感染対策について
家(職場)での感染対策について
日頃はブログ記事を愛読頂き、感謝申し上げます。
オミクロン株の感染爆発で読者の皆様もご苦労をされておられると思い
ます。
もうすぐ1日の感染者が10万人を突破するという厳しい状況の中、
読者の皆様に何かお役に立てないかと考え、ご連絡をさせて頂くことに
致しました。
オミクロン株の感染力は凄まじく感染対策を徹底しないと防ぐことがで
きません。
感染爆発の状況の中、やることはキチンと実施されているとは思います
が、筆者が高齢者施設で勉強をしてきたことをほんの少しだけお知らせ
しようと思いました。
読者の皆様に「高齢者施設はここまでやっています」という内容をご紹
介致します。
是非、ご自身やご家族を守る意味でもご参考にしてみてください。
もうそんなこと知っていますということであれば、ご容赦願います。
マスク
英国の首相は感染者が軽く10万人を超える状態で、感染の峠は越えた
として公共交通機関でのマスク着用の義務化を緩和するとしています。
まさに衝撃的なニュースです。
国民性とはいえ、とても信じられません。
海外ではマスクの効果に懐疑的な見方をしているようですがマスクは感
染予防にとても重要な役目を果たします。
人が密集する公共交通機関を利用すると感染リスクが高まります。
マスク着用は当たり前ですが、もう一度着用方法を見直して正しくマス
クを付けましょう!
1.マスクの上下、表裏を確認します。
ノーズピースがついている方を上側に、プリーツが下向きになっている
面が外側になります。
2.耳ひもは外側にして、プリーツ(ひだ)を上下に伸ばし、マスクを
完全に広げます。
3.顔にあて、ノーズピースを鼻の形に合わせ、顎の下まで伸ばします。
プリーツが上向きになると、そこにウイルスが付着するケースがあるよ
うです。
マスクは家を出る時に付け、会社(学校)に着いたら密封できるごみ箱
に捨てましょう。(蓋の付いたゴミ箱がいいです)
解放型のごみ箱に捨てても意味がなく、ウイルスが浮遊する可能性があ
ります。
施設では建物の中に入る前に手指の消毒とマスクの交換を実施します。
少しもったいないのですが、感染するよりはましです。
当然外部業者や来客があった場合も同じ対応をお願いしていました。
会社(学校)から家に帰った場合も同じです。
マスクを再利用する場合は、使用済みのマスクをイソジンの水溶液で洗
浄してからビニール袋に入れて密封し、ある程度枚数が溜まったら洗剤
を入れて洗いましょう。
面倒な場合は密封するか洗浄してから廃棄しましょう。
早く終息させて、ゆっくり旅行でもしてみたいですね
体調管理
感染対策で体調管理は基本中の基本ですが、案外守るのが難しいのです。
でも毎日決められたことをキチンと守ると良いことが多いのです。
決められたルーティンを守ることは、自分の能力を活かすことにもつな
がります。
施設では朝夕2回体温と血中酸素濃度(1日1回でも可)を測定します。
37.5℃以下であることを確認しますが、普段の常温より1℃以上高
い場合は要注意です。
施設では少しでも異常のある場合は、医師や看護師が体調についてチェ
ックを行います。
筆者の場合は管理者をしていましたので、1日4回の体調管理を実施し
ていました。(毎回体温と血圧、1日2回血中酸素濃度)
■体調管理を日課にすると不思議と体調を崩したり、風邪を引いたりし
ません。
■心がけが大事だと感じています。
洗顔とうがい
筆者は施設到着後と帰宅後に手洗いが終わった後、洗顔とイソジンの水
溶液でのうがいを徹底していました。
頭部は衣服を付けていないので、マスクを付けている口元以外は普段露
出しています。
頭部はウイルスが一番付着しやすい場所なのです。
着替え
施設到着後、衣服を着替えます。
着替えができない施設では、感染防止ガウンを付けて作業を実施してい
ました。
会社ではそんなことはしないと思いますが、身近で感染の情報を聞いた
場合はビニール製のガウンを付けて仕事をすることも有効かと思います。
(筆者は服が汚れないので結構気に入っていました)
帰宅後は、コートや上着はできる限り部屋の中に持ち込まないようにし
ていました。
玄関に洋服用の簡易ハンガーを設置し、コートと上着はそこで脱いで、
ズボンも脱いだ後そのまま洗濯機へ入れていました。
筆者の場合は、帰宅後すぐに入浴し、着替えた衣服はすぐに洗濯するよ
うにしていました。
できる限る飲食する場所には外部環境に晒されたものは持ち込まない。
これが重要です。
我慢や辛抱ももう少しで終わりたいものです
家の中
筆者の場合、施設での作業時は殆ど単身でしたが、家族と一緒の場合は
家の中でも全員マスク着用で、食事は全員自室でとるようにしています。
ですから、食卓で食事をする人間は誰もいません。
※ちょっと異常と思われるかもしれませんが、我が家では調理時間も分
けて個々で調理しています。
当然、使う食器、はし、まな板、包丁も別々です。
共用部の清掃
施設では清掃担当が決まっていて、共用部である手摺、エレベータのボ
タン、ドアのノブ等は定期的に清掃を実施しています。
家や会社でも話し合って担当を決めて守ることはとても大事なことです。
施設ではここ迄やっても感染事例が後を絶ちません。
クラスターが発生する理由は、殆どが職員の油断が原因です。
・特定の職員が感染対策を徹底できていなかった。
・医師や看護師の判断が甘かった。
・外部の人間が規則を破り入館していた。
等々人間の判断ミスやエラーによって発生しています。
命を守るために一番大事なことは、油断しないということなのです。
コロナとの闘いも長期戦になっており、疲れも出てくる頃ですが油断す
ると負けます。
負けると健康も害しますし、感染しなくとも後始末や感染者のフォロー
で大変な目に合うことになります。
ここでもう一度「ふんどしを締め直して」頑張りましょう!
これからもこんな真面目腐った、面白くもない記事にお付き合い頂く為
にも是非ご参考にしてご自身とご家族の命を守ってください。
今回は少しおせっかいのような気もしたのですが、筆者の経験が何かの
お役に立てば幸いです。
ありがとうございました。