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いつから高齢者なのか?

2024年01月20日
16

新しい年はまさに波乱の幕開けでした。

 

能登半島での大地震の後、羽田空港での航空機事故…

 

今年は世の中が大きく変わるのでしょうか?

 

新年が明けて数日間でこれだけのことがあれば、今年は何か特別な1年
になりそうな予感がするのも無理はありません。

 

実は、筆者にとってもちょっとした変化の年となります。

 

筆者も、今年から年金受給者となるのです。

 

年金といっても、特別支給の老齢厚生年金で、筆者の場合は64歳から
報酬比例部分のみ頂けるようなのです。(先送りは不可だそうです)

 

 

初めて年金手帳をもらってから、手にするのは数十年ぶりです
まさかこの手帳を使うことになるとは…

それにしても安っぽい手帳ですね…

 

 

そう、もうすぐ筆者も64歳になります。

 

あと1年で65歳となり、高齢者の仲間入りをすることになるのです。

 

と、いっても本人は自分で高齢者になるとは全く思っていませんが(笑)

 

それにしても、いつから、65歳以上を高齢者と呼ぶようになったので
しょうか?

 

ネットで調べてみると、筆者が生まれる少し前の1956年に国連が提
出した報告書がその起源のようです。

 

その頃の日本人の平均寿命は、男女とも60代半ばでした。

 

ようするに、この65歳はほぼ平均寿命の年齢と同じだったということ
になります。

 

そう考えると、高齢者とは現在の平均寿命である80代になる筈なので
すが…

 

平均寿命はこの定義ができてから約60年の間に20歳近く伸びたわけ
ですが、高齢者の定義だけは65歳のままなのです。

 

筆者が高齢者の意識がない(持ちたくない)のも無理はありませんね。

 

 

画像素材:いらすとや 
普段から複数のPCやタブレットを使いこなしているので年寄りという
感覚は全くありませんが…確かに鏡を見ると悲しくなることも…

 

 

身体機能も大きく変わっている

 

 

平均寿命の延びは、身体機能にも反映されています。

 

特に女性の身体機能は大きく(良化方向に)延びているようです。

 

男性の平均寿命をも上回る85歳の女性の歩行速度は、25年前(20
17年調査ですので1992年ということになります)の65歳の女性
と同じなのだそうです。

 

20歳近く若返っていることになります。

 

平均寿命の延びと同じ年数、若返っているのです。

 

こう考えると、高齢者の定義は85歳でもいいのかもしれませんね。

 

今でも、65歳以上74歳迄が「前期高齢者

 

75歳以上が「後期高齢者

 

という立派な呼び名が存在しています。

 

でも、まだその上の呼び名ができているのを皆さん知っていましたか?

 

慶応義塾大学医学部にある百寿総合研究センターが面白い定義をしてい
ることを筆者は知りました。

 

それは下記のような定義なのです。

 

85歳以上  「超高齢者

 

100歳以上 「百寿者

 

105歳以上 「超百寿者

 

そして、110歳以上は「スーパーセンテナリアン

 

100歳以上の長寿者を「センテナリアン」と呼ぶそうなのですが、
更に10年長く生き、110歳を超えると「スーパーセンテナリアン」
と呼んで長寿を讃えているそうです。

 

いろいろ調べてみましたが、残念ながら、今のところその上はなさそう
ですが…

 

かつては、こんな呼び名は無かったことを考えると、これからまた新し
い名前ができそうですね。

 

そう考えると、高齢者という呼び名自体が良いことなのか疑問も感じま
す。

 

もう高齢者という呼び名そのものを変える必要があるのかもしれません
ね。

 

 

高齢者でもカッコよくしている方は結構多いのです
写真は横浜で行われたポルシェばかりの展示会 高齢者が多かったです

 

 

新たな呼び名

 

 

新たな呼び名を考える時に、もう一つ変えておきたいものが筆者にはあ
ります。

 

少し弱ってしまった高齢者を介護度に合わせて下記のように分類してい
るのをご存知でしょうか。

 

介護予備軍として「要支援1~2」の2分類

 

介護が必要な方をその介護(重)度に合わせて「要介護1~5」の5分

 

弱った高齢者を自立度の状況に合わせて、7分類に分けているわけです。

 

表現の仕方が悪いのかもしれませんが、弱ってしまった高齢者を(介護
の為に)ランク付けしているのです。

 

筆者は弱ってしまった高齢者をランク付けするくらいなら、元気な高齢
者もランク付けして欲しいと思うのです。

 

 

介護認定される高齢者が増えていけば、国の財政は危機的な状態に…
元気な高齢者をどうして増やしていくのかを真剣に考える時…

 

 

そして、そのランクに合わせてご褒美的に様々な特典を高齢者の皆さん
に与えるのです。

 

健康度や身体機能の高い高齢者には就業の機会を与えるとか、

 

虚弱化しないように特別に支援をするとか、

 

年金受給額を上げるとか
(元気なら医療費等社会保障費は余り使っていない筈…ご褒美として)

 

そんな施策があればもっと元気な高齢者が増えると筆者は考えています。

 

筆者は弱ってしまった高齢者を施設で助けるだけの施策では、この社会
は良くならないと思うのです。

 

ですから、もっと元気な高齢者を増やすためにご褒美的な施策をもっと
考えるべきだと考えています。

 

その為にも元気な高齢者の為の新しい呼び名や高齢者を社会の中で活か
す為のランク付けはないモノかと思案中です…

 

そうすれば、今よりもっと元気な高齢者が増えると筆者は思うのです。

 

(もしかすると、社会保障費の伸びも鈍化するかも…)

 

これからもこの国の高齢化率は上がっていきます。

 

高齢者が増えていくのですから、仕方がないですね。

 

高齢者が増えていっても、社会がうまく回るような仕組みが必要なので
す。

 

その仕組みが円滑にいくような「呼び名(名前)」があればイイのです
が…

 

高齢者が元気になる名前やランク付け、読者の皆様も考えて頂けないで
しょうか。

 

もっと前向きで元気が出る超高齢社会であるべきだと考えています。

 

そんな元気な社会を目指すスタートの年が、2024年であれば良いで
すね…

 

 

今回の記事は、筆者も「高齢者」の仲間入り間近となったことを記事に
してみました。

 

 

今回の記事も最期まで読んでくださり、感謝申し上げます。