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安全安心神話

2020年07月02日
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新興国の苦戦

 

 

新型コロナウイルスが全世界に広がり、被害が拡大しています。

中でも南米のブラジル、そしてアジアのインド、ロシアと新興国で
感染が拡大しています。

つい数年前迄は、これらの国を称して「BRICs(ブリックス)」と呼ん
でいました。

米国の投資銀行在籍の経済学者が投資家向けレポートで初めてこの言葉
を使って以来瞬く間に全世界に広がりました。

この新興国に世界のお金(投資)が集まったのです。

そうこの20年くらいは、新興国ブームといってよいくらいの盛り上がり
でした。

 

 

 

 

でも、このコロナ禍の影響で、今これらの新興国から「お金」が流出し
ています。

 

お金は儲かる処へ、そして、より安全・安心な処へと流れていきます。

 

先日、アルゼンチンやレバノンがデフォルトに陥りました。

アルゼンチンのお隣であるブラジルも感染が広がり、厳しい状況です。

 

感染の影響はロシアも同じで、大統領自ら感染対策に乗り出しています。

 

そして急成長を続けてきた中国にも明らかな減速基調の兆候が見られま
す。

これから米中貿易摩擦が強まれば、この中国からもお金が逃げていく
ことが予想できます。

この新興国へと流れていたお金はいったいどこに行くのでしょうか?

 

 

 

 

 

日本は今が踏ん張りどころ

 

 

新興国がコロナ禍で苦戦する中で、世界的に見ても日本は頑張っていま
す。

確かにたくさんの方が亡くなられました。

でも、医療従事者の皆さんの命を懸けた奮闘の結果、被害者の数は
少ないといえるのです。

世界と比べても日本の被害は少ない。

日本が世界に誇れるものは美しい国土や経済だけではありません。

日本の安全・安心・清潔は、世界から見れば、コロナの時代にあって
リスクの少ない国に見える筈です。

 

コロナの時代に、これから日本を再評価する動きは出てくるかもしれま
せん。

パンデミックを経験してしまった世界経済は、単純に儲かるとかでは
判断しなくなるかもしれないのです。

 

そして、長年低迷を続けてきた日本経済(日本株)は、投資家から
すれば割安感があります。

あまり儲からないけど、コロナも含めてリスクが少なく、そして今は安い。

安全・安心というものに対する価値が再認識される可能性が高いと筆者は
考えています。

 

 

安全・安心という商品・サービス

 

 

米中の貿易摩擦は、コロナ禍の影響で強まる可能性があります。

それもそのはず、こんなに世界に災難を振り撒いた国は、まだ世界に対し
て一言も謝罪していません。

言い訳や開き直りともいえる言動は醜いとしか言いようがありません。

そんな国に集まったお金はこれからどうなるのでしょうか?

 

でも、お金がまた日本に戻ってくるためには、日本が疾病対策に強いだけ
でなく、投資するのに魅力的な国にならなければなりません。

筆者は、この国の安全・安心神話につながるような商品やサービスが必要
だと思うのです。

 

 

 

 

 

 

かつて、日本に訪れた中国の方々が爆買いをしました。

なかでも人気のあったのは、ドラッグストアや家電量販店。

頭痛薬や鎮痛剤、目薬や便秘薬等の薬剤や化粧品はとても人気だった
ようです。

中国の方々は、日本のこれらの商品を「神薬」と呼んでいたそうです。

炊飯器もお米が美味しく炊けると、わざわざ(中国製よりも)高いものを
買ってくれるのです。

そう魅力があるから買ってくれる。

安全・安心を生み出す商品やサービスは、コロナの時代に必ず需要が
あるのではないかと。

 

日本では、病院や介護施設のような高齢者施設において、海外のような
大きな被害は出ませんでした。

高齢化社会の先進国である北欧スウェーデンでは、

「80歳以上は諦めてくれ」

と国家の指導部が信じられない発言しているような中で、日本の病院と
高齢者施設は高齢者を命懸けで守りました。

 

ここにも、大きな安全・安心という大きな魅力が隠されています。

 

高齢化率でダントツの世界の先頭をひた走る日本において、高齢者に
安心と安全を提供する商品やサービスは必ず世界から必要とされるはず
です。

この日本は、コロナの時代にあって真のイノベーションを果たすべき
です。

そうすれば、世界からお金が集まります。

ここが知恵の出しどころ、踏ん張りどころです。

 

 

東京オリンピックはやるべし!

 

 

先日、マスコミで東京オリンピックの縮小開催についての報道があり
ました。

中止よりはましだという声も聞こえてきますが、筆者には別の意見が
あります。

冷静に考えてみてください。

今回のコロナウイルスのような新たなウイルスは、今後も発生しないと
は誰も言えません。

今後もリスクと隣り合わせの生活は続くのです。

 

オリンピックも同じです。

 

もしかすると、東京の次のパリ大会の前にもパンデミックが世界を襲う
可能性はゼロではありません。

であれば、コロナの時代のオリンピックはこうあるべきと、東京が、
日本がそれを示すべきです。

 

大事なことは、こんな時こそ専門家だけで判断せずに、庶民の知恵を
導入すること。

 

マスクが無くて困っている時に、おしゃれな布マスクで社会を救ったの
は、庶民の知恵と工夫でした。

 

アベノマスクは何の役にも立たなかった。

 

庶民知を使って、東京オリンピックを通して日本はリスク(疾病対策)に
強いのだと世界にアピールするチャンスなのです。

 

それが、日本の安全・安心神話へとつながると確信しています。

 

そして、そのことこそが日本経済復活の狼煙となるかもしれません。

 

 

 

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。