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自宅で住み続けたい その3

2026年02月28日
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最近、少し寝不足の状態が続いていました。

 

冬季オリンピック観戦の為に深夜や早朝帯にテレビを見てしまう癖がついてしまい、少し生活リズムが乱れてしまいました。

 

オリンピックも終わって、規則正しい生活に戻すべく努力の日々を送っています(笑)

 

朝、書斎に入ると日差しがいつもより暖かく、そして明るく感じます。

 

もうすぐ本当の春がやってきそうです。

 

 

 

画像素材:Jim Mayes  菜の花が咲いているのを見つけました

 

 

 

今回の記事は、自宅で住み続けたいシリーズの完結版としてまとめてみようと思っています。

 

住み慣れた自宅にいつまでも住み続けるヒントはまだまだあるのですが、連続して同じジャンルの記事だと飽きてしまいそうです。

 

そうでなくても、真面目過ぎて面白くないのに、これ以上退屈になると大変です(笑)

 

今回の記事は、前記事、前々記事の補足としてまとめてみます。

 

それも短めに…

 

 

スピード感はゆっくりがいい

 

 

自立度が低下した高齢者の皆さんがよく困られている場所が玄関です。

 

医者や買い物、なんとか出かけないといけないのですが、玄関も案外と障害物が多いのです。

 

上がり框の段差が大きいところでは、踏み台や手摺りの設置が有効ですが、ここでも配色の工夫が効果がありそうです。

 

段差や障害物がわかりやすいように、タイルや床材の配色を変えて対応する必要があるのです。

 

また、玄関の壁に折り畳み式の小さな椅子を設置し、その椅子が手摺り代わりになるようにしている高齢者住宅をよく見かけます。

 

外出時や帰宅時の安全を確保することも大事なのです。

 

 

 

最近利用が増えてきたセニアカー でも、玄関から門扉まで段差があると、玄関まで乗り入れできません 結局駐車場まで行かないと利用できないのは不便ですね…

 

 

 

そしてもう一つ気を付けることがあります。

 

それは、動作スピードに合わせたしつらえの構築です。

 

出かけようとして、玄関のドアを開けたけれど、歩行補助機の用意をしている間にドアが閉まってしまった…

 

なんてことがよくあるのだそうです。

 

自立度の低下は、身体の動作スピードの低下にもつながります。

 

身体の動作スピードに合わせたしつらえが必要なのです。

 

玄関ドアが引き戸になっている家屋は少ないですね。

 

殆どが開き戸ですが、動作が鈍くなった高齢者の皆さんはこの玄関ドアの開閉にも一苦労です。

 

そこで、ドアがゆっくり閉まる工夫をすると、とても便利です。

 

ドアクローザーに工夫をすれば対応可能ですが、今はいろいろなグッズが販売されているようなので是非自分の目で見て調べてみてください。

 

ホームセンターに行くと、面白いものが見つかるかもしれませんよ。

 

個人で対応ができなければ、工務店やハウスメーカに相談すれば、すぐに対応してくれます。

 

安心して外出ができるしつらえもとても大事なことです。

 

 

画像素材:いらすとや  玄関をバリアフリーにするのは一苦労です…

 

 

 

直火を使わない

 

 

最近テレビでもよく見かける高齢世帯での火災事故…

 

以前の記事でもご紹介したように、加齢とともに感覚器(の感度)が鈍ります。

 

その結果、火傷をするようなことに対して気付くのが遅くなることがあります。

 

キッチンで調理中にガスコンロの火が服に燃え移った…

 

寒いので、石油ストーブの前に座っていたら、服がいつの間にか焦げていた…

 

実は、こんなことは頻繁に起きています。

 

大きな事故にはつながらない重要インシデントが、高齢世帯では頻発しているのです。

 

火の不始末が原因で火災になり、自立度が下がってしまっているので、逃げ遅れた…

 

そんなことにはならないようにしたいものです。

 

今はガスコンロをIHに変えるご家庭も多いようですが、ガスコンロだけでなく暖房機も直火を使わないものに変更する方がいいのです。

 

 

 

この国には火を使わなくても食べれる食材は多いのですが…やっぱり温かい食べ物もある方がいいですね…

 

