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機能性表示食品について考える

2024年04月20日
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大阪に本社があるK製薬が販売した機能性表示食品が大きな問題になっ
ています。

 

このK製薬、効能が分かりやすい製品名を付けることによって成功を収
めた企業でもあります。

 

今回の事件で、悪者になっているのは「紅麹」

 

ただ、「紅麹」が問題ではないのです。

 

筆者が今、晩酌として飲んでいる焼酎にも「黒麹」が使われています。
(とても美味しいのですが…)

 

私たちの口に入るモノの中に入っている「麹」とは、いったい何だろう
という疑問を持ったこと等今迄なかった筈ですが…

 

この「麹」の正体は、蒸したお米や麦(穀物)、豆類等に「麹菌」とい
う菌を繁殖させて発酵させてつくるもののようです。

 

この「麹菌」の正体はというと…

 

「二ホンコウジカビ」という日本特有のカビ菌なのだそうです。

 

ようするに、我々の日常生活を困らせる、あのカビ菌の一種なのです。

 

なんと、このカビ菌、日本の国菌にも指定されているのです。

 

国鳥(トキではなくキジらしい)や国蝶(オオムラサキ)なら知ってい
たのですが、菌にも国菌があったなんて驚きです(笑)

 

 

画像素材:Jim Mayes 日本の国鳥「オオムラサキ」
国菌「ニホンコウジカビ」とはどんな姿をしているのでしょうか?

 

 

 

この「麹」、大昔から日本を代表する食品にも使われてきたことから、
安全なものとされてきました。

 

味噌、醤油、そして筆者も大好きな日本酒にも、料理に欠かせない味醂
にまで、多くの伝統食品に使われています。

 

日本人の健康維持にも大きな役割を果たしてきました。

 

病気になって病院に入院した時によく使われる点滴、水分やミネラル、
ブドウ糖がその主成分です。

 

同じ成分が入っているポカリスエットが、よく「飲む点滴」と呼ばれて
いますが、もっと昔から飲む点滴と呼ばれる食品が存在していました。

 

それは、甘酒です。

 

この甘酒、まさに麹そのものとも言えます。

 

残念なことに、甘酒の効能はあまり知られてはいません。

 

 

画像素材:いらすとや  甘酒をイラストに…これは難しい…
さすが、いらすとやさんですね…(たいしたものです)
一見、まずそうなのですが、伝統の味です…

 

 

 

また、麹は点滴の主成分であるブドウ糖を生成するだけでなく、よくヨ
ーグルトなんかで耳にするオリゴ糖も同時に生成する為、お腹にとても
良いのだそうです。

 

また、麹は穀類から生成される過程で、ビタミン類やミネラル迄生み出
す優れものです。

 

我々の身体に必要な成分を生成の過程で創り出しているのです。

 

そう考えると、単に寒い時期に体を温めるものではなさそうです。

 

こんな我々の身体に良い「麹」が今回の事件で悪者にされてしまいかね
ない事態となってしまいました。

 

 

正しく理解する

 

 

この麹だけでなく、正しく(その効能を)理解して活用すれば、高齢期
の生活にとても役立つものが多いのです。

 

その代表格は発酵食品です。

 

麹も発酵食品と言えるのですが、その他にもたくさんの発酵食品があり
ますね。

 

麹のように腸内環境を良くするだけでなく、高齢期になれば注意したい
「体の酸化」や「体の糖化」を防止する食品も多くあります。

 

(詳しくは過去の記事をご参照ください)

 

・ヘルシーエイジング

 

・体の酸化/糖化防止

 

そう薬品だけでなく、食品の効能やその影響等の知識を知っているだけ
で、対応は変わってきます。

 

 

画像素材:PIXTA 以前の記事でもご紹介した「孫は優しい」
日本食の良さを表す合言葉に健康維持のヒントが隠されています
この中には「肉類」は存在していません

 

 

 

毎日3食、口にする食品ということもあり、そんな知識があっても無駄
にはなりません。

 

機能性表示食品に頼らなくても、食品に対する知識があれば対応ができ
のです

 

今回問題になっている機能性表示食品の名称にも使われているコレステ
ロール…

 

多くの方がこの(悪玉)コレステロール値を気にしているようです。

 

ただ、サプリメントに頼らなくても、食生活を改善すれば、当然値を下
げることもできるのです。

 

筆者も若い頃も、基準値を(遥かに)超えていました。

 

その弊害がどれほどのモノかも、痛い目に会って初めて理解ができまし
たが…(手術台の上に寝かされてからですが…(笑))

 

ただ、(筆者の場合は)食生活を激変させるだけで、大きく改善してい
ます。

 

本当です…

 

でも、油断大敵です。

 

このコレステロール値、油断すると、すぐに元に戻ってしまうからです。

 

ある意味、覚悟が必要なのかもしれません。

 

筆者の場合は、その覚悟は(筆者自身の)嗜好を大きく変えました。

 

まず、肉類は食べなくしたのです。

 

その代わりに豆類や大豆ミートを活用しています。

 

大豆ミートのハムカツや餃子は結構美味しいです。(本当です)

 

食事を肉類中心から、豆類や野菜・果物中心に切り替えました。

 

そして、大好きなお酒もビールからコレステロールが溜まりにくい焼酎
や日本酒に切り替えたのです。

 

 

 

コレステロール問題は、食の欧米化が影響しているそうです
日本食の良さは、食材の良さを活かすところ、美しく見せるところ…
今こそ日本食の良さを見直す時なのかもしれませんね…

 

 

その結果、悪玉コレステロール値は、驚くほど低くなりました。

 

筆者もサプリメントを活用していますが、過去にご紹介した1種類のみ
です。

 

今回やり玉に挙げられている「麹」は、大昔から日本人の口に入ってき
ました。

 

そういう意味では、(長い時間をかけて)安全である検証がなされてき
た食品ともいえます。

 

安全であることを証明する為に、時間が必要な「特保」のような食品も
ある中で、機能性表示薬品はその時間を省こうとしました。

 

今回のK製薬の問題、その時間を省略しようと企てる「機能性表示食品」
と言われる分野で起きたのです。

 

この「機能性表示薬品」は、企業が届け出るだけで健康に対する効果
(機能性)を表示できる仕組みです。

 

伝統ある日本食品とは違い、金儲けだけを狙う悪徳企業が手っ取り早く
金儲けをする為に出来た仕組みのような気がしてなりません。

 

なぜ、こんな仕組みを承認したのか、しっかりと検証が必要です。

 

国民の健康を疎かにして金儲けを企む「業界」や「海外勢力」があると
すれば、それは忌々しきことなのかもしれませんね。

 

金儲けと国民の健康、どちらが大事なのか…

 

よくよく考えれば、すぐに答えは出てきますよね…

 

国やお役人は襟を正してよくよく考えて欲しいものです。

 

そして、日本の伝統を守る食品の名を汚して欲しくないものです…

 

機能性表示薬品に頼る前に、その代替えとなる食品の活用や、食生活そ
のものの改善について考えてみることも、とても有益だと考えています。

 

この機会に読者の皆様も食品の知識についても学んでみてはいかがでし
ょうか。

 

 

今回の記事は、今大きな問題になっている機能性表示薬品について考え
てみました。

 

 

今回の記事も最期まで読んでくださり、感謝申し上げます。