自分で決める
今朝もウグイスの美声で目が覚めました。
毎朝決まって、明るくなってしばらくすると鳴き始めます。
朝にウグイスの鳴き声を聞くと心が落ち着きます。
どうしたらこんな美しい声で鳴けるんだろう…と
朝からほッとします。(ウグイス君に感謝)
画像素材:Jim Mayes 今朝も家の前の公園で 時々我が家の庭でも…
GWも終わって、普通の日々が帰ってきました。
今年のGWは、燃料代の高騰等を受けて近場でレジャーを済ますご家庭が多かったようです。
そんなGWの中でも話題になっていたのは、5月3日の憲法記念日でした。
日本中で憲法改正についての議論が巻き起こっていたからです。
今、改正しなければ国の安全を守れない…
平和が一番、9条を守るべき…
戦争をしてはいけない…
巻き込まれてはいけない…
そんな議論が巻き起こる中で、最高裁長官のコメントが心に残りました。
総理大臣が、「今こそ憲法改正に前向きな姿勢を」と発言をする中で、
「憲法の内容は国民が決めること」
と、短く明瞭なコメントを出したのです。
そのとおりだと素直に思いました。
憲法の内容を総理大臣や政党の幹部が決めるべきものではない…
国の主権者である国民一人一人が自分の判断で決めるものだと…
写真は横浜港 海上保安庁の巡視船が停泊していました とても大きな船です 四方を海に囲まれているこの国を守るのは大変なことだということはわかります…
高齢になると自分で決めることができない
高齢になるといろいろなことが、自分の判断で決めることが難しくなります。
例えば高齢者施設に入ったり利用したりすると、自分の判断で決めるということはできなくなるのです。
長い間、様々な高齢者施設で勉強してきた筆者は、施設での高齢者の生活を見てきました。
体が弱ってしまうと、なかなか自宅でお風呂に入るのが難しくなります。
浴槽が跨げない…
自分で体の隅々まで洗うことができない…
なんとなく理解ができるのですが…
高齢者施設では職員が入浴介助してくれるのですが、極端に言うと自宅での入浴とはかなりイメージが異なります。
頭や体を洗うのは同じですが、湯船でユックリなんてことはできません。
施設によって異なりますが、一人15~20分くらいが普通です。
それも、この時間は浴室にいる滞在時間です。
ですから湯船に浸かっている時間は、2~3分くらいです。
ほぼ烏の行水状態ですね。
記事でも度々ご紹介してきた安価で入居できる特別養護老人ホームでは、もっと短い時間のところも少なくないようです(全てがそうだということではありませんが…)
お風呂と言うより、流れ作業で何かを洗っているイメージです。
お風呂以外のイベントも、以前の記事でもご紹介したように、決められた時間に決められたことを実施するだけです。
画像素材:いらすとや 筆者も勉強の為に入浴介助をしたことがあるのですが、こんな和やかな雰囲気ではありません 効率重視の時間との闘いです 入浴介助を受けている方の気持ちを思うと複雑です
レクレーションも全員が同じことを実施する為、興味のない方々は寝ているか、ただ座っているだけになります。
これでは不活性になって、デイサービスを利用している意味はなくなってしまいそうです。
筆者は、高齢者施設で勉強をしていて不思議になることがあります。
どんなことかと言うと、
最近そこらじゅうで増殖しているサービス付き高齢者住宅に入居している高齢者の皆さんが、デイサービスを利用しているケースが結構多いのです。
どちらも高齢者施設です。
サービス付き高齢者住宅に入居している高齢者の皆さんが、なぜデイサービスに通うのか?
その理由を高齢者の皆さんに聞いてみると、食事も出るしお風呂もあるのだけれど、人とのふれあいが無いそうなのです。
当然、サービス付き高齢者住宅でも食事やお風呂の利用時間は決まっています。
食事もたいていは食堂で摂る為、入居されている方々のふれあいがある筈なのですが…
食事の時はただ食事に徹して、終われば自室に戻る…
食事が終われば、出された食器をすぐに回収されるのですから仕方がないことかもしれません。
高齢者施設では慢性的な人手不足であることは皆さん周知の事実です。
ですから必要以上のことはできないのです。
結果、全てが施設側の都合で動きます。
全てがタイムスケジュールどおり進めていくことが基本なので、ここでも仕方がないことなのです。
そう…仕方がないこと…
その連続なのです。
結局1日の大部分が、自分では決めることができない時間となっていきます。
常々「健康寿命を伸ばしましょうね」と言っている筆者が、なぜアンチ施設派なのかがわかって頂けましたか…
以前の記事で、「自分で決めれない人生は短命」だとご紹介したことがありましたね。
「選択の自由度に対する認識が健康に大きな影響を及ぼす」
海外の大学による研究で、こんなことがハッキリとしているようです。
これは現役時代のみならず、高齢期になっても同じような気がします。
高齢期でも、選挙権と同じように、自分で決めることができる人生を少しでも長くしたいものです。
今回の記事は、憲法記念日に世の中を二分していた憲法改正の論議を見て、感じたことを記事にしてみました。
憲法改正、
自分と、家族と、この国の社会の為に、自分で方向性を決めたいと思いました。
今回の記事も最後まで読んでくださり、感謝申し上げます。




