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高齢者にとっての新年度

2024年04月13日
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4月に入って急に人が増えたような気がします。

 

朝の通勤・通学電車の中も超満員。

 

こんなに人が一杯なのは、久し振りです。

 

その車窓からは満開の桜並木が見えます。

 

 

筆者の住む街には大きな川が流れています。
その川沿いに10Km以上も桜並木が続きます。
朝の通勤時間は、退屈しません(笑)

 

 

 

長い間サラリーマンをしていた関係で、この時期の繁忙さをつい思い出
してしまいました。

 

週末の土曜日の朝…

 

もうすぐ暖房機も必要が無くなりそうです。

 

書斎で仕事をしていると、カーテン越しに黄色いものが揺ら揺らと飛ん
でいます。

 

何かと覗いてみると、なんと黄色い蝶々でした。

 

つい先日まで雪が積もっていた我が家の庭に蝶々がやってきました。

 

もう春です…

 

机の上の温度計は、エアコンなしで21℃を超えています。

 

春が駆け足でやってきました。

 

世間では、まさに新年度です。

 

組織名や仕事の中身が変わるケジメの時期を迎えています。

 

 

春、地面が急に華やかに、そして賑やかになってきました

 

 

春という感覚

 

 

現役のサラリーマンにとっては新たな年度が始まりますが、我々現役を
一旦離れた人間からすると感覚は少し違ってきます。

 

仕事をせず、完全にリタイヤした方々からするともっと違うのかもしれ
ませんが…

 

逆にいうと、年度なんていう縛りからは解放されるのかも…

 

でも、歳をとっても春の始まりは、区切りの時期でもあります。

 

高齢期になると、

 

春は、

 

本当の誕生日以外に歳を重ねる時期なのかもしれませんね。

 

春は急に明るく、華やかになります。

 

筆者の家の周りでは、丁度モクレンの花が見頃です。

 

今年は寒波の影響もあって、桜の開花が遅れていました。

 

お陰で、桜とモクレンの競演を楽しめます。

 

でも、春の花を見ると思うことがあります。

 

 

画像素材:Jim Mayes    

 

 

「また今年もこの花が見れたね…」

 

(歳をとると…)一年生きてこれたことに感謝する一瞬です。

 

そして、また来年も見れるかな…と感じる一瞬でもあります。

 

現役時代には、こんなことを感じる暇もなかったのかもしれませんね。

 

それだけ大事に人生を生きるようになったのかもしれないと考えると、

 

俺って、剣に生きてるよな…

 

とも感じてしまいます。

 

そうそう、もう一つ大きく変わったこともあります。

 

とても時間を大切にするようになったのです。

 

60を超えて、人生に限りがあることを知ったからでしょうか…

 

以前の記事でも少し紹介をしたことがありますが、筆者の会社の先輩か
らこんな言葉を贈ってもらったことがあります。

 

〇〇君元気か?

 

俺も元気だよ

 

60歳からが本当の人生だよ!

 

この言葉を贈ってもらった時にはよくわからなかったのですが、今は少
し先輩の気持ちがわかるようになったのかもしれません。

 

そう、自分の為の、自分で決める、自走人生を送ることになるのです。

 

 

以前の記事でご紹介した「自走人生」
これが本当の生き方なのかもしれませんね…

 

 

60歳までの人生は、勉強をして、自立して働く準備をし、家庭を持ち、
家族の為にひたすら頑張る人生でもありました。

 

自分の好きなことができなかった人も多いのではないでしょうか。

 

ある意味、我慢の人生だったかもしれませんね。

 

60歳以降は自分の好きなことをして、(自分の為の)本当の人生を
送ってみる。

 

その為にも、

 

高齢期になったら、

 

春になったら、

 

今、本当の人生を送れているのだろうか…

 

と、自問自答して、

 

新しい(高齢者の)年度についてどうするのかを考えてみるのもいいこ
とかもしれません。

 

そして、

 

我慢する人生を送っていないか…

 

今年度にやりたいことは(今のままで)できるのか…

 

のチェックも大事なことだと思うのです。

 

筆者にとっても新しい年度です。

 

さあ、今年はどんな1年にしますかね…

 

そして来年も、春に桜が見れますように…

 

今回の記事は、難しいことを抜きに素直にまとめてみました。

 

気付けば、いつの間にか投稿記事が300記事を超えていました。

 

読者の皆様には感謝の気持ちしかありません。

 

いつもありがとうございます。

 

本当に感謝、感謝…

 

 

そして、今回の記事も最期まで読んでくださり、(重ねて)感謝申し上
げます。