高齢者活躍庁も
筆者は珍しく自宅でお昼ご飯を食べています。
お昼の支度をしながらTVをONにすると、国会中継が流れていました。
丁度、こども家庭庁の前政策担当大臣が質疑に立っていました。
国の宝でもある子どもを大切にすることは、誰もが良いことだと思いますよね。
こども家庭庁のサイトを見ると、とてもよい言葉が並んでいます。
こども家庭庁は、
こどもがまんなかの社会を実現するために
こどもの視点に立って意見を聴き、
こどもにとっていちばんの利益を考え、
こどもと家庭の、福祉や健康の向上を支援し、
こどもの権利を守まもるための
こども政策に強力なリーダーシップをもって取り組みます
少し諄いのですが、とても素晴らしい言葉が並んでいて感心させられます。
でも、「子供だけじゃないよな…」
と、家で漬けている糠漬けをつまみ食いしながら、独り言を発してしまいました。
子供と一緒に大事にすべきもの…
それは高齢者だと筆者は思うのです。
もっと元気な高齢者をこの国の為に「こき使う」べきだと…
「こき使う」という表現は良くないのですが、高齢者の皆さんはまだまだ社会に貢献できる存在だと思うのです。
社会に貢献して頂く為には、それを実現する為の政策を推進する役所も必要になりそうです。
「高齢者活躍庁(筆者が考えた仮称)」
こんな感じの名前でどうでしょうか…
前述のこども家庭庁の文言を変えて表現すると、こんな感じになるのかも…
高齢者活躍庁は、
元気な高齢者が社会の底辺を支えることを実現するために
高齢者の視点に立って意見を聴き、
高齢者にとって一番の遣り甲斐と幸福を考え、
高齢者と社会の、福祉や健康の向上を支援し、
高齢者の持っている能力と資産を社会に活かしていく為に
(高齢者を社会に活かせる政策を)強力なリーダーシップをもって取り組みます
役所の文言に似せると、どうしても諄くなってしまいます(笑)
こんな政策を推進する役所があれば、前回の記事でご紹介したPLAN75のような後ろ向きな政策は絶対に出てこなくなると筆者は思うのです。
元気な高齢者の頭脳と労働力を国の資産として活用する。
高齢者が保有している資産をもっとこの国の経済活性化に役立てる
元気な高齢者で少し弱った高齢者をサポートしてもらう
こんなことを考える頭がある役人や政治家はいないのでしょうか…
少し残念な気持ちになってしまいそうです…
自宅前の公園にある八重桜も散ってしまいました…残念です でも、また来年の楽しみです
なぜ解体論?
しかしながら、鳴り物入りで発足したこども家庭庁もネットで解体論が出ているそうなのです。
前述のこども家庭庁の前政策担当大臣も、SNS等でこども家庭庁の解体論(ようするに不要論)が出ているとについて懸念を示していました。
確かにどんなことをやっているのかは、なかなか国民には伝わってはきません。
それなのに予算は、当初の4.8兆円から今年度は約7.5兆円…
確かにとても大きな予算です。
ただ、予算が増加している半面、
少子化に歯止めがかかっていないことなどを理由に、
SNSを中心にこども家庭庁解体論が出ていることは納得できるような気もします。
批判の声に耳を傾けると、税金を払う立場側の気持ちが伝わってきます。
「(こども家庭庁を)解体して新生児1人1000万円ずつ配った方がいいのではないか…」
その方が子供の数が増えるのではないか…
(大して働きもしない)高給の役人の給料を払うために税金を払っているんじゃない…
ウ~ン…それも間違いではないかもね…(あくまでも筆者の感想です)
確かに今までの記事でもご紹介してきたように出生率は、
(今まで金をかけてきたにも拘わらず)一向に改善しないのですから理解もできるというものです。
こども家庭庁が担う施策は少子化対策だけではないので、
それだけで判断するのは難しいのですが、
子供の貧困も改善されていないことを見ても、
この解体論はすぐに収まることはなさそうです。
ただ、貧困問題は子供だけではありません。
高齢者の貧困も、静かに、そして大きなうねりと共に進行しているのです…
庭では大きなハナミズキの花が綺麗に咲いています 長男の誕生記念で植えた木です 早いもので長男も三十路を迎えました
高齢者いじめ
そんな中で、高齢者いじめが続いています。
財務省が有識者でつくる財政制度審議会の分科会を開いて、高齢者による医療費の窓口負担を現役世代と同じ3割を原則とすべきだと提言したそうです。
高齢化の深化で医療費が増加する中で、年齢ではなく支払い能力に応じて現役の負担を軽減し、世代間の公平化を図るのが狙いなのだそうですが…
その支払い能力がある高齢者の比率はドンドンと低くなりつつあるのかもしれませんよ。
ねぇ、お役人の皆様…
高齢者の貧困の実態がよくわかっていない人が多いのかも…
世界的な紛争に起因する物価高
年金だけでは食べていけない…
だから働くのに、
賃上げ等無関係な高齢者労働(元から超低賃金の不安定な非正規で働かされています)
そんなことも総合的に判断してほしいものですね。
若年層の保険料負担を減らし、
可処分所得を増やすことが狙いなのはとても理解もできるのですが、
このままでは全世代総貧困になってしまいそうな気がします。
結局、以前の記事でも書いたように、
このまま高齢化が進み、
支える側の若者が少なくなっていった場合、
この国に残るのは、
(高給の)政治家・官僚と、
極一部の富裕層と、
多くの貧しい国民(もしかすると殆どが生活保護受給者のような)しか残らない貧しい衰退国になりかねません。
税金を払う国民は貧しく、
税金で食っている政治家や官僚が裕福な生活をする…
この国はとても不思議な構造をしているようです。
ハナミズキの傍では今年もレットロビンの花が咲いていました
よくよく冷静になって考えると、とても理不尽なことですね…
そんな中で、国民総生活保護化を防ぐ為にも、この国における人口の塊である高齢者の貧困化の進行を防がなければならないのではないでしょうか。
筆者は、その為にも高齢者の活躍を考える政策を推し進める役所が必要だと思うのです。
え… 子供の方が大事…
確かにそのとおりですが…
でも、子供は稼げませんから…
この国の為に最後まで高齢者をこき使う(活躍して頂くという意味です)、
所有している資産(お金)も含めて…
そこに、社会に貢献してもらう政策があれば…
確実にこの国は変わっていくと思うのは筆者だけでしょうか…
今回の記事は、TVでこども家庭庁のことを見聞きして思ったことを記事にしてみました。
この国には石油や天然ガス等の資源は出てきません。
この国の唯一の資源(資産)は人だけなのです。
その大事な資産の中で、一番多いのはどの世代でしょうか…
その大事な資産を外国からの実習生のような低賃金で雇う非正規を許してはいけないと思いませんか…
これ以上、国民を貧困の中に引きずり込んではいけないのです。
この国に凄いスピードで広がっていく負のスパイラルに気付く政治家や役人はいないのでしょうか…
何とかしないと…
今回の記事も最後までお付き合い頂き、感謝申し上げます。




