血行を良くする
東からやって来た台風が列島を横断した後、暑さが少し凌ぎやすくなったと思いきや…
また暑い日が戻ってきました。
日差しがとても厳しく、「暑い」を通り越して「痛い」という感覚です。
そんな日差しを避けて川沿いの桜並木を歩いていると、今度はとんでもないノイズに出くわしました。
そう、蝉の大合唱です。
一本の桜の木にいったい何匹の蝉がいるんだろう?…
見上げると木の枝にとまっている蝉の姿がハッキリと見えます。
画像素材:いらすとや 先日も蝉におしっこをひっかけられてしまいました(笑)
暑い…
うるさい…
早く涼しいところに行って涼みたくなります。
でも、クーラーがガンガン効いたところに入ると、逆に身体が冷えて血行が悪くなりそうです。
高齢になると冷え過ぎにも要注意ですね。
大事なポンプ役でもある心臓がかなりクタビレてきていることもありますが、血管の中も油分等を含んだ老廃物の蓄積で、そうでなくても血行が悪くなっています。
そんな中で身体を冷やすと良い影響は出そうにありません。
暑いのも困る…
冷え過ぎても問題が出る…
困ったものです。
血行が悪いと「手足の冷え」や「首や肩こり」、「腰痛」だけでなく、「眼精疲労」や「免疫力の低下」による様々な異常(症状)が身体に現れます。
女性の場合は、「お肌のトラブル」なんてものもありますね。
普段からあまり気にすることがない血流…
こう書いてみると無視できないものかもしれません。
画像素材:いらすとや 血管の中までは見えませんよね… 水分が足りないと血液がドロドロになり危険な状態に… そして血管内の老廃物は血流の妨げになります
筆者も朝ご飯を食べてパソコンに向かうと、すぐに血行を良くする為の作業を行っています。
まずは耳のマッサージに加えて(耳の)ツボの刺激を行い、
次に両腕と両足のタッピングを行います。
タッピングとは、本来看護師が患者の排痰を促す為の介入方法の一つで、軽打法ともいうのですが、主に背中を軽く叩く動作のことを言います。
筆者の場合は、このタッピングを両手両足の血行促進の為に使っています。
利用するのは、手ではなく(手でもできますが)サランラップの芯です。
この紙製の丸い棒を使って、両腕の内側と外側を軽く叩いて血流を促しています。
心臓に近い方から遠い方へ、
逆に遠い方から近い方へ、
両腕が終わると、両足もタッピングを行います。
毎日、自転車を使って運動はしているのですが、それ以外にも耳や腕、足の血行促進は欠かさず行っています。
血流を促すことが、とても大事なことだと知っているからです。
筆者が毎朝タッピングで使っている「サランラップの芯」です 持つ所が手の油で変色するくらい使い込んでいます… でも、これ、とっても重宝しているんです(笑)
血液は、動脈・静脈・毛細血管を通じて全身を巡っています。
血管の長さは、毛細血管まで含めるとおよそ10万キロメートルもあります。
なんと地球を2周半も回るほどの長さなのです。
驚きですね。
そのどこかで血行不良が起きると、前述のように様々な症状が出るのです。
普段から意識することは少ないですが、この大きな血流のネットワークが、私たちの健康を支えてくれていると言えます。
10万キロメートル…って本当のネットワークですね…
高齢期での血行促進
筆者が勉強をしている高齢者施設でも、健康体操とともにこのタッピングを高齢者の皆さんに対して勧めています。
半信半疑で実施している人が殆どですが、高齢になると血流の重要さがわかる事例に出くわすことがあります。
Nさん(男性)の場合もそうです。
年齢は80代後半、
車椅子が欠かせず、認知機能もかなり低下していて、自由に身体を動かすこともできません。
朝、お会いする時はいつも車椅子の上でグッタリ…
目もうつろで無反応なのですが、入浴介助後は元気になり反応してくれるようになります。
少しだけですが、会話もできるようになるのです。
朝お会いした時とは別人のように…
入浴で身体が温まり、「血流が良くなる」からだと筆者は考えています。
Nさん、1日で何度か体調に波がありますが、昼食後は無反応になり、血圧も低下してしまいます。
そんな時、あるマッサージ器を使うと、見る見るうちに改善していきます。
このマッサージ器、足だけをマッサージするものですが、空気の力で足に圧力をかけていくものです。
20分ほどこのマッサージをすると、Nさんは元気を取り戻すのです。
マッサージ後は、血圧も正常に戻ります。
これも血流の良化が原因と考えられるのです。
画像素材:フォトサリュ この雲のように隅々まで流れるような血流であれば…
高齢になると、心臓の機能も徐々に低下していきます。
そして、血管の中も老廃物が蓄積して、血流が悪くなることを考えると、この血行促進は馬鹿にできないのです。
そして、筆者のお勧めはやっぱり入浴です。
暑いとシャワーだけという人は少なくありません。
わざわざ湯船にお湯を張るのはおっくうだという人も少なくないと思います。
でも、高齢になると入浴で身体を温めて、血行を良くすることをお勧めしたいです。
筆者も、週に1~2度は近場の温泉にゆっくり浸かって身体を温めます。
仕事帰りに有馬温泉
家の近くにも複数の温泉がありますので、仕事が休みの日には必ずといっていいほど温泉に通っています。
ベットタウン住まいですので銭湯はないのですが、車で15分ほど走れば3つも温泉があるなんて贅沢な話かもしれませんね。
暑いと汗をかき、身体の水分が失われます。
熱中症も怖いのですが、身体の水分が減って血がドロドロになるのも、血流が悪くなるのでなんとか防止したいものです。
水分補給とともに、血流を良くすることも大事だと覚えておきたいですね。
タッピングは、サランラップの芯や(固くない)棒状のモノがあればできます。
体操で少し身体を動かせば、血流は良くなります。
そしてお風呂でも…
入浴は疲れを癒したり、気分転換だけでなく、血流促進にも役立ちます…
今回の記事は、血流について書いてみました。
高齢になると、どうしても薬に頼りがちになりますが、「自分の身体のことは自分で考える」という癖をつけることも大事なことかもしれませんね。
今回の記事も最期までお付き合い頂き、感謝申し上げます。






