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認知症をどう防ぐのか

2023年12月23日
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先日、74歳にして現役でバリバリ働いているKさんと一緒に出掛ける
ことになりました。

 

筆者の運転で車を走らせながらKさんとお話しをしていると、認知症の
話しになってしまったのです。

 

え、… こんなに元気なのに… 心配ですか…

 

認知症の心配をしているKさんに対して筆者が、

 

「Kさんはきっと認知症には罹りませんよ…」

 

というと、Kさんが不思議そうにその理由を尋ねてきました。

 

以前の記事でも書いたように、認知症はだんだんと頭を使わなくなって
しまう病気です。

 

専門家は、脳の神経細胞に付着するアミロイドβ(タンパク質)が原因
だとか話しをしていますが、れっきとした病気の一種なのです。

 

早い方では30代や40代で罹る人もいますが、高齢者の領域に足を踏
み入れると罹患の確立は確実に上がっていきます。

 

ただ、Kさんのように働くことによって、頭と身体の両方を使っている
人が認知症になったという話を筆者はあまり聞いたことがありません。

 

現役をリタイヤして、ノンビリし過ぎると、認知症が静かに近づいて
くるのかもしれませんね。

 

 

画像素材:PIXTA 認知症予防、筆者は働くことが一番だと思います

 

 

興味深い話

 

 

先日、認知症とは全く無縁なセミナーの中で、突然認知症の話しが出て
きて筆者は驚いてしまいました。

 

その話しをしていたセミナーの講師は、中小企業の経営者(高齢者)で
した。

 

その方の認知症に対する考え方がとても興味深いモノでしたので、少し
ご紹介をしてみたいと思います。

 

セミナー講師を務めていた経営者の方は、高齢者が認知症を予防するポ
イントを3つにまとめて話しをてくれました。

 

まずはそのひとつ目が、

 

夢を持つこと

 

子供の頃は、誰もが自身の将来の夢について語ることがあったと思いま
す。

 

でも長く人生を続けて、さあ残りの人生を考えた時…

 

残りの時間を考えると、なかなか夢を持ったり、夢を語るなんてことを
考える人は少ないのかもしれませんね。

 

でも、夢があるからこそ、人間行動に移せるものなのかもしれません。

 

高齢者だから夢を持ってはいけないなんて規則も法律もないわけなので、
筆者は ”なるほど” と頷いてしまいました。

 

この経営者さん、もう後期高齢者なのですが、とても若々しく見えまし
た。

 

夢があるから(持っているから)なのかもしれませんね。

 

高齢社会になったから認知症が増えたのか…

 

この国に夢がなくなったから、認知症が増えたのか…

 

さぁ…どちらが正しいのでしょうか…

 

 

画像素材:いらすとや
子供の頃は、誰もが、夢を持っていましたね…
何時頃からか、夢は無くなってしまいますが、人生が長くなった関係で
もう一度高齢期に夢を持つなんて「夢のある話」だと思いませんか…

 

 

二つ目のポイントを聞いて筆者はさすがに驚いてしまいました。

 

それは、「恋をすること」 だったからです。

 

確かに恋をしている時は、何かに夢中になっていて、他のモノが見えな
いのは理解ができます。

 

ここでも、高齢者は恋をしてはいけないという規則も法律もないわけな
のですが、既成概念みたいなのものがあって少し抵抗感もあります。

 

高齢者施設(有料老人ホーム)で勉強していた時に、高齢者の皆さんも
恋をするんだということがよくわかりました。

 

高齢者施設の中でも、恋の花は咲くようです…

 

お互いパートナーを失くしており、ある意味独身でしたから悪いことで
はないのですが、施設内の規律を乱すということで、このお二人には施
設側から厳重注意がなされました。

 

高齢者の恋はある意味とても難しいモノなのかもしれませんね…

 

ここでは、筆者が勝手な解釈をして、

 

恋をする」 = 「(何かに)憧れる

 

と意味づけをしてみました。

 

