作業です。

 

作業の間、流しの中にあったお鍋や調理器具、その他諸々は台所の横に
あるリビングに避難させたのですが、その量に驚きです。

 

よくもまあ、こんなに詰め込んでいたもんだと逆に感心してしまいまし
た。

 

それも、その殆どが使わないものばかり(笑)

 

でも、お陰様で流しの中がとても綺麗になりました。

 

交換して取り外された水栓(ちゃんと金属配管とセットになった立派な
ものです)を見せてもらうとかなり痛んでいることが分かりました。

 

この家を建ててからなので、もう30年…

 

よくよく考えると、よく頑張ってくれたもんだと感謝の気持ちです。

 

水道業者さんからは、他にも痛んでいるところがありますよと説明を受
けました。

 

頑丈な金属製品でも30年も経つとこんなになるんだ…

 

これから家の中のモノを次々にリニューアルしていく必要があると感じ
ました。

 

テレビ等の電化製品や照明器具等は、もう何代も入れ替わってはいるの
ですが、頑丈にできているものにも寿命があるのです

 

埼玉の道路陥没の要因となった下水道管も同じかもしれませんね…

 

 

貧乏育ちからか「安い」という文字にはなぜか敏感です(笑)

 

 

人間の身体も同じ

 

 

そう考えると、65年近くも生きている筆者の身体も同じです。

 

50を超えたくらいからそこらじゅうが悪くなり始めました。

 

60手前で心臓手術を何回も繰り返し…

 

耳もドンドン聞こえづらくなる…

 

子供の頃から目だけは良かったのですが、64歳にして初めて眼医者に
も行くことにも…

 

まともなところがないくらいです(笑)

 

ただ、人間様の体は水栓のように部品交換とはいきません。

 

臓器移植の技術が進歩したことは確かですが、簡単に部品交換とはいか
ないのです。

 

学識者の中には、2050年までには脳以外の全ての(人間の)パーツ
は入れ替えが可能になるという話しをされる方もいるようです。

 

あと30年頑張れば「不死の身体」が手に入るかもしれないのですが、
筆者は遠慮させて頂きたと思います。

 

きっとそんなには生きてはいないので(笑)

 

 

何度も入院して(痛い)手術を受けると人間真剣に考えてしまいます
写真は60歳を前に何度も手術の為に入院していた病院です
しかし、自分が入る病室を記念撮影するなんて… 笑えます…

 

 

パーツを入れ替えることが難しい人間の体だからこそ、自分の体を大事
にする。

 

高齢期に入ったら、そんなことを考えながら生きていきたいものです。

 

健康寿命を延ばしましょう

 

という掛け声は、最近よく耳にするようになったのですが、掛け声だけ
では延びません。

 

適度な運動と適切な食事…

 

そして、ストレスを貯めこまない生活…

 

社会と適度な距離を保ち、

 

孤独にならないこと…

 

これらのことは、人間様の老朽化対策になります。

 

自分の身の周りにあるモノ全てが老朽化するように、

 

自分の身体も老朽化するのだという認識があってこそ、

 

こんな努力もできるようになるのかもしれませんね。

 

今回の記事は、筆者の身近にあったリニューアル工事で感じたことを記
事にしてみました。

 

こんな短い記事もたまには良いことかもしれませんね(笑)

 

 

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。