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高齢期になってからの運動 定年過ぎたらフィットネス

2018年11月11日
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今回の記事では、健康自立年齢を上げる為にどのような活動をすればいい
のかを考えてみたいと思います。

働くことが心身の維持に効果があることはわかりますが、貯筋の為には
運動が必要です。

でも高齢期に入ったらいったいどんな運動をすればいいのでしょうか。

先日、筆者自ら体験をしてきましたので、今回記事でご紹介することに
します。

 

お伺いしたフィットネスクラブEST(エスト)さんは、
「50代からのフィジカルフィットネストレーニングスタジオ」という
コンセプトを持っており、中高年に特化したトレーニングを提供して
います。

このEST、実は筆者の大学院時代の同期生が代表をしているスタジオで
前から行ってみたいと思っていました。

東京の多摩地区にあるこのスタジオは、京王電鉄と小田急電鉄が重なる
永山駅から徒歩約10分の所にあります。

 

スタジオEST外観

 

 

8月も終わろうとしていましたが、まだまだ暑い日が続いていて、スタジオに到着するのがとても待ち遠しく、冷房の効いた涼しいスタジオに入ると
ほっとしました。

スタジオに入ると普段よく目にするフィットネスクラブとは趣が違います。

ずらりと並んだランニングマシンでトレーニングウェアを着た人達が汗だくで走っているという感じではありません。

筋トレマシンも普通のフィットネスクラブで置いてある重厚で複雑なものではなく、とてもシンプルなものでした。

 

 

スタジオ内部 筋トレマシンはどれもシンプルなものばかりです

 

 

代表のTさんに「着替えた方がいいですよね」と尋ねると、
「汗は殆どかかないので大丈夫ですよ」という回答。

念のため、上着だけTシャツに着替えて待っていると、お客様が次々に
入店されました。

運動プログラムの開始は午前9時30分。

結局プログラムは後期高齢者と思われる男女6名の皆さんでスタートする
ことになりました。

6名の内、5名は女性で男性は1名のみでした。

全員服装は着替えずそのままで、トレーニングシューズに履き替えた
皆さんは、プログラム開始まで仲良く談笑されていました。

何回も同じプログラムに参加しているようで本当に仲の良い友達という
雰囲気でした。

皆さん参加カードのようなものを持っていて、代表から参加のスタンプを
押してもらうのが楽しみのようでもありました。

夏休み中の朝のラジオ体操に集まった小学生が参加スタンプを押してもらう時と同じ感覚でした。

 

プログラムは冒頭、代表のTさんから少しお話があり、酷暑への対応方法が説明され、その後、全員椅子に着席し準備運動から始まりました。

“あれ、座ってやるの?”と思いましたが、中には足腰があまり強くない方もおられたので、その配慮もあるのかなと感じました。

でも、この椅子に座ったままの準備運動、激しい運動ではないのですが、
明らかに普段使っていない筋肉を使っていることがわかりました。

準備運動を10分程度行った後、プログラムは座ったままの筋トレに移ります。

収縮性の天然ゴムシート「セラバンド」をつかった筋トレです。

初体験でユニークな運動でしたが、しっかりと体が動かせた感じがします。

この「セラバンド」お相撲さんもトレーニングに使っているとか。

今年で90歳とは思えないほど若さを感じる男性が教えてくれました。

ここまで殆ど汗をかいていません。

プログラムが始まって30分、ここで一旦休憩となり、水分補給。

この休憩時間皆さんとても会話が弾み、笑顔で談笑されていたのがとても
印象的でした。

女性の皆さんに年齢を聞くことはできませんでしたが、皆さん血色もよく、健康そのもので、元気です。

プログラムの最後は、5種類のマシンを使った筋トレと立って行うエクササイズ、リズムよくトレーナーの後に続いて体を動かします。

ここでもうっすら汗がにじむ程度で汗だくにはなりません。

トレーナーが時間管理をしながら、高齢者の皆さんの状況をつぶさに観察
した上で、細かい休憩をはさみながら無理なく運動ができていました。

プログラムは11時で一旦終了しましたが、この後女性軍は続けて介護予防(認知症予防)プログラムに進むそうです。

筆者は時間の都合もあり、男性とともに今回の運動は終了となりましたが、女性は本当に元気です。

最近の調査では、このフィットネス市場はこれからも大きく伸びると予想
されています。

健康産業新聞の記事に2018年のレジャー白書のデータとしてフィットネス
市場が4600億円市場に成長し、4年連続で過去最大となったことが掲載されていました。

そんな中で、筆者は、健康意識は高いながらも所得が伸び悩む若年・中年層よりは、健康維持や認知症の予防を迫られる高齢期の方々を対象にした
フィットネス市場の方がこれからは伸びるのではないかと考えています。

その結果で、健康自立年齢が延びて、社会保障費の伸びに歯止めがかけられるのであれば、これはこれでうれしいことです。

高齢期の方が体を動かすことで消費が伸びる。

景気促進と社会保障費抑制のダブルの効果が期待できるのです。

今回ESTさんでの体験を通して感じたことがあります。

この高齢期の皆さんのフィットネス、地域の共有スペースを意味するコモンスペースとしての機能を持っているのではないでしょうか。

ESTさんは地域に根差しながら、少数制という取り組みで地域社会に貢献
しています。

多様性の時代、こんな小さなコモンスペースが街の中にたくさんあることで、自分に合った居場所を見つけることができるのではないでしょうか。

居場所がたくさんある、
それは高齢期の皆さんにとってきっと生きがいにつながると思います。

ひょっとすると、この高齢期のフィットネス、人生100年時代に欠かせないものになるかもしれません。

別の視点で捉えると、この高齢期のフィットネスは定年後の活動として最適ではないかと感じました。

体を動かすことで健康維持につながるだけでなく、フィットネスに行くことにより地縁ができます。

会社を定年した後、地縁がないという方にはとてもお勧めです。

超高齢化を迎えたこの国で、地域に根差したフィットネスクラブの役割は、体を動かす場所からもっと重要な役割を持つようになりそうです。

ESTさんにご興味のある方は、下記のサイトをのぞいてみてください。無料で体験できるそうですよ。

 

50代からのフィジカルフィットネス トレーニングスタジオ エスト

 

 

今回の記事も最後まで読んでくださり、感謝申し上げます。