 

 

便利な人感センサー

 

 

リノベーションする際にとても便利なものが、人感センサーです。

 

新型のウオシュレットは、便所に人が入ると便座の蓋が自動で開きますよね。

 

そう、あれです。

 

筆者の家では、階段に人感センサー付きのLED照明を設置しています。

 

夜中にトイレに行く時には、わざわざ階段の照明をつけなくても、人を感知して廊下と階段を明るくしてくれます。

 

この人感センサー、様々なところに設置が可能です。

 

扉やカーテンの開閉も人感センサーを使えば無理なくできそうです。

 

この人感センサーに(プログラム)タイマーを組み合わせるといろいろなことができます。

 

例えばエアコン、

 

切タイマーはあるのですが、入タイマーが無いことが多いのです。

 

冬の寒い朝、起きてリビングやキッチンに入ったら暖かいなんて、嬉しいですね。

 

身体にもとてもやさしいですし…

 

 

画像素材:いらすとや  センサーライトは防犯以外にも活用ができるのです…

 

 

細かいことにも

 

 

上記以外にも気を付けることが一杯あります。

 

扉についている開閉時に使うハンドルもその一つです。

 

一般的にノブハンドル式とレバーハンドル式があるのですが、

 

ノブハンドルを回す動作は、手の間接に負担がかかることから自立度が下がった方にはお勧めできません。

 

できればレバーハンドルにしたいのですが、レバーハンドルも服の裾が引っかかったりする場合もありますので形状には要注意です。

 

(空調効果に影響がなければ)扉は少ない方がいいのですが…

 

そして、できれば扉は引き戸かローリングドアがいいでしょう。

 

引き戸は、下部のレールで躓かないように、天井にレールを付けたものもあります。

 

究極のバリアフリーと言えますね。

 

扉以外にも家の中にたくさんある窓にも細かい配慮をすることが可能です。

 

窓についているロック用のクレセントにも、力の必要が無く簡単に開閉できるものもあります。

 

手の関節が動きづらくなった時にでも、対応できるものがあるのです。

 

費用も、とてもリーズナブルな価格で対応できます。

 

リノベーションする際、こんな細かいところは見落とされがちですが、普段の生活が楽になる工夫は意外にもたくさん存在しています。

 

まずは、ご自身がどのように老いていくのかよく考える必要があります。

 

持病や弱いところをカバーできるように優先順位をつけることも大事ですね。

 

この優先順位、自分の親を参考にするといいかもしれません。

 

筆者が生まれた60年ほど前のこの国では、大家族制が当たり前でした。

 

ですから、自分の親がどのように老いていくのか、自分の目で見ることができたのです。

 

ところが、核家族制になって、それが難しくなってしまいました。

 

 

 

画像素材:PIXTA  筆者が生まれた頃、この国は大家族制が当たり前でした 3世帯住宅では祖父母がどのように老いていくのかを家族は見ることができたのです…

 

 

 

10年後を考える

 

 

以前の記事で自分の10年後を想像してみてくださいと書いたことがありました。

 

読者の皆様も是非10年後の自分を想像してみてください。

 

そして、年老いて自立度が下がった自分も…

 

そうすれば、住み慣れた自宅に住み続ける為に何をすべきかが頭に浮かんでくるはずです。

 

新しい(高級)高齢者住宅には、最新の工夫が満載された物件も多いのですが、その工夫を住み慣れた自宅で実現することは不可能なことではありません。

 

まずは、(親御さんも含めて)自分の将来を考えて、計画を練ってみるのもいいことかもしれませんね。

 

案外DIYでできるものもたくさんあるかも…

 

3部作でお届けした「住み慣れた自宅で住むために」記事はこれくらいにしたいと思います。

 

この続きは、また第2弾を計画して、記事としてお届けできるようにします。

 

住み慣れた自宅は、他の所とは違います。

 

住み慣れた自宅に死ぬまで住み続ける…

 

その為のリノベーションを考えることは、人生100年時代を考えることになるのかもしれませんね。

 

今回の記事は短めで済んで良かったです(笑)

 

 

今回の記事も最後までお付き合い頂き、感謝申し上げます。