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暑い夏がやってきた2

2026年07月25日
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大型台風が先島諸島を通過し、中国に上陸して大きな被害が出たようです。

 

その台風は弱くなったとはいえ、朝鮮半島を横断して日本海に抜けました。

 

とても大きな台風で、これだけ勢力を維持して長距離を移動した台風は記憶にありません。

 

フィリピン → 日本(先島諸島) → 台湾 → 中国 → 朝鮮半島 → 日本海

 

こんなにたくさんの国々に被害と影響を与えるなんて凄い台風ですね。

 

列島自体は、この台風の影響を直接的には受けなかったものの、その代わりに猛暑がやってきました。

 

 

 

晴れていたかと思いきや、急に空が怒り出す… 大気がとても不安定です

 

 

 

多くの地点で35℃を超える猛暑日を記録しています。

 

筆者が日々勉強をしている高齢者施設でも、この暑さに対して厳戒態勢を敷いています。

 

急に暑くなった関係で、身体が暑さに慣れていません。

 

そうでなくても、高齢者は暑さに鈍感です。

 

それもその筈、

 

暑さを感じる皮膚のセンサー機能が、加齢の為に感度が鈍ったり、センサーそのものが無くなってしまうからなのです。

 

センサー=受容器

 

受容器のことについては、以前の記事でお話しをしたことが何度かありましたね。

 

脳と受容器との関係、覚えておられるでしょうか。

 

 

 

受容器=センサーと考えれば理解できると思います

 

 

 

人間の動作は極めてシンプルです。

 

受容器(センサー)で感知したモノ(事象)に脳が反応(判断)して、筋肉を動かし、その事象に対処していきます。

 

ただ、そのセンサーの機能が鈍ったり、機能しなくなってしまうと、脳は適切な判断ができなくなってしまうのです。

 

皮膚にある暑さを感じる「温点」が加齢で減少するだけでなく、温度刺激に鈍くなると命の危険が忍び寄ってきます。

 

熱中症アラートと言う言葉が飛び交う中で、その熱中症に罹る可能性が高くなるのです。

 

まだまだ若いと油断している読者の皆様、

 

個人差はあるものの早い方は60歳を過ぎたら要注意です。

 

65歳を超えた頃から、温度感覚の低下が顕著になるという研究報告があるくらいなので、50代も後半戦になれば気を付けたいものです。

 

要因は、センサー機能の問題だけではありません。

 

高齢になると、発汗や血流による放熱反応も弱くなります。

 

さらに、

 

体内水分量や筋肉量の減少

 

基礎代謝の低下

 

等の加齢による様々な要因が重なり、体に熱がこもりやすくなるのです。

 

ようするに、熱中症のリスクが高まります。

 

若い人でもダウンするような暑さ、

 

このように様々なリスクを背負っている高齢者にとっては、目の前にある危険そのものなのです。

 

この暑さの中、高齢女性を乗せて車で移動する時、

 

「暑いですが、今クーラーを最大にしていますので、すぐに涼しくなりますからね…」

 

筆者の気遣いに高齢女性の皆さんは、

 

「全然暑くないわよ これくらいが丁度いい…」

 

間違いなく温度センサーが鈍っていると感じてしまいます。

 

いや、もしかすると感じるまで時間がかかるのかもしれませんね。

 

夏場は出かける前に、事前に車内のクーラーを動かしておくようなことも大事になってくると感じました。

 

 

電気代が高くて我慢する人もいます でも熱中症になるとそれ以上お金がかかります… 高齢になると大事なKEY-WORD 「良質な睡眠」「適度な運動」「適切な食事」

 

 

 

もう一つのリスク

 

 

酷暑が続くと、もう一つ気になるリスクもあります。

 

それは高齢というだけでなく、全ての世代に共通するのですが、これもとても危険なリスクです。

 

それは脱水症状です。

 

熱中症同様に屋外だけでなく、家の中でも発生します。

 

夏場は水分補給だけでなく、塩分補給も大事になってくるのです。

 

普段血圧が高めの高齢者の皆さんは、塩分摂取量に気遣っている為、塩分補給は難しいところです。

 

普段口にするお茶では、水分補給はできても塩分補給はできません。

 

ただ、スポーツドリンクや経口補水液には塩分が含まれます。

 

最近は熱中症予防水なんてモノも販売されていますが、高血圧や腎臓疾患のように気を付けないといけない場合も多い為に、かかりつけの医師がいる場合は事前に相談をしておいた方がいいと思います。

 

熱中症や脱水症状を考えると、水分だけでなく塩分の摂取も必要ですが、血圧も心配…

 

熱中症予防もこう考えると難しいですね。

 

筆者も若い頃から高血圧です。

 

40代から(血圧)降圧剤を飲んでいましたが、今は飲んでいません。

 

徹底して食事管理をしているからです。

 

そして、血圧管理もしっかりと実施しています。

 

夏場は3食の食事の内、1回の食事だけ汁物を摂っています。

 

これは適切な塩分を補給する為です。

 

どれだけ塩分を摂れば、その結果で血圧はどうなるのか…

 

血圧計で測定した血圧を見ながら、次の食事も工夫しています。

 

上が130、下が80を超えたら、汁物の汁も最後まで飲まないで残します。

 

 

 

筆者の昼食は殆どがお蕎麦です 血液をサラサラにしてくれるルチンが含まれているだけでなく、コレステロールや糖分等も気にする必要がありませんから… でも、血圧高めなら思い切って汁は残します

 

 

 

 

こんな食事の工夫が普通にできるようになれば、血圧のコントロールは自分でできるようになるのです。

 

自分の身体のことを考えながら、熱中症や脱水症状を予防していく…

 

これも超高齢社会を生きる高齢者の知恵なのかもしれませんね。

 

今回の記事は、涼しかった6月から一転、7月中旬から始まった酷暑に想うところを書いてみました。

 

これから夏本番、読者の皆様、そして読者の親御さんもどうかお身体ご自愛くださいませ。

 

 

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。