夢を持つことと同じように、恋をして何かに憧れることは、確かに精神
状態を若く保てて、認知症予防になるかもしれないと感じました。

 

高齢者施設に入って、毎日規則正しい生活をしていると、自然と「夢が
なくなり」「恋をすることも諦めてしまう」ものなのかもしれません。

 

筆者は、こんなことを頭の中で考えてしまいました。

 

「施設に入る方が、認知症が進行するんじゃないのか?(怖)」

 

 

高齢者施設とは、日常とかけ離れたところなのかもしれませんね
住み慣れた家や地域から離れた上で「諦める」ことを強いられる所かも
でも「夢」や「憧れ」はいくつになっても持っていたいものですね…

 

 

三つめのポイントは、

 

付き合いをつくる

 

ということです。

 

これなら筆者もよくわかります。

 

確かに「孤」は、とても認知症と相性がよいのです。

 

「孤立」「孤独」「孤食」等は認知症の要因にも上げられています。

 

社会とつながりを失くせば、一気に認知症との距離は縮まります。

 

社会と付き合い続けることは、大事なことなのです。

 

「夢」「恋」「付き合い」

 

あまり関連性の内容にも感じますが…

 

でも、この3つのポイントは、どれもつながりがありそうです。

 

「高齢者だから…」と諦めないで追いかけてみるべきものかもしれませ
んね。

 

経営者だからこそ、この3つを追い求めたのかもしれないと筆者は思い
ました。

 

経営者だからこそ、働き続ける環境に身を置ける。

 

でも、そこには高齢者にとっての不安は存在しないのかも…

 

この経営者の観点からみた認知症予防の極意、とても勉強になりました。

 

 

いくつになっても諦めたくないものがありますよね…

 

 

いろいろな予防策

 

 

電車の中で、よく高齢者の皆さんが(クイズやパズル等で)頭の体操を
している姿を見かけます。

 

これも昔でいえば、「ボケ防止」

 

今は「認知症予防」

 

意識の高い高齢者の皆さんは努力を惜しみませんね…

 

認知症はいろいろな予防策があるのですが、こんな努力をしないで済む
予防策もあるのです。

 

それは何かというと、食事療法です。

 

またか… と呆れないでください。

 

血管障害等の病気予防だけでなく、認知症の予防にも食事療法は効果が
あるかもしれないのです。

 

読者の皆さんの中には、過去の記事のことを覚えて頂いている方もおら
れるのではないでしょうか。

 

かなり前(2019年2月投稿分)の記事では、認知症予防だけでなく、
脳(神経細胞)の炎症予防や脳の機能向上に効果のある食品について
ご紹介をしたことがありました。

 

意外かもしれませんが、身近な食品が認知症予防に効果があることを再
認識して頂けると思います。

 

シソ等のハーブの一種に含まれているロスマリン酸はその代表格なので
すが、それ以外の野菜類にも有効な成分が含まれていることがわかって
います。

 

免疫力を上げることがわかっている根菜もその一つです。

 

筆者の大好物であるゴボウ(牛蒡)には、前述のアミロイドβによる脳
神経細胞の死滅を抑制する成分が含まれていることが、研究成果によっ
て確認されているそうです。

 

 

筆者の大好物である根菜は免疫力アップ以外にもたくさんの効能が
確認されています(ちなみにピーマンも大好物です)

 

 

それ以外にも抗酸化作用の高い野菜類は、脳の認知機能を高めてくれる
ものが多いのです。

 

夢(を持つこと)も大事なこと、

 

恋や憧れを持つことも素晴らしいこと、

 

「夢」や「憧れ」をいくつになっても持ち続けられる…

 

「夢」や「憧れ」を諦めないで済む人生を歩みたいものですね。

 

でも、もっと簡単に認知症予防ができることも覚えておきましょう。

 

 

今回の記事は、高齢になればなるほど発症の危険性が高まる認知症の予
防について考えてみました。

 

 

今回の記事も最期まで読んでくださり、感謝申し上げます。