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真摯に生きる

2026年06月06日
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米国とイランの戦争は、周辺の中東諸国を巻き込んで泥沼化しつつあります。

 

米国の大統領はすぐに戦争は終わると言っていたのですが…

 

残念ですね…

 

中東から遠く離れたこの日本でも深刻な影響が出てきました。

 

原油供給不安から様々な問題が起きているのです。

 

筆者も先日、自家用車のタイヤ交換に行ってきたのですが、ついでにオイル交換をお願いしたら、そのオイルが品薄ですぐにはできないと言われてしまいました。

 

戦争がこのまま長引けば、影響はドンドンと大きくなっていきそうです。

 

それにつけても、大国の大統領の傲慢さは目に余ります。

 

言うことがコロコロ変わって、

 

もう少し真摯さがないものかと、

 

とても残念に思ってしまいます。

 

人間生きていくためには、この真摯さがとても大事だと思う場面に遭遇することが多くあります。

 

そう、高齢者の皆さんを見ていると、そう思うことが多いのです。

 

 

画像素材:Jim Mayes       花言葉で誠実さを表す花はたくさんあります 「誠実」も「真摯」も生き方の真面目さを表現しているのかもしれませんね…

 

 

 

老いた時、誰が助けてくれるのか?

 

 

真摯さはどんな時も、誰に対しても大事なことだと思います。

 

相手の顔を見て態度を変える人をよく見かけますが、あまり感心できませんね。

 

高齢者の皆さんの中にも時々そんな人を見かけるのですが、筆者はそんな人には近づかないようにしています。

 

当然、家族に対しても真摯さは大事だと思います。

 

いずれ老いた時に助けてくれるのは家族だからです。

 

以前の記事でもご紹介したように、介護の70%は家族や親族が担っています。

 

こんなに高齢者施設が多いのに、それでも介護の中心は家族や親族なのです。

 

ただ、家族でもある子供たちにも自分たちの生活があります。

 

それでも、自分の家庭と親の介護を厳しい生活環境の中で両立させている方々も多いのです。

 

暖かい親子の絆を感じさせられることも多いのですが、反面まったく違う光景を見ることも少なくありません。

 

どんなことかというと、子供が(弱ってしまった)親のことを全く支援しようとしないのです。

 

そこには様々な事情が存在しています。

 

その事情の中には、親(高齢者)側の問題も少なくありません。

 

若い時の異性問題や借金問題、ギャンブル等によって家族を苦しめていた方々も少なくないからです。

 

筆者には忘れられないそんな方々の記憶が頭の隅に残っています。

 

 

 

その記憶の殆どは大都市横浜の施設で勉強している時のことでした…

 

 

 

一人は80代後半の女性…

 

デイサービスの利用客なのですが、この女性、夕方家に帰ることはありません。

 

デイサービスは普通は朝に通所して、様々なサービスを受けてから、夕方家に帰ることが普通です。

 

ただ、夜までの延長対応をする施設も少なくありません。

 

子供にも仕事等の都合がある為、ある意味納得ができます。

 

そして、デイサービスと言いながら泊まることができる施設もあります。

 

ところが、この女性は全く家に帰ることがないのです。

 

年末年始も家に帰らずにデイサービスで寝泊まりをしていました。

 

事情を調べると、この女性、健常者の時に嫁いびりが激しかったそうなのです。

 

息子の嫁をいじめ過ぎたようです。

 

結局、身体が弱ってしまった後は、今度は嫁の反撃に遭う羽目になったというわけです。

 

この嫁は時々施設にやってきては、オムツだけ置いて姑の顔を見ずに帰っていきます。

 

とうとう、この女性の息子さんの顔を見ることはありませんでした。

 

この女性、認知症が進行する中で、毎日夕方になるとこんな質問を繰り返していました。

 

「わたし、今日は家に帰れるのかしら…」

 

嫁いびりなんてことをしていなかったら、この女性の生活はどう変わっていたのでしょうか?

