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円安に想うこと

2026年08月01日
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39年7か月ぶりの円安なのだそうです。

 

1ドル163円台に突入し、いつもの女性財務大臣が登場して、市場を牽制していました。

 

日銀がいつも介入して、一時的には少し円高に振れますが、すぐに元に戻ってしまいます。

 

年内には165円まで円安が進むという予測もまんざら嘘にはならないような気がします。

 

約40年ぶり…

 

40年前というと、筆者は20代半ば…

 

社会人になってバリバリ頑張っていた頃です。

 

若き働き始めたばかりの筆者は、プラザ合意の内容を理解する余裕等無かったようです(笑)

 

 

 

筆者が社会人だった約40年間の為替レートの推移を筆者がグラフ化してみました こんなに変動していたんですね… よくよく見ると米国の都合で動かされているような気がします…

 

 

 

その頃の為替に戻ったからといって何が変わったのかというと、(輸入品価格上昇に起因する)物価高による生活苦くらいでしょうか。

 

今の円安が進む要因をネットで検索すると、AIがズらずらっと回答してくれます。

 

日本の政策金利は引き上げ局面にはありますが、でも米国等に比べるとまだまだ低水準、

 

だからこの金利差を背景に、円を売ってドル等の高金利通貨を買う動きが続きやすい。

 

そして、(米大統領が)すぐに終わるとしていた戦争が終わりません。

 

中東情勢の緊張が続き、原油価格がまた上昇しています。

 

当然、日本の輸入額が増えて、円売り圧力が強くなっているようです。

 

資源高だけでなく、日本の持っている弱点が露呈して円が売られているのです。

 

エネルギー資源を輸入に依存している日本は、原油高や資源高の影響を受けやすいということでしょうか…

 

様々なことが要因となって、(投資家からも)日本の将来が不安に見えてくる…

 

「投資するなら日本以外がいいよね…」

 

最近はインバウンドの来日客も減少傾向にあると聞きますから、日本の魅力に翳りが見えてきたのかもしれませんね。

 

将来、日本という国がどうなっていくのか…

 

繁栄していくから投資していく対象なのか…

 

衰退していくから(日本より)他の国がいいのか…

 

そう考えていくと、エネルギー資源がないことより、もっと大きなリスクをこの国は抱えていることが理解できそうです。

 

金利は日米差が縮まれば、円安は改善されるかもしれません。

 

それよりもこの国の持つ大きなリスクが存在しているのです。

 

そう少子高齢化です。

 

 

 

為替レートよりも大きく変動しているのが、高齢化率です… コロナの影響もあり上図にように2024年30%超えにはなりませんでしたが、昨年2025年10月現在の高齢化率は29.4% 30%も目の前です… 逆に将来社会保障費を支える子供たちの数は激減しているのです

 

 

 

 

社会保障費で守る必要がある高齢者が増え、

 

(社会保障費負担等の)国を支えることが期待されている子供の数がドンドン減っていく…

 

少子高齢化には様々なリスクが隠れています。

 

生産年齢人口の激減は、成長率の低さをもたらします。

 

そして、社会保障費の暴騰による将来の財政の悪化…

 

このままでは、日本は203X年財政破綻するという識者もいるくらいです。

 

その財政悪化は、確実に経済へ悪影響を及ぼします。

 

この国の将来を真剣に考えていくと、

 

(少子高齢化という)大きな不安材料があり、

 

そんなことから円資産の魅力が相対的に低下していくリスクの方が、

 

エネルギー問題や金利問題よりもはるかにインパクトがあるのです。

 

海外の投資家が、この国が持つ少子高齢化のリスクを真剣に理解した時、どのような行動を移すのでしょうか…

 

その時、円はどこまで下落していくのか…

 

今はまだいいかもしれませんが…

 

この先、この国の(社会保障費による)財政が悪化していった場合、円はどこまで売られるのかと考えるとある意味恐ろしくなります。

 

ようするに、このまま少子高齢化問題を放置すると、将来大変なことになるのです。

 

このことを筆者は大学の高齢社会研究所での勉強で理解することができました。

 

そのことを一人でも多くの方に知ってもらおうと、このブログを始めたくらいです。

 

どのようにこの問題に対応していくのか…

 

このまま国に任せておいて大丈夫でしょうか?

 

とても不安になります。

 

 

 

酷暑でヒマワリですらこんな状態です… 国全体が下を向くような事態は避けたいものですね…

 

 

 

ただ、問題解決に向けて動き出せば、逆にこの国には大きなチャンスが訪れると筆者は思っています。

 

様々な施策が実行に移された時、それはこの国の強みになるからです。

 

様々な問題解決になるだけでなく、習得したノウハウ(当然のごとくノウハウを取得した人材も含めて)は、この国にとって大きな財産や商材になりうるからです。

 

そう、そのノウハウから生まれたモノやコトは、この国の得意技になる筈です。

 

40~50年前、この国は自動車と家電製品を大量に輸出して大儲けをしていました。

 

「Japan as No.1」

 

という言葉が生まれたのもこの頃です。

 

大気汚染(公害)や電力不足が大きな問題になっていた頃、この国の自動車や家電製品はその問題に対応した製品で成功を収めたのです。

 

世界で初めて、どの国も経験したことがない高齢化を経験したこの国が、

 

その解決策を見出した時、

 

それはこの国の強みになるのです。

 

これから韓国・中国を筆頭に東アジアの国々は急速に(日本を追うように)高齢化していきます。

 

高齢化の問題に悩んでいるのは、日本だけではないのです。

 

そして、少子化問題は先進国ではもう当たり前になっています。

 

この少子高齢化という問題をどのように解決していくのか…

 

どの国も悩んでいるのです。

 

その問題を解決できたらどうなるでしょうか?

 

問題を解決したこの日本の通貨、円はどうなるでしょうか?

 

日本と円の価値を上げるのは、半導体でもAIでもないと筆者は思っています。

 

それは、少子高齢化の国難を乗り越えることだと真剣に考えているのです。

 

 

 

画像素材:Jim Mayes      このヒマワリのように国民が元気な国になれば…

 

 

 

今回の記事は、テレビ画面に映し出される株価や為替相場を見て想うところを記事にしてみました。

 

日本列島は、連日気温40℃超えが続き、うだるような酷暑が続いています。

 

物価高による生活苦に悩む国民には厳しい現実ですね。

 

日本と円がもっと魅力的になって、国民の生活ももう少し楽になりますように…

 

ただただ祈るのみ…

 

で、終わらせない国にならなければ…

 

 

今回の記事も最後までお付き合い頂き、感謝申し上げます。