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長い老化期間をどう生きる

2023年10月14日
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先日、大腸の内視鏡検査を受けてきました。

 

昨年(2022年)夏に胃の内視鏡検査を受けた際に、医師から言われ
たのです。

 

「60歳を超えたら、定期的に胃と腸の検査は受けた方がイイですよ」

 

その言葉に騙されて、20年ぶりの大腸検査でした。

 

20年前に会社の健康診断でひっかかって受けた際は、半日酷い味の下
剤を飲み続けて、結構大変だった記憶があった為に、とても憂鬱な気分
で病院に向かったのです。

 

でも今回は、自宅で約2時間下剤を飲んだ上で病院へ…

 

下剤も凄く飲みやすく、検査も全く負担もありませんでした。

 

“こんなに楽になったんだ” と…ホッと一安心。

 

これくらいなら毎年検査をしてもいいかなと思い、胃と大腸の検査を
2年に1回(ですから毎年どちらかの検査)することにしました。

 

高齢になると、確かに癌のリスクも上がっていきます。

 

癌の家系でもないのですが、健康診断の検査だけでは不十分だと感じた
ので、仕方ないという気持ちで判断をしてみました。

 

 

食欲の秋 筆者の家の近くにあるお菓子の名店です
童話に出てくる「お菓子の家」のような造りでとても人気があります
検査で絶食した後は、美味しいお菓子を頂きました!(笑)

 

 

老化による病気が原因

 

 

筆者が生まれた60年ほど前の日本人男性の平均寿命は60代でした。

 

人間の種としての限界寿命は120年ほどですが、長く寿命自体は50
年そこそこだったのです。

 

それが、衛生環境や住環境、そして食生活の改善や医療の劇的な進化に
より、人間は簡単には死ねなくなってしまったのです。

 

そして人間の死因は、老化による病気が殆ど上位を占めるようになって
しまいました。

 

老化細胞が増えることによって、異常な細胞が増え続け、癌になったり
病気になったりして、苦しんだ上で、死に至ることが増えたのです。

 

細胞のことは過去の記事でご紹介したことがありますので、ご興味のあ
る方は是非ご参照ください。
(関連記事は複数ありますので、検索欄で「細胞」と入力願います)

 

この老化、(人によって確かに違いはあるものの)ターニングポイント
は男性では55~60歳くらいかなという感じが筆者はします。

 

この頃はまだ現役の社会人であることもあり、あまり老化を意識するこ
とはないのかもしれませんが、この辺りから老化に対する意識を高めて
おく必要があるのかもしれないのです。

 

今は健康診断でも、癌マーカの検査ができるようになったりして、とて
も便利になりましたが、精密検査はやはり定期的にした方がいいような
気がします。

 

 

ただ、老化と加齢とは別物だと言えます 
加齢と共に進行する老化を遅らせることはできるからです

 

 

動物はたいていPPK(ピンピンコロリ)

 

 

人間様以外の動物は、たいていの場合PPK(ピンピンコロリ)で死ぬよ
うです。

 

自然界にいる動物は、食物連鎖の上位にいる動物に食べられたりするこ
ともあり、病気に罹って死ぬというよりは、突然死ぬというケースをと
ることが多いようです。

 

ようするにPPK(ピンピンコロリ)です。

 

食べられて死ぬか、食べることができなくて死ぬか…

 

人間様は食べられることもなく、(飢餓はまだ存在するものの)食べる
ことに苦労することもなく生きられる関係で、多くの場合老化による病
気で死ぬのです。

 

衛生環境や住環境、食生活の改善で長く生きられるようになった反面で
表面化したのが、

 

(とても)長い老化期間です。

 

死ねないがゆえに長い老化期間を過ごすことになったのです。

 

この長い老化期間、不健康な状態で過ごすのは余りにも辛すぎます。

 

このブログでも多く取り上げてきた「健康寿命」を延ばす重要性が増し
ているのです。

 

 

画像素材:PIXTA  健康寿命を延ばす為にも「社会性」を失わない
そして、「食」にも気遣う 孤食は認知症の要因にもなっています

 

 

動物にも異変が

 

 

老化に悩むのは、どうやら人間様だけではなさそうです。

 

特に人間様に飼われているペットにも暗い影は忍び寄っています。

 

筆者の住む街にもそんな動物が多く住んでいます。

 

毎朝出かける時には、老犬を連れて散歩をしている方々に会います。

 

トボトボと足取りも不安気に歩く老犬は、突然同じ場所で回り始めます。

 

クルクルと回る犬を見ていると、犬にも認知症があるんだと感じてしま
います。

 

最近は、ペット葬という立派な仕事もあるそうです。

 

ペットである動物を家族と同じように扱うのは自然ですよね。

 

でも、動物本来の死に方とは少し違ってきているような気もします。

 

筆者も子供の頃に犬を飼っていたことがありましたが、死期が近づいた
ある日突然いなくなってしまいました。

 

懸命に探してはみましたが、結局見つけることはできなかったのです。

 

 

可愛がっていた愛犬が突然いなくなるのは寂しいですよね
心の中に×マークが浮かび、塞ぎ込んでしまいそうです
でもそこには動物が本来持っている習性も影響しているようです

 

 

「犬は飼い主には死に際を見せない」

 

と親から聞かされた記憶があります。

 

それが正しいのかわかりませんが、ペットも人間に近くなった関係で、
老化に悩むことになったのかもしれませんね。

 

長い老化期間を乗り越える為には、まず老化とはどんなものかを知る必
要がありますが、核家族が当たり前になった社会では難しいことかもし
れません。

 

祖父母と同居していれば、嫌というほど老化とはどんなものかを経験で
きますが、最近は自分の親に老化が進行してから悩む方も少なくありま
せん。

 

そして、自分自身にもその老化は必ずやってきます。

 

我々は生涯で様々なことを学びますが、この「老化」についても学ぶ必
要があるのです。

 

この老化、必ずと言っていいほど病気を連れてやってきます。

 

とても厄介です。

 

正しい知識を付けて、対応策を考えておく。

 

・細胞を破壊するものから自身の体をできる限り守っていく

 

・高齢期なれば食べるものにも気遣っていく
(食べたいものを食べることを我慢することは大変ですが…)

 

・自分にはどんなリスクがあるのか知っておくことも重要です

 

以前の記事で、病気の中には遺伝的要素が高いものと高くないものがあ
るとご説明したことがありましたね。

 

 

要注意なのは、※で記したところです
病気によっては、遺伝の影響を受けるものもあるのです

 

 

この「老化」についての知識…

 

長い人生を生き抜くことになった現代人にとって、必須の知識になった
のかもしれません。

 

「細胞の知識なんて専門家の仕事だよね…」

 

ではなく、

 

高齢社会を生き抜くために必要な知識であること知っておきたいもので
す。

 

少なくとも、知っておいて損には絶対になりません。

 

それが理解できるのは、自身が老化してからでしょうが…(笑)…

 

 

今回の記事は、大腸の内視鏡検査を受けた際に感じたことを綴ってみま
した。

 

 

今回の記事も最期までお付き合い頂き、感謝申し上げます。