 

 

 

嫁は家で花を育てていたようですが、その大事に育てていた花も嫁いびりの対象になっていたそうです 人を苦しめてはいけないのです… 

 

 

 

もう一人80代の男性を紹介してみたいと思います。

 

この男性、現役時代はお役所のお偉いさんだったそうです。

 

とても雄弁で、紳士で、しっかり者です。

 

でも、ご自宅に伺って筆者は驚いたのです。

 

家族の目と態度がとても冷たいのです。

 

一等地に建つ一戸建ての立派な家は、この男性の持ち家です。

 

立派な世帯主であることは間違いありません。

 

でも、身体が少し弱って介護が必要になっても、家族の協力は得られないのです。

 

いろいろな方に聞いてみると、この男性、異性問題で家族を相当苦しめていたそうです。

 

前述の女性同様、この男性も体が少し弱って介護が必要になった途端に立場が変わってしまったのです。

 

極度の異性問題で家族を苦しめていなければ、この男性の人生はどのように変わっていたでしょうか…

 

以前の記事で、

 

「誰も自分が老いること考えて家を買わない」

 

と書いたことがありましたね。

 

自分が老いた時、「この坂道を上がれるだろうか」なんて考えて家を買わないのです。

 

今度は、

 

「誰も自分が老いたことのことを考えて行動しない」

 

ということなのです。

 

自分が老いて、身体が弱り、家族の支援が必要になった時のことを考えて、家族や周りに接しているのか…

 

 

このデイサービスから少し移動すると横浜港があります 山下公園にはバラ園があり、今が見頃かもしれません…

 

 

 

こんなことまで考えられないよ…

 

本音の気持ちが聞こえてきそうです。

 

ここまで考えるのは、とても難しいことですね。

 

筆者は多くの高齢者を見てきて、少し勉強させてもらったのかもしれません。

 

介護は重度にもよりますが、決して簡単なものではありません。

 

身体が弱ったら施設があるじゃないか…

 

何度も記事でご紹介してきましたが、筆者は高齢者施設で幸せだと思う方を見たことはありません。(あくまでも筆者の感想です)

 

だから施設に入ったから安心…

 

そんな簡単なものでもないのです。

 

筆者はいろいろな高齢者の家庭を見てきて、伺った際の雰囲気でそのご家族の関係性のようなものを感じ取れるようになりました。

 

もしかすると、暖かいところはとても少ないのかもしれません。

 

非正規の広がりと格差の蔓延、この国は急速に貧困へと向かっています。

 

就職氷河期世代(団塊ジュニア世代)の生活は改善されてはいません。

 

そんな中で、暖かい家庭をつくっていくことの難しさも理解しています。

 

ただ、結局は家族との関係性なのです。

 

どんなタイミングでも良いと思うので、

 

自分が老いた時のことを一度想像してみて、

 

家族との関係性を考えてみる機会をつくって欲しいと…

 

筆者は、いろいろな施設を見てきて思うのです。

 

やっぱり、住み慣れた自宅と自分を助けてくれる家族が一番だと…

 

そんな家族との関係性を維持する為に自分自身ができる努力もある筈だと…

 

命を頻繁に狙われるような大国の大統領のふるまいや言動が問題視されています。

 

少なくとも、こんなレベルには近づかないようにしなければなりません。

 

生きていく上で、真摯さはきっと自分の(高齢期の)生活を豊かにしてくれる筈です。

 

政治に期待できそうにない状況でも、

 

自分に何ができるのかを考えて、

 

行動できる方々が増えればこの国も良くなるのかもしれませんね。

 

今回の記事は真摯さについて考えてみました。

 

高齢期になる前に、

 

いや、高齢期になった後でも、

 

家族はもちろんのこと、誰に対しても真摯な発言や行動ができるようになる…

 

とても大事なことかもしれませんよ。

 

 

今回の記事も最後までお付き合い頂き、感謝申し上げます。