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心も温めよう

2025年03月01日
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日曜日も仕事で出かけた寒い日…

 

帰宅の為に坂道を歩いていると、左側にある雑木林に無数の白い影が
見えました。

 

何だ?…

 

よく見ると、小さな鳥の群れでした。

 

雀よりも小さくて、メジロよりも小さいかもしれない、可愛い白い小鳥
達でした。

 

これが、今人気の「(シマ)エナガ」か…

 

初めて見ました。

 

すぐ近くまでやってきて、人間を怖がる素振りはありません。

 

50mくらいは平行して進んだ後、小鳥の群れは雑木林の奥へと消えて
いきました。

 

本当に可愛い…

 

仕事で少し疲れた心がホッコリと暖かくなりました。

 

でも家に帰ると、寒波の再襲来の影響で、今度は白い大粒の雪が舞い降
り始めました。

 

暖房が効いた書斎に入って、庭の方を見ると、芝生の上を何か飛び跳ね
ています。

 

少し大きめのオレンジがかった鳥が庭で飛び跳ねていたのです。

 

よく見ると、ツグミでした。

 

 

画像素材:Jim Mayes   
渡り鳥のくせに飛びません 庭を飛び跳ねています

 

渡り鳥で、シベリアから冬場にやってきます。

 

以前は毎年庭にやってきていたのですが、ここ2年間くらいは見かけま
せんでした。

 

体の色を見ると、以前に来ていた鳥とは違う個体のようです。

 

またツグミがやってきたのかと、“ちょこちょこ”と飛び跳ねるツグミを
見ながら少し嬉しくなりました。

 

子供の頃は、犬や小鳥を飼っていましたが、死ぬと哀しいので動物は飼
わなくなっていたのです…

 

今は自宅にいると庭で様々な鳥たちを見ることができます。

 

ですから、書斎で仕事をしていると少し心が和みます。

 

癒されるというか…

 

「小鳥効果」といえるかもしれませんね(笑)

 

 

身体を温めよう

 

 

寒波の影響で寒い日が続きます。

 

寒さに対抗する意味でも、筆者は時間があると近くの温泉に行って身体
を温めるようにしています。

 

 

地元兵庫県には有馬温泉や城崎温泉等有名な温泉地はたくさん…

 

 

自宅から15分程度車を走らせると温泉施設があります。

 

それも南北2か所も…

 

北に向かうと結構大きな施設があり、最寄りの駅からバスも運行されて
いて、外国人観光者も結構多く訪れています。

 

人が多くて、駐車場の空き待ちになることもしばしばでした。

 

そんな事情もあり、

 

多くの観光客でごった返すこの北側の施設よりも、南側にあるこじんま
りとした温泉施設に行くことが多くなりました。

 

主要幹線道路沿いの道の駅に併設されたこの施設は、近隣の大阪から訪
れる方も多いながら、殆どが近くに住む方が利用されています。

 

少なくとも、駐車場の空き待ちをすることはありません。

 

筆者がよく行く夕刻には、大浴槽で疲れを癒す人も数人という状態で
す。

 

いくつかある露天風呂も交代で入ることもありません。

 

そんな温泉で、ゆっくり体を温めることはとても良いことです。

 

体を温めると免疫力が上がります。

 

 

高齢期になると免疫力は下がってしまいますが、ゼロにはなりません
低くなってしまった免疫力こそ大事にしたいものです

 

 

当然、体温も上がります。

 

以前の記事でもご紹介したとおり、平均体温が1度下がると免疫力は
37%も下がります。

 

逆に1度上がると免疫力は60%も活性化するのだそうです。

 

温泉(お風呂)に入って、特にお腹を温める効果は絶大です。

 

なぜなら、免疫細胞の60~70%は腸に集まっているからです。

 

ですから、この寒い中、晩酌が冷たいビールというのは余り感心できま
せんね。

 

筆者は、冬場はもっぱら「焼酎のお湯割り」です。

 

身体(特にお腹)を冷やさず、温める、

 

これって、冬場にはとても大事なことなのです。

 

 

ホッコリできる仕事が一番

 

 

小鳥で癒され、温泉で温まる…

 

もう一つ温まることが大事なモノがあります。

 

それは仕事です。

 

高齢期になっても働ける時代になりました。

 

言葉を返せば、高齢期になっても働く必要がある時代になったといえま
す。

 

しかしながら、高齢期の就業は簡単なことではありません。

 

下図は、年齢階級別の入職率と離職率を表したものです。
(図は男性の場合です)

 

 

 

 

令和3年度の政府統計データを元に筆者がグラフ化したものですが、
見て頂ければすぐにわかるように、60歳以上の就業が楽なものでは
ないことがよくわかります。

 

65歳以上の入職率は僅か10.1%

 

働きたくても働くことができない厳しい状況が垣間見えます。

 

逆に離職率は22.0%と跳ね上がります。

 

この統計データが、企業の定年退職をどう扱っているのかがよくわから
なかったのですが、入職率と離職率の関係が、他の年齢と比較するとい
びつなものになっていることがわかります。

 

やっと職を見つけても、すぐに離職する。

 

最初から1年契約の嘱託等の非正規であることが多いので理解はできま
す。

 

それに加えて(驚くほどの)低賃金。

 

以前の記事でもご紹介したように、過酷な労働条件で働く高齢者も少な
くありません。

 

法律に引っかからなければ、なんでもさせようなんて考えの会社もある
ようなので要注意です。

 

ですから、労働基準法に抵触している仕事も少なくないようです。

 

改善が必要ですが、国に任していては、その改善もいつになることや
ら…

 

高齢期でも、働くことによってホッコリできたら…

 

心が温まるような職場で働くことができたら、どんなに素晴らしいこと
でしょう…

 

これからも高齢化が深化していくこの国で、その効果は絶大です。

 

高齢期での就業率が上がっていけばいくほど、働く環境や条件は見直さ
れていくべきですが、現状ではまだ未整備というしかありません。

 

60歳を過ぎたら嫌な仕事はしたくない…

 

我慢して働くなんて、まっぴらごめん…

 

60歳までは家族の為に我慢して懸命に働いてきたお父さん方の本音で
す。

 

こんな声に応えられる社会にしていく為にどうすればいいのか…

 

今後もこのブログを通して考えていきたいと思います。

 

心温まる職場が、今後この国で増えていくことを願うばかりです。

 

それも高齢期の方々が働く職場で広がることを…

 

え、そんなの不可能…

 

そう言い切ってしまうと哀しすぎるからご勘弁ください。

 

 

温泉以外にも心も体もホッコリできる場があれば最高ですね…
それが職場であれば幸せな気分になれそうです

 

 

この記事を書いている時に、筆者の頭の中に、フッ…とあるTVのCM
が浮かんできました。

 

「心も満タンに…〇〇〇石油」

 

心温まる、

 

心が満足する(超高齢)社会になって欲しいものです。

 

これから日本を追うように高齢化していくアジアの国々から羨望の眼差
しを受けるような国にならなければ明るい未来等ありませんから…

 

今回の記事は、心と身体を温めることの重要性についてまとめてみまし
た。

 

 

今回の記事も最後までお付き合い頂き、感謝申し上げます。