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身体を労わる

2024年10月26日
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今朝は秋晴れ。

 

最近、雨模様ばかりでした。

 

久しぶりに朝から日差しが眩しいです。

 

書斎の出窓越しには、メジロの大群が朝ごはんを食べにやってきたのを
確認できました。

 

のんびりした日曜日の朝、

 

でも気温はヒンヤリで、半袖のポロシャツでは少し寒くて、薄手の長袖
シャツを羽織って机に向かいました。

 

そう、季節の変わり目は高齢期を迎えた人間にとっては要注意です。

 

 

 

「天高く…」がピッタリの秋の空です   写真は横浜のベイサイド

 

 

季節の変わり目の体調不良

 

 

あんなに暑かったのに、いきなり涼しさを超えて朝晩は寒いくらいです。

 

そんな季節の変わり目には、身体のそこらじゅうでいろいろな症状が出
てきます。

 

お腹の調子がどうも良くない…

 

胸の一部がピリピリ痛む…

 

眩暈(めまい)がする…

 

よくわからないのだけれど、どうも身体の調子が今一つという読者の皆
様も多いのではないでしょうか。

 

筆者も心臓に持病を持つ関係で、季節の変わり目には様々な症状が出て
きます。

 

あまりに心配で、医者に行くと、

 

「心臓には問題はありません」

 

「心電図にも異常は確認できません」

 

医者からそう聞くと、不思議なもので、症状が緩和されていくのです…

 

 

星空が綺麗な季節になりました 写真は地元の天文台(兵庫県立大学)
星空はスッキリ、でも高齢期になるとスッキリしないことが多過ぎて…

 

 

季節病は気候病?

 

 

季節の変わり目にめまいがするとか、悪天候になる前には体が痛む等、
気象の変化に伴って症状が出ることを昔から気象病と呼んだりしていま
した。

 

筆者も低気圧の前線が近づくと、若い頃痛めたヘルニアの関係で足の神
経が痛んだりします。

 

テレビやネットで台風の進路を確認する機会が多いこの季節、天気図を
見ると低気圧と高気圧の入れ替わりが猫の目のように変わるのがよくわ
かります。

 

身体の中で、この気圧の変化を一番敏感に捉えているのが神経です。

 

自律神経には、起きている時に体を活動的にする交感神経と就寝した時
に体をリラックスさせる副交感神経があります。

 

この2つの神経が交互にバランスをとりながら、臓器の働きを中心に体
の動きをコントロールしていますが、厄介なのはこの自律神経、自分の
意思ではコントロールできないんです。

 

以前の記事でもご紹介したように、ちょっとしたストレスでもこの神経
のバランスが崩れてしまいます。

 

気圧変動でも、気温変化でも、自律神経が乱れてしまうのです。

 

季節の変わり目の体調不良、その原因の殆どが、この神経に関係してい
るという説が多いのは確かなようです。

 

 

画像素材:いらすとや
台風や異常気象の影響で天気図を見る機会も増えましたね…

 

 

 

若い頃は気にする必要もないことが、

 

高齢期になるとちょっとだけ気にしておく必要が出てきたということに
なります。

 

そして、人間の神経がとても繊細で難しいものだという知識があるか、
ないかで、対応の仕方が違うのです。

 

まずはその知識をつけることで、慌てて医者に行くことがなく、不安な
症状を抑えることも可能です。

 

また、神経を落ち着かせることは、意外と簡単にできるのです。

 

以前の記事でもご紹介した腹式呼吸もその一つですが、それ以外にも方
法はあるようです。

 

規則正しい生活習慣を維持することも効果があるのです。

 

まず朝食はしっかり摂るようにした方が良いみたいですね。

 

また、筆者は朝晩体温を測っています。

 

高齢者施設で勉強していた頃からの習慣(健康管理)でもあるのですが、
朝は体温が(夜に比べて)低いのです。

 

就寝中は体温が下がるので仕方がないのですが、朝食を食べることで体
温が上がります。

 

以前に記事でも取り上げたように、体温が低いと免疫力も下がってしま
います。

 

 

以前の記事でもご紹介した免疫力の年齢別推移です
加齢と共に免疫力は下がっていきますが、ゼロにはなりません
少ないからこそ免疫力を維持したいですね

 

 

朝忙しくて食べることができないなんていうことがないようにしたいも
のです。

 

そして、季節病対策に有効なのがビタミンB1だそうです。

 

豚肉や大豆等に多く含まれる為、朝食に納豆はとても効果的です。

 

筆者は朝食後、午前中のブレークタイムに珈琲とナッツを頂きます。

 

ナッツ類にもビタミンB1が含まれているからです。

 

身体に様々な症状が出る季節の変わり目、身体の調子を整えてくれる食
品を積極的に摂取したいものですね。

 

自分の身体のことを理解すること…

 

季節の変わり目にどんな変化が起きるのか知ること…

 

医者に行かなくても、たくさんの対応方法があること…

 

知識があれば、慌てずに、高齢期の生活を自分に納得させながら送るこ
とができます。

 

ちょっとした体調不良が要因で、不安が積み重なっていく高齢期だから
こそ「知る」ことが重要になっていきそうです。

 

 

 

筆者の地元では、この季節頻繁に霧が発生します
とても幻想的で美しいのですが、これも気象変化が生み出す芸術です

 

 

 

朝、書斎に入った時は、室温が20度を下回っていましたが、今は25
度を超えました。

 

人間も生き物、こんな温度変化にも気が付かないうちに影響を受けてい
るのです。

 

気象変化が激しい時代になっても、健康を維持しながら長い人生を過ご
していきたいものですね。

 

今年は11月になっても、暑い日が続くと予想されているそうです。

 

今まで経験したことがない(気象)パターンを経験することになりそう
なのです。

 

だからこそ、経験したことがないような体調不良を起こすのかもしれま
せんね。

 

そんなことが起きても、一喜一憂することなく冷静に対処していきたい
ものです。

 

読者の皆様もどうか、くれぐれもお体ご自愛ください。

 

 

今回の記事は、季節の変わり目の体調不良についてまとめてみました。

 

 

今回の記事も最後まで読んでくださり、感謝申し上げます。