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錆びない身体をつくろう!

2023年05月06日
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最近の記事は、なにかと難しいことや悩んでもなかなか解決ができない
ことを書いてしまったのではないかと反省しています。

 

久し振りに難しいことは抜きにして、高齢期の方々の体に良い食品につ
いて記事にしてみたいと思います。

 

最近、筆者は地元で高齢者住宅の研究に取り組んでいます。

 

ついつい帰りが遅くなり、気が付くとスーパー閉店の時間で、慌てて夕
飯の買い物をすることが増えています。

 

筆者の趣味というか特技は、閉店直前のスーパーに行って「半額」や
「2~3割引き」シールの貼ってある食品を買って美味しい食事をつく
ることなのですが、その機会が最近とても多いのです(笑)。

 

 

今日も特売でブロッコリーとミニトマトを買ってしまいました
ブロッコリー1株が消費税込みで85円…安いです!

 

 

閉店前は、生鮮食品が大幅に値引きされます。

 

筆者の狙い目は、鮮魚にお惣菜です。

 

最近は、お肉を食べなくなってしまいました。

 

なぜかというと、高齢期になるとどうしても気になる血管障害(脳梗
塞・心筋梗塞)予防と体臭対策です。

 

健康の為になるべく野菜や果物中心の食事になるように努力しています。

 

 

2大老化要因

 

 

読者の皆さんは、身体の「酸化」とか「糖化」という言葉を聞いたこと
はあるでしょうか。

 

2大老化要因でもある「酸化」と「糖化」、実はとても怖いのです。

 

まず今回の記事では、「酸化」について少しご説明してみましょう。

 

人間は、空気(酸素)を吸わないと生きてはいけませんよね。

 

空気中の酸素は21%で窒素(78%)より割合が小さいのですが、酸
素が多過ぎると酸素中毒を起こして大変なことになるそうです。

 

酸素は必要なものですが、ある意味有害なモノでもあるといえるのです。

 

そして、酸素分子が活性酸素に変化すると、身体の酸化要因になってし
まうそうです。

 

この活性酸素による身体の酸化は様々な病気を引き起こします。

 

そう、身体が酸化すると「肩こり」や「慢性疲労」「肌荒れ」だけでな
く、「高血圧」等も引き起こし、結果として「老化」を進行させてしま
うのです。

 

加えて、活性酸素が脂質やたんぱく質に悪影響を与えると、動脈硬化や
心疾患・脳卒中の要因ともなり、注意が必要なのです。

 

活性酸素がDNAを壊してしまうと癌になることも報告されています。

 

人間の身体には、体を酸化させないように抗酸化機能が備わっています
が、その抗酸化力は40歳を超えると急激に低下してしまいます。

 

ですから、高齢期の身体の酸化はどうしても避けないといけないのです。

 

筆者が高齢者施設でこの話をすると、皆さん食い入るように聞いてくれ
ます。

 

そんな高齢者の皆さんに筆者がいつもお勧めしているのが、「朝:キウ
イ」「夜:トマト」です。

 

キウイ? トマト? それって何? っと思うでしょうね。

 

そう食べ物に気を付けることによって、身体の酸化を防ぐことができる
のです。

 

 

今、世界中から健康食として注目を浴びている日本食:地元の割烹にて
更に深く高齢化していく日本人も欧米化してしまった食事そのものを見
直すべきなのかもしれませんね…

 

 

特に効果があるのが、ビタミンCとビタミンEです。

 

ビタミンCは、4種類あるとされている活性酸素の殆どに効果があり、
後述のビタミンEの抗酸化力を補助する機能をも持っています。

 

そのビタミンCを多く含んでいるのがキウイなのです。

 

グリーンのキウイよりゴールドのキウイの方がビタミンCの含有量が多
いそうです。(値段は高いのですが…)

 

筆者も朝食前にいつもバナナ(血圧対策)とリンゴ(口臭対策)ととも
にキウイを食べています。(筆者はグリーンの方が好きです)

 

食事の前に野菜や果物を食べると、酵素の働きで消化を助けてくれるの
で、とても効果的です。

 

ビタミンCを多く含んでいる食品には、他にブロッコリーや赤/黄ピーマ
ン等があります。

 

もう一つ抗酸化力機能が高いのが、ビタミンEです。

 

4つの活性酸素の内、ヒドロキシラジカルと一重項酸素の2つに有効な
抗酸化力を発揮してくれます。

 

ビタミンEを多く含有している食品には、ナッツやブロッコリーがあり
ます。

 

以前の記事でも老化抑制食品としてご紹介したことのあるブロッコリー
はとても凄い食品といえますね。

 

 

日本食の代表格の一つ「刺身」には不飽和脂肪酸が多く含まれています
ビタミンC同様に体内では合成できない貴重な栄養素です

 

 

ビタミンCやE以外にも、抗酸化力を持つものは沢山ありますが、追加で
是非知っておきたいものとして、ポリフェノールとビタミンB2がありま
す。

 

ポリフェノールは、よく耳にするのでご存知かと思います。

 

ポリフェノールを多く含んだ食品には、読者の皆様もよく御存知の珈琲
やカカオ(チョコレート)、ワイン(赤)等があります。

 

適量であれば毎日口にしたいものですね。

 

そして、ビタミンB2を多く含んだ食品には、日本人になじみの深い魚介
類、藻類、豆類、そして乳類(ヨーグルト等)等があります。

 

高齢期の方々にとって大敵である身体の酸化も、こうして考えると、
身近な食事に気をつけることで防ぐことができるのです。

 

 

今晩の筆者の夕飯です
ブロッコリー・トマト・魚・藻類(めかぶ)・豆類(豆腐)
お酒も適量であればストレス解消にもなります

 

 

健康に気を付けること、

 

それは食事に気を付けることと言っても過言ではありません。

 

その為には少しばかりの知識も必要なのです。

 

そこに安売り、特売があればなお良しということでしょうか(笑)

 

食事に気を付けて、健康寿命を延ばすこと、

 

それは社会保障費を抑えることと、この国に貢献することに繋がるので
す。

 

毎日口にするものに気を付けることで、健康寿命を延ばすことができる。

 

とても素晴らしいことですね。

 

継続できるかは、個人の考え方と努力次第です。

 

今回の記事の続編として、次回の記事では身体の糖化について書いてみ
たいと思います。

 

是非、お付き合いください。

 

 

今回の記事も最期まで読んでくださり、感謝申し上げます。