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災害大国ニッポン

2026年08月22日
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突然、千葉県を襲った集中豪雨…

 

多くの自動車が動けなくなり、水没する車の中で犠牲になるという考えられないことが起きてしまいました。

 

テレビに映し出されるインバウンドの外国人観光客の皆さんも、この予期せぬ事態に目が点になっていました。

 

災害大国ニッポンのことをよく理解せずに来日してしまったようです。

 

専門家のよると、この豪雨の原因は「モンスーンジャイア」という聞き慣れない気象現象によるものらしいのです。

 

夏の時期に日本の遥か南の海上に現れるこの気象現象のことを筆者は初めて知りました。

 

水平規模が数千キロメートルに及ぶ巨大な反時計回りの風の循環(台風のように渦を巻いている)のことをこう呼んでいるのだそうです。

 

このモンスーンジャイアの影響で、台風の数が大幅に増えているようです。

 

台風だけでなく、湿った空気を大量に日本列島に送り込むことで、今回のような豪雨が発生しやすくなっていると解説で知ることができました。

 

数年に一度起きるらしいのですが、地球規模の気候変動の影響を受けて発生し易くなっていることは、筆者のような素人にも容易に想像がつきます。

 

今年は自然災害の異常(凶暴)さが、際立っているようにも感じます。

 

以前の記事でもご紹介したように、発生件数だけが問題ではないのです。

 

 

 

最新の災害情報をグラフ化するのが恐ろしいですね…

 

 

 

激甚災害という言葉、とても嫌な言葉ですね。

 

台風も大型化だけでなく、その進路も変わってしまったように感じます。

 

今までは、日本列島を縦断するコースがお決まりのパターンでした。

 

それが、東からやってきたり、南西諸島を西に向かって中国へと向かう台風が増えました。

 

この季節の台風は、今迄お米づくりに大きな影響を与えていた為、(台風のコースが変わって)農家の皆さんにとってはホッとすることなのかもしれませんが…

 

 

 

夕立に濡れた稲… 今年も早場米の収穫が始まりそうです

 

 

 

 

世界に眼を向けると、欧州や北米では熱波の影響で大規模な山火事が多発しています。

 

オリーブやぶどう畑が焼失することで、日本の食卓にも影響が出ることが懸念されているようです。

 

中東で愚かな戦争を始めた大国の大統領は、

 

「気候変動なんて起きていない」

 

「史上最大の詐欺」

 

等と発言し、気候変動枠組み条約からも脱退してしまいました。

 

本当に信じられないですね。

 

ただ、世界の平均気温は確実に上昇しています。

 

気候変動が起きていないなんて思う人は、とても少ないのではないでしょうか。

 

あくまでも平均気温なので、地域別に見れば大きな上昇をしているところも少なくないのかもしれません。

 

地球の大部分を占める海の温度も上がっています。

 

水や大気が循環することで生まれている気候のバランスが壊れてしまうと、今回のような千葉の豪雨が起きるということなのでしょう。

 

筆者の子供の頃と比較しても、

 

自然災害の数も、

 

その規模も、

 

確実に大きくなっているように感じます。

 

ただ、これからも自然災害は増えていくと覚悟を決めておいた方がよさそうです。

 

そして、自然災害が続けば農作物の不作や、食糧不足が襲ってくる可能性もあるのです。

 

食料品の大部分を海外からの輸入に頼っているこの国で、自然災害による農作物の被害は死活問題になりかねません。

 

 

画像素材:いらすとや  気温上昇で地球も汗をかいたのでしょうか… 今回の大雨、筆者には地球が泣いているようにも感じるのですが…

 

 

 

 

恐い正常化バイアス

 

 

活動期に入り、地震も多発しています。

 

今回のような大規模な水害も毎年のように発生しています。

 

そんな中で、緊急避難が呼びかけられてもすぐに動けない人もたくさんいるのです。

 

高齢者施設では少ない職員で、多くの高齢者を避難させなければならず、避難に時間と労力がかかります。

 

過去の自然災害でも高齢者施設が被災して犠牲者が出るケースが多数報告されています。

 

まだ、施設の場合は避難の判断ができる人間がいるのですが、急速に数が増えている独居高齢者を避難させるには難しい点が多くあります。

 

高齢者の場合は、健常者のように自由に身体が動くわけではないので、どうしても正常化バイアスが働いてしまうかもしれないのです。

 

「自分は(きっと)大丈夫…」

 

「動く(避難する)方が危ないかも…しれない」

 

自然災害が発生した場合、自分はどのように行動するのか…

 

高齢者の皆さんに判断を委ねるのではなく、家族や親族だけでなく、自治体や地域でサポートが可能な組織で事前に決めておく必要があると感じています。

 

そう考えると、急速に高齢化が深化していくこの国では、地域でやらなければならないことがたくさんあるようです。

 

ハザードマップだけでは充分でないことは、誰もがわかること…

 

自然災害は、それを教えてくれているのかもしれませんね。

 

格差と貧困が拡大して、とても息苦しい社会になりました。

 

そこに自然災害が多発する。

 

自然災害は、おかしな社会になってしまったこの国に何かを投げかけているような気がします。

 

この災害大国ニッポンで生きていく為にどんな老後の準備が必要なのか…

 

誰もが1年経てば、1歳年を取ります。

 

そして、必ず誰もがいつか高齢者になるのです。

 

以前の記事でご紹介したように、高齢になっても健康を維持できる方は少ないこという事実を理解しておく必要があるのです。

 

何度か記事でご紹介したことのある「自立度の変化パターン(男女別)」をもう一度確認してみてください。

 

長く高齢者の皆さんの生活を見てきた筆者から見ても、このパターンはほぼ正確であるように感じています。

 

 

 

何度か記事でご紹介した東京大学が長期間追跡調査を実施した「男女別の自立度の変化パターン」です いつまでも元気でいられるわけではないのです… ご自身の年齢を当てはめてみてください

 

 

 

身体の自由が効かなくなったその時、

 

そんな中で、自然災害が襲ってきたらどうするのか…

 

他人事ではなく、普段から自分の親のこと、

 

そしていつかは必ず老いる自分や伴侶のこと、

 

を考えておくことは無駄にはなりません。

 

これからは、火災保険以外に地震や自然災害保険に入ることは必須といってもいい時代になるかもしれませんね。

 

老後の資金2000万円より確実にお金が必要なことは、もう誰もが理解できた筈です。

 

そんなことよりもっと大事なことは、

 

家族との絆

 

そして地域との連携

 

財政難と人手不足が続く自治体を頼りにするのは危ういことかもしれませんね。

 

今回は、帰宅時に突然目に飛び込んできた千葉の豪雨災害を見て、想うところを記事にしてみました。

 

息苦しくなった社会に共存するかのように頻発する自然災害…

 

難しくなった人生をなんとか前向きに考えながら生きていきたいものです。

 

 

今回の記事も最期までお付き合い頂き、感謝申し上げます。