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名医はどこに(歯科医編) 

2018年10月25日
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人間の体もメンテナンスが必要

 

高齢になっても健康でいたいと願うのは誰も同じことですが、実際には
加齢とともに体の様々のところでトラブルが発生します。

筆者も45歳を超えたあたりから数年に一度は一年中いろいろなお医者さん
にかかり続けるといった状況を続けています。

精密機械と同じで自分の体にもメンテナンスが必要だということでしょうか。

一説によると人間の構成要素である各パーツの寿命は50年だとか。

脳だけは100年を超えて使い続けることができるのだそうですが、それ以外のパーツは弱っていく中で何とか機能を維持していくしかないのが現状
なのです。

機械のようにパーツだけを新しい部品と交換することもできません。

うまく付き合っていくしかないのです。

体のパーツの機能維持にはどうしてもお医者さんの協力が必要です。

でも、われわれは何か症状が出て自覚した時にしかお医者さんにはいきま
せん。

要するにどこかが悪くなってからお医者さんに行くのです。

健康診断のように悪くなる前に予兆を確認する方法もありますが、全ての
パーツに気配りをすることは容易ではありません。

そんな中で悪くなる前に予防しておくことが、すごく効果があるパーツが
あります。

 

歯は命にかかわる大事なパーツ

 

それは「歯」です。

日本歯科医師会が「8020運動」なるものを推進しています。

80歳になっても自分の歯が20本残っていると表彰してもらえるのだそう
です。

事実、高齢者にとって歯は命ともいえます。

歯医者さんは、“歯と歯茎の不調は命にかかわる病気と思って手抜きをしな
いようにしてほしい” と訴えています。

また、歯が殆どないのに入れ歯を使わなかったり、合わない入れ歯をして
いる人は認知症になりやすいのだそうです。

正しく噛むことで脳の血流に影響を与え、脳を刺激するので、きちんと
歯の手入れをする人は、認知症にかかりにくいのだそうです。

そして歯も含めて口腔内を常に清潔にしておくことは、高齢期における
怖い病気でもある誤嚥性肺炎の防止にもつながります。

でも、筆者も子供の頃から歯医者は大の苦手で、歯医者に入ってあの
ドリルの音を聞くだけでおじけづいたものです。

しかし、2年前くらいに大きな治療をしました。

子供の頃ハイキングの最中に大きな怪我をした際、前歯を折ってしまった
関係で長い間前歯2本は差し歯でしたが、それが悪化したのです。

会社の近くの歯医者さんにいったところ、

「即インプラントにしましょう!」

と言われました。

その費用は1本60万円、2本で120万円とのこと。

なんとか差し歯で対応できないかと相談したところ、差し歯では金属を
使うので、「こんなにかっこ悪くなりますよ」とサンプルを見せられま
した。

悩んだ後、筆者はいつもの相談相手に連絡をしました。

筆者の勤めていた会社では、医療事業も手掛けていた為、筆者にはお医者
さんのことでいつも相談する人がいたのです。

その医療事業で営業の責任者をしていたMさんに相談したところすぐに
別の歯医者さんを紹介して頂きました。

その紹介して頂いた歯医者さんがとても優れていたところは、

 

①まず初診では治療せず、患部の状況を確認し、患者の希望を聞き出しま
す(院内には患者が医師と相談できる部屋がたくさんあります)

②次に専門医も含めて10名くらいの医師が、患者の治療方針について
検討します
(実際、院内にはミーティングルームなるものが存在していました)

③そして医師の周知を集めた後、治療の方針が患者に詳しく説明されます

④その治療にはどれくらいの治療費が必要か治療期間はどれくらいかも
事前に説明があります

 

結局、実際の治療が始まったのは3回目の訪問時からでした。

結局金属を使わず差し歯にて治療が可能との治療方針について説明を受けました。

差し歯の費用は2~3万円程度という説明もあり安心して治療を任せるこ
とができました。
(実はこのお医者さんでもインプラント治療は実施しています)

治療が始まる前には必ず当日の治療について説明があり、治療後には次回
はどこまでやるといった説明がきちんとありました。

結局治療には他の歯も治療したため4か月程度を必要としましたが、
出来上がりはとても満足のいくものでした。

あのインプラントしかないと言っていた歯科医は何だったのかと考えさせ
られます。

治療完了後は、3カ月に1回程度の定期検診を受けて2年たった今でも問題なく過ごせています。

 

名医を見つけるのは難しい

 

筆者の場合は、どんな病気でも常に名医を紹介してもらえるルートがあり
ました。

家の近所に行きつけの医者があればいいのですが、名医とは限りません。

常にいろいろな情報を集めて、「体のどのパーツであればどこのお医者
さん」という風に決めておくのも大事なことかもしれません。

最近英会話の勉強も今までのように「スクールに行って勉強する」
一辺倒ではなく、その人にあった学習方法を薦める「コンサル」なるもの
が現れました。

医者も悪くなってからとりあえず見てもらうというパターンではなく、
常に自分の健康をコンサルしてもらえるような仕組みができれば超高齢化
を迎えたこの国には効果的であるかもしれません。

そんな自分の健康をコンサルしてくれるようなお医者さんを見つけておく
ことは重要なことかもしれません。

今回のブログで取り上げた歯医者さんのように、常に定期健診を実施して
口腔内の衛生度を向上しておくことだけでなく、今後のこと将来のことも
一緒に考えてもらえるお医者さんを見つけておくことが重要だと思います。

これがまさに「真の行きつけ」といえるものではないでしょうか。

それからもう一つ大事なことは自らも常に正しい知識をつけておくことだ
と思います。

最近インプラント治療を中心に歯科医と患者さんとのトラブルが増えてい
るそうです。

筆者も歯については過去にいろいろと苦労している関係で、今回は自分な
りにインプラントについて調査してみました。

その中で、

「インプラントは外科手術であること(高齢者には体力的に課題がある
のだということ)」、

「インプラントにしたらそれで終わりではなく、メンテナンスが結構大変
だということ」、

「すべてのインプラントが骨に付くわけではない
(うまくいかないこともあるということ)」、

「重度の糖尿病や骨粗しょう症の方はできない」、

ことがわかりました。

良い歯医者さんを見つけることとともに、自分自身でもいろいろな知識を
身につけておくことができれば、トラブルに巻き込まれる可能性も少なく
なります。

とりあえず歯が痛いので歯医者に行くか、
このような知識をつけてから歯医者に行くかでは結果が大きく変ります。

歯科検診を受ける場合は、きちんと説明責任を果たす歯医者さんを選択す
る必要性がありますが、加えて安易に自分が納得できない治療を受けない
ようしっかり自分の意志を伝える必要もあります。

高年齢期に入った患者にとってその治療が本当にメリットのあるものなの
かを本人だけでなくご家族が考えておく必要があるのではないでしょうか。

 

 

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。